イーハン殿下のビルドゥングスロマン-2-

  • 2017.03.04 Saturday
  • 23:05
『精霊の守り人』バルサパートもいよいよクライマックス!(残り二週はチャグム視点の『天と地の守り人』なので。)
イーハン殿下主体で観ると、この回のポイントはこれに尽きる↓

ロタ王国という南部と北部の分断を抱える国で
突如、難しい国政の舵取りを任されて
しかし、人望はまだない。
そういう男が、
自分が良いと思っていることを実現できる圧倒的な権力」を
目の前にぶら下げられたとき
どうするか。
禁断の恋と王権

これは為政者なら喉から手が出るほど欲しいもの。
ただ悪に支配された為政者であれば、その行為が悪だと単純に割り切れるけど、イーハンのように虐げられた民族を思いやれる優しさを持つ為政者ならば、それは許される。と、少なくともシハナは思っている。
そして、誘惑の果実をぶらさげたイヴの如きシハナの話に、恐らくイーハン自身も一瞬グラッと来たはず。
何故なら今のロタ王国は、国内に民族差別があるだけではなく、貧困と飢えに苦しむ北部と、強大な力を持つ領主が治める豊かな南部が対立し、かろうじてまとめ上げていた偉大なる王が崩御、さらにタルシュ帝国の牙が向くという混乱必至の状態だから。

原作では、建国ノ儀の段階ではまだヨーサム王は存命で、この時は外交で国を留守にしているだけだったところを、ドラマでは死期を早めてくれちゃったおかげで、イーハン殿下の苦悩が増し増しですわ。
イーハン殿下のことだから、アスラのタルハマヤとしての力を使うとしたら、まずは自分を排斥しようとする南部の領主を消して、タルの民族を解放して、ついでにタルシュの兵が攻めてきたら全滅させる、とロタ王国にとっていいこと尽くしなことにしかならないはず。
それでもイーハンはその誘惑を退ける。
たとえ正義だと信じていても
絶大なる力で他を押さえつけるようなやり方では
また同じ過ちを繰り返すだけのことだ
ここがイーハン殿下の真骨頂。
新ヨゴのチャグムやタルシュのラウルのようにハデな動きのない王族だけど、間違いなく彼もファンタジー文学の英雄なのだ。
ちなみにアスラの力=『指輪物語』の一つの指輪に当てはめてみたら、まさしく同じような葛藤を経て、力を手にしたが故に闇落ちしたのがこちらの方です↓


ドラマでは、結局「カミサマ」にはならないと決断をしたアスラ(毒親との決別ともとれる)がどうなったかに集約されてしまって、あの建国ノ儀の混乱をどう収拾したのか棚上げされた感があり、ロタ王国の行く末が気になります。
あ、何かサラッと流されがちだけど、アスラが「嫌だ」って思った根底には、直前のイーハン殿下のお言葉↓

が効いてるんじゃないかと勘繰るほどにはイーハン殿下(と中の人)ファンですが何か(笑)。


ああ美しい…

ガイドブックによると
目の前の出来事を見届けたイーハンは、「ロタ王国は生まれ変わる!」と宣言する。(P.29)
とあるので、そこら辺を次回か最終回には見せろください、NHK様。

彼と彼女と彼女が同級生

  • 2017.02.27 Monday
  • 23:20
全国の虎ノ介ファンの皆様、底抜けにお待たせいたしましたがな!
本日、月曜名作劇場「刑事夫婦3」にめでたくも虎ノ介ご出演なり〜。
ああ、よかった。2017年がようやくスタートしたわ。

明けましておめでとうううううううっ!(笑)


↑すごいわ、二サスの四番手!
警視庁捜査一課のエリート女刑事・加賀美涼子(鈴木砂羽)はある日、高校の同窓会に出席。そこで同級生だった麻美(葉月里緒奈)と24年ぶりに再会する。外科医となっていた麻美と昔話に花を咲かせていたが、そこに涼子の夫で城南署の刑事・太郎(石黒賢)と部下の亀田(迫田孝也)が現れる。強盗犯が同級生を装って会場に逃げ込んでいたのだ。涼子の咄嗟の行動で被疑者は逮捕され、大事にはならず会場は再び和やかな雰囲気に戻った。そこへ、高校時代野球部のエースで涼子たちの憧れだった神谷祐介(加藤虎ノ介)が入口に姿を現した。投資コンサルタントをやっているという神谷は、涼子が会場内へ促すも麻美から差し出された封筒を受け取るとすぐに去ってしまった。

翌朝、涼子が太郎に高校時代の麻美や祐介のことを話していると、太郎に窃盗事件の連絡が、その直後には涼子に殺人事件の連絡が入る。事件現場である公園にやってきた涼子は部下の美香(星野真里)から階段上へと誘導され、オーロラホテル社長の白井美禰子(大沢逸美)の遺体と対面する。美禰子はホテル業界の革命児・やり手女社長と話題になっていた有名人だ。彼女の携帯電話の着信履歴を調べてみると、最後の着信に元夫で有名小説家の漆原謙三(清水綋治)の名前が。涼子と美香は早速漆原邸を訪れて話を聞くが、早々に追い返される。帰り際、涼子は、玄関に医療用の杖があるのを見つける。捜査一課ではアリバイがなく動機も十分であることから漆原が最重要人物と睨むが、涼子はどこかひっかかる。自宅にいても気になる涼子は、寝ている太郎を起こして一緒に現場を訪れることに。現場を歩き回るうちに涼子は気づく。杖をつかなければ歩けないほど足の悪い漆原が、階段を上がらなければいけない場所に人を呼び出すはずがないと。犯人は別の人物の可能性が高いと確信する涼子と太郎。
その後、涼子と美香は右腕として白井社長を支えてきた唐木田(新井康弘)に話を聞くためオーロラホテルを訪ねる。社長室を調べていると、引き出しの中から涼子の同級生・神谷の名刺が出てくる。すぐに名刺の電話番号に連絡してみるが、現在は使われていないというアナウンスが。しかし、この番号から白井社長の携帯に電話をかけていることも判明。殺人事件の容疑者の一人として浮上した神谷。信じたくない涼子だったが…。
一方、太郎が担当している窃盗事件を調べていくと、前科のある熊田(森下能幸)という男が容疑者として浮上した。熊田は、しばらく自宅には戻っていないようだったが、最近は羽振りが良く派手に遊んでいるとのことだった。同じく、涼子が事件を調べ進めていくと、白井社長殺人事件に太郎が追っている容疑者の熊田が関わっている可能性が出てきた。
そんな時、涼子たちの元に、熊田が遺体で発見されたという知らせが入った。


えっと、ちょっと待って。
砂羽さんと里緒奈と虎ノ介が同い年な設定なの?
鈴木砂羽:1972年
葉月里緒奈:1975年
虎ノ介:1974年
あら、そんなに年齢差なかったのね。
なんかさ、砂羽さんも里緒奈もベテラン女優だから「同級生」って感じに見えなくてさ(笑)。ごめんね、虎ノ介。
ちなみに石川先生石黒賢氏は1966年生まれ。相変わらず若いな〜。

ま、序盤は「ほんわかほのぼの」(@太郎君)で和気藹々でしたが、虎ノ介演じる神谷君の肩書が「投資コンサルタント」って出て来た時点で、確信しましたね。「キミ、犯人だよね?」
だって過去にもその手のインテリ職業でいろんなドラマに出演してたけど、たいてい漏れなく犯人だったもの(笑)。
で、今度は何?恐喝?強請り?たかり?え?詐欺なの?
なんだちっちぇ〜…殺意のないアクシデント的な殺しでしたか…。
その上、お勤め終えたら里緒奈が待ってるとか、そもそも野球部エースで砂羽さんにも里緒奈にもモテモテとか、なんちゅうおいそしーな役やねん。
セリフも多いし、アップもたくさん。しかも今日はたいそう美形でおました…。




こんなん見たら惚れてまうやろー!←もう10年前から惚れてますがな
てか、このドラマ撮影時期、いつよ。蝉の声がめっちゃやかましかったぞ。

月曜から多大なる萌えを大変有難うございました<(_ _)>
で、αさん、舞台のお知らせマダァ-?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン

イーハン殿下のビルドゥングスロマン

  • 2017.02.11 Saturday
  • 23:35
まぁ、『精霊の守り人』に限らず、長編小説は基本「ビルドゥングスロマン(主人公の成長物語)」なわけですが。

シーズン2、「悲しき破壊神」が始まって早や、第四回。今日は「イーハン殿下回」(と言ってもよろしかろう)。
もうさ、わたしは第2シーズンのキャスティング発表から、その間他のどんなドラマにおディーンが出演してても、ずーっと一番に楽しみにしてたのはこのドラマのこの役だったわけよ。
そして期待を裏切らない(いやむしろ期待以上の)出来栄えに待った甲斐があったわ、と。
だって、最初に原作読んだときには、この長い大河小説の中で十把一絡げの脇役に過ぎなかったキャラですよ。
そもそも全体の流れからしてもイーハン殿下(とトリーシア)の話って、番宣含めてドラマでここまでクローズアップされるほどのもんじゃないと思ってたんですよね。
ま、NHK的に、「ディーン・フジオカ」を前に出して視聴率上げたい!というキモチが見え隠れするのがなんだかな〜と思わんでもないが。
そして、そこにまんまと引っかかってる自分が若干イヤなんだが!(笑)

でも、原作者も
この新シーズン
イーハンの見え方次第で、伝わるものが変わりそうです。(「――禁断の恋と王権
って言ってるし、なにより中の人が
イーハンに焦点を当ててこのドラマを見ると…ひとりの男がリーダーになっていく、成長物語ですよね。(「偉大な兄を持つ、心優しい男の成長物語
って言ってるから、イーハン殿下に焦点を当てて観るっつーのもアリですよ、大アリ!
そうじゃなければ、わざわざ原作よりもずっと弱さや自信のなさを前面に出してきてるイーハン殿下の意味がない。

で、初回から延々引っ張ってきた「身分ある男と村娘の世を偲ぶ恋物語」(←超『ジゼル』っぽい)がようやく明かされたわけですが。

↑いいですね!このシーン。
NHKとして、「大河ファンタジー」として、できうる限り精いっぱいの性愛表現の暗喩になってて(笑)。
ただそれ以上にわたしが前のめりになったのは、この「タルの民族の象徴」である赤い染料に、まずイーハンが目に留めて、手を伸ばし、自らの手で自らに塗り付けてるってことです。

美男美女だからボーっと見惚れて終わっちゃうシーンですが、これ、征服者たる王家の人間が、被征服者である民族の風習を採り入れようとしてるんですよ。
初回にあったように、他国の一般市民ですら「シャットイ」と蔑むタルの民の文化を、王位継承第一位の王弟が「自ら望んで」その身に付けようとしている…。
これって、トリーシアが禁忌を犯して祭儀場に立ち入ったこと以上に、ものすんごいタブーの壁を乗り越えたってことじゃないですか。まさに革命的。
そら、為政者の兄としては引き裂くわー。


ちなみに原作ではロタ王兄弟は二人とも妻子持ちですが、ヨーサム王には姫しかいないので、王位は弟一家に継承されるのです(まるでどっかの国の皇族みたいだ)。
…ってことをどっかで入れた方が良かったんじゃないのかねぇ。子孫を残すのは王族としての務めだろうし、新ヨゴだってカンバルだってタルシュだってどこも、王位継承が兄弟・親子間の諍いの発端なんだからさぁ。
まぁ、そういう骨肉の争いとは無縁のロタ王兄弟だってことはこれまでの流れで十分わかるんだけどね。
幼い頃から互いに支え合って生きてきたことを感じさせる
とても良いシーンがあって
私はそのシーンが大好きなんです。(「ディーンさんの即興」)
父王崩御の時、イーハンはまだ子どもだったんだよねぇ…(兄弟の年齢差は確か9つ)。


↑めったに見れないイーハン殿下の笑顔笑顔♪
この笑顔を見れば、幼い弟を慈しみ、見守ってきた兄と、そんな偉大な兄を敬愛して補佐してきた弟の関係が分かります←ブロマンス好きにはたまらない設定w


↑兄上、近い近い!


↑兄上が死んで泣いちゃってるし

次回、次々回はイーハン殿下の出番はないか、あっても少しだと思うんだけど、最大の見せ場がその後来るので、それまではタルシュの高杉晋作ラウル王子か、村岡印刷ヒュウゴの筋肉美で目の保養を…(笑)
今はまだ、偉大な兄の後継者としての自信がないプリンスが、何でも思い通りになる力を目の前にしたとき、手に入れるのか、それとも遠ざけるのか…。そんな葛藤を経て、「優しさに自信を持」ったキングになっていくという「成長譚」が、第七回くらいにきっとあるから!(笑)

…って、中の人は四人きょうだいの長子なのに、五代様(史実)といい黒沢主任といい、弟ポジが板に付いてるのは何故だろう(笑)。

悪役俳優第二ステージ

  • 2016.11.26 Saturday
  • 23:55
…に突入した感のある、昨日今日の虎ノ介である。
本日の虎ノ介in土ワイ↓

仕立ての良いスーツとオールバック、そしてシュッとした顔立ち…。

全国の虎ノ介ファンの皆様!
わたくしたちが愛した後期四草兄さん(@ちりとてちん)時代の虎ノ介が戻って来ましたですよ!(笑)

あんまり美しいから、アップをもひとつ↓


くーっ!

あ、それはカビラ弟の決め台詞…。
そうなんです。本日の土ワイは『ちりとてちん』キャストが三人も!

↑キャプ画の選択に他意はない


↑何度も言うが、他意はない


鞍馬会長、何着てはるんですか...カワユス
新ヤメ検の女2
葵あかね(賀来千香子)は、検察庁を辞めて弁護士に転身したヤメ検。利益を求めず国選弁護を専門に引き受ける、一本気で志の高い女性だ。あかねをサポートするのは元ヤンキーの矢吹真緒(雛形あきこ)。大家の奥本健三(竜雷太)もちょくちょく顔を出しては、あかねたちの世話を焼いている。
今回、あかねが弁護を引き受けるのは誘拐事件の容疑者、平川清(升毅)。通称『萩原ファンド』を経営するカリスマ投資家(加藤虎ノ介)の息子、萩原春斗を誘拐し身代金1億円を要求したが、春斗が急病を発症したため自ら救急車を呼び、その場で現行犯逮捕されていた。
接見したあかねは平川が足を引きずっていることと、弁護よりも春斗の容態を心配している平川の様子が気になる。事件の担当検事はあかねと司法修習同期生の剣崎十志男(川平慈英)。人を不快にさせるほど口数が多く常にマイペースな剣崎とは、なるべく関わりたくないというのがあかねの本心だが、剣崎はそんなことにはお構いなしで…。

ああ、虎ノ介ったら、元いた劇団の主宰者(の娘)に対して何ということを!←混ぜるなw
つっても、虎ノ介(の役)はその手を汚して殺人を犯したり、升さん(の役)を陥れたというわけではなかったのですが、インサイダー取引以外にも結果的に見れば、殺人教唆やDVなど要するに知的エリート系のクズでした(←結局はそれな)。
抑制した発声と目線一つで物語る芝居がゾクゾクさせてくれますね。
あと、個人的にこの左目が半眼なのが大好物なんで、テレ朝さん、超あざっす↓


ようやくここにきて、制作側もただのチンピラじゃなくてワケあり、ヤバ系、見せ場多しの悪役に起用し甲斐があるって気付いてくれたような…。
升さんと同じ場面での共演シーンがなかったのは残念ですが、またいずれどこかで見せてくれることを期待しよう。
虎ノ介の奥さん且つ升さんの娘役に遊井亮子嬢って、なんか以前にも二サスで虎ノ介と共演してたような…。いつの間にか薄幸女優になっちゃったねぇ。
てか、エリートの父親ばかりか、母親もおじいちゃんも塀の中に入っちゃって、病みあがりの春斗君の今後が心配です←誰かフォローしろよ
そして、『IQ246』に引き続き、今日も大して死ぬ理由がないのに死んでしまった今野浩喜氏であった。合掌。

おめぇさん、親を恨んじゃいけねぇよ…

  • 2016.11.25 Friday
  • 22:14
そんなろくでもない親父のことなんかさっさと忘れて、おめぇ自身の人生を生きるこったね。
きっとおめぇの死んだおっかさんも、そう思ってるに違えねぇよ…

…と、わたしが信兵衛なら、大店の妾の子(←どっかで聞いたことあるキャラ設定)に言ってやるんだが。
そんなわけで、全国の虎ノ介ファンの皆々様!虎ノ介がBS時代劇に帰ってきましたよ!
子連れ信兵衛2

↑この子役ちゃん、ブサ可愛いなぁ…

毎週、『美の壺』からの流れで父が観てる番組ですが、わたしはまともに観るのは、今日が初めてです。
そんな初心者でも何となくこれまでの流れが分かっちゃうのが、時代劇且つ一話完結の良い所。
あれ?高橋克典、太った恰幅がよくなった?つーか、サラリーマン金太郎ももう51歳なのかっ!(驚愕)
おぶん(小島梨里杏)の両親の墓参りに同行した信兵衛(高橋克典)。毎年見知らぬ人がお参りしてくれているのだと聞くが、墓地で若い男を見かけて意外に思う。一方、同心の榎戸(宮田俊哉)は酒問屋に入った強盗の捜査をしている。信兵衛は墓参りで見かけた男が、賊の一味・捨五郎(金井勇太)だと見抜く。しかし捨五郎が逃げ込んだはずの家に住む、老婆・おつね(中村玉緒)は否定する。おぶんの両親が亡くなった火事のことを聞いた信兵衛。実はおぶんの祖父・重助(左とん平)とおつねには、つながりがあった…

母も一緒に観ていたのですが、最初に盗みをしでかした捨五郎に即座に反応して「あれ?あれが虎ノ介なの?」
ふっふっふ、お母様よ。わたしくらいの虎ノ介ファンになると、暗がりの中の顔より声で判別できるのですよ。
その後のハスキーヴォイスが、虎ノ介演じる兄ぃこと彦蔵(年齢不詳)ですわいな。
ところがヤツは、捨五郎に約束の半金を渡すことなく、中盤画面からいなくなり、思わず「出オチ」を疑うあちきでありんした←(誰?)
その後、飲み屋の姐さんと色っぽく飲んでるシーンでようやく再登場。
ねえねえ、ちょっと!この荒ぶることなく、かといってカタギでもない、裏の世界を知り尽くしたちょっとカゲある色男役、恐ろしく似合ってませんか?(わたしのPCってば、BSプレミアムをキャッチしないので、キャプれなくてすんません)
そうなのよ!

虎ノ介は時代劇のヅラと衣装がめっちゃ似合うんだってばよ!

ああいう昭和顔で今くらいの年齢になっちゃうと、連ドラでも二サスでも犯人か刑事かの二択しかないんだよね。でも時代劇なら、まだ設定に自由の利く役で許されるっていうか…。
あ、今回の時代劇も悪役でしたけどね!

さて、今宵のドラマのもう一つのストーリーの軸である、さがみ典礼左とんぺいの孫娘と中村玉緒様が偶然とドラマ上の作為により出会ってしまう呼び水となって登場。
ここで、お約束通り、信兵衛にやっつけられてお縄になっちまったわけですが、ヤツのやったことは確かに悪いことですが、ドケチ美濃屋の自業自得に免じての情状酌量、おねげぇしますよ、お役人様…。

おまけ
『Mステ』とかぶってて、見逃した方、再放送は11月27日(日)午後6時45分からBSプレミアムですよ!

殺人はティアレの匂い

  • 2016.11.12 Saturday
  • 23:00

タヒチの国花。花言葉は「私はとても幸せです」

『夏目漱石の妻』に引き続き、NHK土曜ドラマに虎ノ介、祝・ご出演!
スニッファー 嗅覚捜査官
原作「The Sniffer」は、2013年にウクライナで制作された、世界的な大ヒットドラマ。ロシアでは過去5年のドラマの中でNo.1視聴率を獲得し、海外テレビドラマ祭で数々の賞を受賞。すでに60か国以上が放映権を取得、世界に先駆け日本でリメイクされる―!

いやむしろオリジナルを見せてくれ…と思ったことはここだけの話。
天才的な嗅覚を持つ男に顔の濃い阿部ちゃん。そして彼のお守役には、芝居の濃い香川照之…って、なんだ『坂の上の雲』の好古兄さんとノボさんじゃないか。
どーせならモックンも呼んでくれたらコンプリートだったのに←何のだ
てか、超人的な能力といい、警察のお目付け役といい、なんだか日曜夜九時の天才貴族の話とかぶるんですが…(笑)

さて、今夜の虎ノ介↓


だ、誰?

このビジュアルじゃ、ファン以外、虎ノ介だと気付かないだろうな〜(涙)。
彼は真愛教団の幹部No.8(この立ち位置が何ともビミョー)。彼より上層の幹部に、梶原善とか水橋研二とか、二時間ドラマの犯人候補だらけなので、ラストで暴かれる真犯人はオマエか!という意外性としてはぴったりのキャスティングだったかも。
でも虎ノ介ファンなら、多分最初から怪しんでたよね〜。だって、制作統括が『平清盛』の磯Pだもの。それなりの見せ場を用意してくれるに違いない。
例えば、証拠物件(インスリン注射の跡)を押さえられて、観念したようなこの表情↓

既に何件も殺人を重ね、愛する女までも手に掛けた後の、もうどうでもいいという空しさ…。
良い芝居でした。

さて、次の虎ノ介のお仕事は…
11月26日(土) 21:00〜23:06
土曜ワイド劇場『新ヤメ検の女2
升さんと共演〜♪

全方位収束無問題

  • 2016.11.08 Tuesday
  • 23:55
半年ってあっという間ですねー。とうとう最終回がやって来ました。




全く期待しないで観始めた割に、終盤ドハマリしちゃったよ…。恐るべし、台湾ラブコメ〜


↑うあー1年前、ここに行った〜

演技と演出がクドかったり、タルかったり、ダサかったりするとこもあるんだけども、ストーリーの動かし方とキャラ設定はホント神。やっぱどんなに陳腐でも「王道路線」って、ラブコメの基本というか重要よね。
特にこのドラマに関しちゃ、どんなに「イケメンでお金持ちで性格もいい幼なじみ(=ジェイ)」が求婚してくれようとも、ヒロインが選ぶのは「口が悪くて皮肉屋なツンデレイケメン(=タム)」なんだなって、もう第一回から読めてるのに、全21回の長丁場、ぐいぐい視聴者を引き付ける。ある意味、そんな押しの強さが台湾ラブコメなんだなぁ。

勿論、わたしは8年前のディーン・フジオカ見たさで観てたわけですが、恐らく大多数の視聴者同様、タムを演じるウィルバー・パンのかっこよさがイヤでも目に入ってくる。ていうか、そういう風にドラマができてる。
でも、やっぱり「ジェイありき」で観始めたので、主役二人に感情移入できなくて…(わたしはね)。
大体、ハナって最初からそんなにジェイのことが好きじゃなかったじゃん。お金持ちの幼なじみがイケメンになって戻って来たから、何か雰囲気で流されて付き合ってます〜的な感じだったじゃん。しかも、タムに惹かれているって自覚してからも、ジェイのこと、はっきり拒絶しなかったよね〜etcetc.
…というモヤモヤが常に根底にあったので、いついかなるときも「ハナが好きだー」と自分にも周りにも言い聞かせて歩いてるようなジェイが、ピュアを通り越しておバカで、そんなところがまた可愛いんだよコノヤロウ。

↑ピンクも似合う若ディーン

最終回はおまけって感じで、クライマックスはやっぱりひとつ前の回。
ようやくどんなに頑張ってもハナを振り向かせられないことに気付いたジェイの選択に泣かされたわー。まさかその後すぐご都合主義的にエミとくっつくとは思いませんでしたが(笑)。
空港で間に合ったハナと会って、流されてドイツ行きをやめるのかタム?と思ったら、しっかり契約通りドイツへ行って早二年…という現実的なシビアさは結構好きでした。
時々、そういう甘くない展開持ってくるから侮れないんだよ、このドラマ。


↑ハナじゃないレイニーちゃん、かわいいなぁ

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師匠とB子と四草と-Part2-

  • 2016.10.15 Saturday
  • 23:53
先月末から「プチ祭り」で忙しい全国の虎ノ介ファンの皆様、こんばんは。
今夜は、土ワイで『おみやさんスペシャル2』!

そーのーまーえーに!
ぎゃー『夏目漱石の妻』最終回とかぶってるううう!…ということで、どっちに出てもいいように、近々に再放送のあるNHKをリアタイで、土ワイを録画したのですが。
ノボさん、先週に引き続き出演なし!

つ・ま・り。ノボさんたら、視聴者に知られることなく死亡確定…orz
ちょっと信じられます?
漱石と子規っつったら切っても切れない縁があるっつーのに、子規の最期すっ飛ばすとか(いくら主人公が「漱石の妻」とはいえ)ありえないんですけどー。
結局二回だけの出番か…ちっ!

えー、気を取り直して。
ちょっとちょっとー!
制作側もようやくニーズをくみ取ってくれたのか、半年前の『おみやさん』より貫地谷さんと虎ノ介のツーショ、多いじゃーん!

↑長生きはするものね…。まさかこんなシーンが見られる日が来ようとは…←むせび泣いてる


↑コンビ結成の瞬間?
ヒロインより「御指名」いただきましたー!


↑安定の徒然亭末っ子コンビ

それにしても、前回は捜査一課の中でも「下っ端」+「可愛げ」があったのに、髪型のせいもあって何この若干ヤ〇ザ風…↓

ひとりだけノーネクタイとかどんだけ「自由業」な凄味利かせとんねん。
てか、虎ノ介、色白い…(知ってたけど)。
わたし、このドラマの横溝くん(←虎ノ介の役名)、結構好きなんですよ。
ひとりだけめっちゃナチュラルな関西弁で、ボソッとつぶやくセリフが多くて、激昂してなくて、どことなく四草を思い出させてくれるから。
捜査陣のone of themではあるけれど、今回はセリフも多くて、ヒロインとの絡みも多くてうれしかった―。
セリフを言う前の間とか、横溝君にカメラの焦点が合う前からの仕草とか、目線の遣り方とか本当に細かく演技してて、ここ最近では虎ノ介の虎ノ介らしさが生かされた出演作だったように思います。
またこのシリーズで観たいので、どうか、師匠、カムバックー!

虎ノ介、来週お誕生日ですね。どうしてもこの時期は、朝ドラ人気の余波で美味しいポジションの役だった『SCANDAL』を思い出さずにいられない。
次のお仕事あるのかしらー←余計なお世話


あ、肝心のドラマの内容は、いろんな殺人事件があったけど、12年前の資産家殺しと、現在の振り込め詐欺の番頭殺しの点と点が線になり、真犯人は『マッサン』の家主さんでした。185僂△襪ら迫力あるわー。
ちなみに『精霊の守り人』にも目立つ役で出てらっしゃる。
彼がかばった、というか、恩義を感じた女性の息子役で、清盛のh少年時代を演じたまえだまえだの弟君が出てましたね。おっきくなったなぁ…。
二サスにしては、ちょっぴりほろ苦いいい感じの話でした。

ちなみに、お母さん役の加藤貴子さんのblogに虎ノ介がー!

声のお仕事

  • 2016.10.08 Saturday
  • 23:56
【悲報】
土曜ドラマ『夏目漱石の妻』にてノボさんこと、正岡子規役で出演中の加藤虎ノ介氏、本日第三回の出番なし
がっかりだよ!@ドラマ『SCANDAL』にて共演していた故桜塚やっくん

いやしかし。
竹中直人は凄いですね。人のいい仮面をかぶった「地の果てまでも憑いて行く」的な死神が夏目家にたかりに来てたかと思ったら、オノマチにガツンガツン言われて、その仮面が剥がれて萎れていく様が圧巻でした。
なんかもう息するのも忘れるくらいの舞台観てるみたいで、超疲れた。
何でこの題材で朝ドラやらんのかね、AKは。そしたら虎ノ介を3〜4カ月は観られるのに!

で、えーとなんだっけ。あ、そうそう、今日はドラマ出演はなかったんだけど、声の出演があったのでした。
FMシアター『遥かなり、ニュータウン』
奥田瑛二×加藤虎ノ介 団塊世代の父と子を演じる
【あらすじ】
愛知県の高蔵寺ニュータウン…高度成長期、たくさんの希望に満ちた若い夫婦たちがこの街にやってきた。彼らは子どもを生み育て、成長した子どもたちはニュータウンを巣立ち、戻らなかった…亡き母の七回忌を機に久しぶりに父と暮らすことになった息子。久しぶりの実家はちょっとしたゴミ屋敷になっていた。時の流れに取り残されたニュータウンの一角で、団塊世代の父と団塊Jr.の息子とのぎこちない生活がはじまる…

個人的に大好きです、虎ノ介の声のお仕事(さすが80年代に既に声優ファンやってただけあって声フェチ)。

↑おおおおおお。ちょっと!これ、超いい雰囲気じゃね?
【奥田瑛二×加藤虎ノ介】ってこの字面の並びで既に萌えてます。
いっそこのまま実写ドラマ化してくれって話ですよ。
なんなら舞台化してくれても構わなくってよ(わたしは)。
ていうか。演出がなんていうのかなぁ、めっちゃ舞台っぽかったんですよね。同じセリフをキャストが次々リレー形式で受け継いで、発展させていくみたいな?
うーん…あ、ほら、卒業式で

「楽しかった」

「運動会!」


みたいなああいう感じ?(そうか?)

虎ノ介の役は、5年前に会社がつぶれて、ハケンで食いつないで、それも終わってしまって、どうしようもなくて実家に帰って来た42歳独身。
彼が起点となって話が進んでいく形で、受け止めるのは淡々と暮らしているお父さんなんだけど、この組み合わせがバツグンに良いのです。
ちょっと先走りしがちでモヤモヤしている若くもないし老いてもいない息子を、滑舌もよくいい声でパキパキお芝居している虎ノ介と、達観しつつ見守りつつ来し方を振り返る70前の父親を演じるベテラン奥田瑛二。
特に後半、お父さんがコロッと死んでしまうのだけど、ここからの「一人残された一人っ子」って設定が、リアル虎ノ介とかぶってさぁ。そういや、彼もお父さんを早くに亡くしてるんだよね…。取り立てて騒ぐでもなし、号泣するでもなし、でも静かに悼む、そして日常を生きていくっていうラストあたりの居住まいが良かったなぁ。


αエージェンシーに移籍してからの彼の出演舞台は全部観てるんですが、奥田瑛二級の年代のベテランとガッツリ組んだ舞台はなかったんですよね。
できるなら、次の舞台はこういう感じのが観たいんだけどなぁ…。
ムリですかねぇ、αさん。

つーか、ほんま来年こそは舞台出演、頼むわー。

Born to Make History

  • 2016.10.06 Thursday
  • 21:58
旬の芸能人のファンやってると、とんでもない瞬間に立ち会うことになるんだなぁ…。
ディーン・フジオカさんがアニメ『ユーリ!!! on ICE』のOPテーマを担当。楽曲を聴ける最新映像が公開






そりゃ8月のイベント時点で、年末のライヴに向けて新曲作ってるだろうとは思ってたけどさ、まさかアニメの主題歌を担当することになるとは思いませんでしたよ…。
ホントに存在そのものがびっくりぽん!
ていうか、最初につべで聴いたとき、ファンの贔屓目さっぴいても超いい曲じゃん!って思ったから、ファンじゃないKuroi様に迷惑顧みず無理やり聞かせちゃったよ、ごめんね(笑)
三拍子のメロディがめっちゃスケーティングに合ってるし、オケ編成とバックコーラスが壮大で美しいし、今まで聴いてきた曲よりずっとのびやかに歌ってるとこも前向きな気分になれる。

歌詞もね"dancing on the blades"とかちゃんとフィギュアを連想させるし、"We'll make it happen, we'll turn it around"なんか、まさに今現役スケーターたちのことだし、そうだよね〜トップスケーターの選ばれし者は皆、"born to make history"だよねーとか思ってたら、
この曲『History Maker』は、勇気を持って日々限界に挑戦するあなたに捧げる応援歌です。 厳しい競争の中でチャレンジし続けるアスリートの方々はもちろん、それぞれの立場で新しい歴史の1ページを作る挑戦をしている方々への応援歌です。
とかって、なんかもう嬉しくなっちゃうよね。


つーわけで、本邦初のフィギュアスケートアニメ、『ユーリ!!! on ICE』。
わぁ、すごい。アニメなのに実写並みの協力体制。振付、まさかのミヤケン…。
あとOP見てたら、みどりとじゅんじゅん世代には懐かしい横谷花絵ちゃんのお名前もありました!
ていうか、OPの歌とスケーティングの恐ろしいまでのシンクロ率…!
誰か、エキシビでこの曲使ってくれないかしら。

ストーリーは、主人公のメンタルボロボロの勇利がGPファイナルでボロ負けして、故郷にボロボロになって帰還、というアニメの主人公としてどうなのよ?的な幕開けでしたが、憧れのヴィクトル・ニキフォロフのプログラムの完コピが動画流出になって、それを観た本人が勇利のコーチを買って出るという怒涛の第一回。
油断すると太るって、現役時の本〇武〇かよ!
つーか、実況:加藤アナ/解説:本田武史って、何そのテレ朝全力バックアップ的なキャスティング(笑)
作画凝ってるなぁ。夜景とか雪景色とか美しいわぁ。リンクのスポンサー広告看板までバッチリだぜ。
スケーティングもアニメなのに(アニメだからか?)ツルスケじゃん。

それにしても、フィギュアアニメの主人公が女子選手じゃなくて、ヘタレな男子選手ってとこに時代を感じますね。
わたしは、カルガリー五輪シーズンにフィギュアファンになったんだけど、当時男子選手になんかどんなマスコミも食い付いてなかったぞ?
唯一『Sports Eye』って雑誌が申し訳程度に海外選手の写真を載っけてくれて、それを切り取って眺めるしかなかった時代を思い出して、今むせび泣いております。ま、最近はさすがに飽きて、ファン降りたけど。

つーか、つべのコメントが既に英語とキリル文字であふれてるのは何故なんだぜ?
『キャプテン翼』を観てサッカー選手が、
『スラムダンク』を観てバスケ選手が育って行ったように、
『ユーリ!!! on ICE』を観てスケーターが育ってくれたらいいのにな…って

深夜2:21〜って、どこの少年が観るんじゃい!

ああ、そうか。久保ミツロウ渾身のヴィクトルのプリケツを放送するにはこの時間枠じゃないとダメってことなのね(笑)。
ちなみにOP製作の発注したのもイケメン好きの久保さんです。



いいなぁ、公私混同(笑)

FYI:“History Maker”

10/7(金)〜 iTunes他サイトにて配信開始!


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