三代目徒然なるままボヤッキーニッキー

江戸VS上方
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    2017年夏の落語会・第三弾!

    …今日も雨の為、浴衣着用は家族の判断により中止となりました。ちっ!
    この日の為に、こないだAYO様に見立ててもらいながら、浴衣新調したのにーっ!

    やさぐれながら向かった先は、馴染の横浜にぎわい座。本日は、「江戸落語 上方落語 聴き比べの回<上方編>」


    …っても、7月1日にあった「江戸編」には行ってませんがね(笑)。


    「両方行った人」が傍目にも分る少なさで、「聴き比べの意味のない企画ですね」と、三喬さんにツッコまれたし。
    本日の番組

    開口一番(林家 愛染):「動物園」
    笑福亭 べ瓶:「いらち俥」⇔「反対車」
    笑福亭 三喬:「蛇含草」⇔「そば清」
    - 仲 入 -
    桂 米左:「骨釣り」⇔「野ざらし」
    桂 塩鯛:「百人坊主」⇔「大山詣り」

    愛染さん、「あいぞめ」とか「あいぜんとかいろいろ間違われるそうですが、「あいそめ」さんなのね。
    「今日、この場ではっきりさせましょう!」と言い切ってからの「どっちゃでもええです」(笑)。
    「迷ったら、ラブリンて呼んでください」…いや、それ、紀香のダンナやろ。
    「動物園」のサゲで、ライオンが園長(木村さん)だったのって、初めて聞いたなー。マイクの前ですごむところが声が響いておもろかった。

    べ瓶さん、「うちの師匠、あんまり知ってはる方は東京の方じゃいらっしゃらないんじゃないかと思うんですけど、鶴瓶です」
    鶴瓶師匠以上に名ぁの知れてる上方の噺家、いるんかーい!
    鶴瓶師匠のお弟子さんの何人かは東京在住で、べ瓶さんも新宿にお住まいだとか。いいなあ、アタシも「新宿区民」を名乗ってみたいわあああ。
    東京のお客は噺を聴く態勢で聞いてくれるけど、大阪は「笑かしてみ」という態度でなんだそうです。ハードル高ぇ…。
    でも確かに繁盛亭に行くと、ものすっごい熱気を感じますね。ハコが小さいのもあるけど、客全体の一体感と期待感がハンパなかったです。
    「いらち俥」は、上方も江戸も聴いたことがあるんだけど、今日のサゲ
    「お前は電車も轢くんかい!」
    「車も引いております」
    って、初めて聴きました。あと、ジャンプして座布団の上を回転するヤツ、なかったです。

    三喬さんは、10月に「七代目笑福亭松喬」を襲名されます。

    笑福亭は松竹所属だから、松竹座なのね。
    ちなみに若旦那が米團治を襲名した時は、京都の南座でした。懐かしい〜。
    「蛇含草」ってさぁ、サゲのビジュアルはコミカルだけどある意味ホラーだよね。
    そうそう、そのサゲに入る前、「いよいよサゲですが、思っても言ってはいけない三つのことがあります」って、言い出したのが、
    1.あーそうなると思った
    2.『日本昔話』で見た
    3.「そば清」のパクリじゃん
    パクリて!どっちが先だとか、どうでもいいんだけどね。

    仲入り後の二席はどちらも初めて聴く噺なので、非常に楽しみにしておりました。
    米左さんは米朝一門の下の方から四番目。その米朝師匠が復活させた(かどうか知らんけど@米左)「骨釣り」は、江戸落語の「野ざらし」なんだけど、「『野ざらし』ってスッキリしててええですね!上方では『骨釣り』ってもっちゃりしてます。」
    うーん…そうかな?あんまり違いが分からないな。ていうか、言い方次第だと思いますよ。
    釣り上げた骨を回向したら、べっぴんの幽霊がお礼参りに来てくれたって話を聞いて、隣の男が同じことしようと思ったら、全然吊り上げられなかったけど、野ざらしになってた骨を見つけてくようしたら、石川五右衛門がやって来た!という話。

    トリの塩鯛さんは、米紫さんの師匠で、ざこびっちの筆頭弟子。ここでもざこびっちが脳梗塞の後遺症で言葉が出てこないネタが「それ、発病前から変わらへん」といじられてました。
    「百人坊主」はお伊勢参りの噺ですが、江戸版では「大山詣り」となっているんですが、この大山って(わりと)ウチの近くだわ(笑)。
    騙し騙されで村のほぼ全員が坊主になっちまった、という見方によってはえげつない噺ですが、塩鯛さんの顔芸が非常に面白かったです。
    落語って聴くものだけど、観るのも重要。てか、観た方が絶対面白いんだよねぇ。

    -おまけ-
    毎夏恒例、ピカチュウ桜木町ジャック!




    | −古典芸能 | 21:25 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP
    Ginza in Rain
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      年に二回の銀座ブロッサムでの桂米團治独演会で、銀座に行って来ました。


      この夏、出かける落語会は全部浴衣で行ったる!

      …と宣言したはずですが、早々に撤回(^^ゞ
      だって、雨の予報が出てるんだもーん。
      果たして、その予報は見事に当たり、銀座に着いた頃には結構な大降りであったのだった。
      本日の番組

      「千早振る」:桂米輝
      「秘伝書」:桂米紫
      「景清」:桂米團治
      -仲入り-
      「胴乱の幸助」:桂米團治
      米團治師匠の二番弟子は開口一番、「落語会の瀬戸内寂聴です!」
      確かにね〜。頭テカテカで目が可愛らしいんだよね〜。
      「知ったかぶり」とマクラで振るから、「お!師匠ネタを披露か?」と前のめりになったわたしでしたが(笑)、そのまま知ったかぶりで百人一首を説明する「千早振る」へ。

      お次は、にぎわい座での草原兄さん吉弥さんとの二人会でお馴染み、米紫さん。
      「四年前にもここでやらしてもろてるんで、順番から言うと僕やないんですが、ある事情があって、優しい兄さんが呼んでくれはったんです」
      ↑要はこの会の客が埋まらず、「12人しかお客さんおらんのです。どうしたらええんでしょう」(米紫)→「ほな、僕の会で宣伝したらええがな」(米團治)ってことで、連れてきてもらったとか。
      …な〜んてウソですよね。結構前から新聞広告やチラシに名前載ってたし。
      「ただし、一つ条件がある!」と兄さんから出されたのは、「米團治カレーを買ってください!
      大阪から80箱持ってきたそうですよ…。そうですか、終わったら買おうかな。
      米紫さんはいつもこう、食い気味の話し方なんだけど、「秘伝書」を手にしたアホが焦りながら、めくる様子にそれがピタッとハマって、こっちまで冷や冷やしながら聴いてました。
      「どうしました?おもろないですか?説明しないと分かりませんか?これ、終わらないと、米團治、出てきませんよ」でめちゃウケ。

      で、若旦那登場。
      唯一ネタ見せで出てた「景清」だからか(だよね)、白地に縞のお着物に濃紫の羽織がシック。
      去年も隅田川の花火大会と重なってたけど、今年もなので「いいんですか。皆さん、隅田川へ行きはるんやないですか」と聞いたら、「米團治さんの独演会の客層は、花火なんか見に行きませんから大丈夫です!」
      いや、確かにそうなんだけど、帰りの地下鉄めっちゃ混むので、来年からはずらしていただきたいなぁ…。
      御長男(=真くん←めっちゃ美形)がまだ小っちゃかった頃、家族で花火を観に行ったら、花火の音にびっくりした真くんが泣きだしちゃって、花火観ないで帰る羽目になったとか、マクラで珍しい家族話が飛び出しました。
      夏にピッタリ!の「景清」は、人情が沁みるイイ話ダナーな中に、艶っぽかったり、奇想天外だったり、いろんな面白さが詰まってて、実に楽しい。
      というか、作次郎がどうしてもチリチリ頭の兄ちゃんとして脳内ビジュアライズされてしまうのは、『ちりとてちん』の影響ですね、はい。

      仲入り後、今度は黒の紋付に薄緑の袴にお召替えの若旦那。
      「おかげさまで、米團治カレーは完売です」
      えーそんなぁ!(笑)
      「今日は、いつもと違うと思われたでしょうか?実は、落語をするのは一か月半ぶりなんです」
      ちょwwそんな落語家、おるんかい!(笑)
      五木ひろし、新歌舞伎座公演1500回達成!坂本冬美ら祝福
      あーこれね…。なんでもオダサクの役で出てたらしいですよ。
      そんで、その前はざこば師匠の代演で『銀二貫』の大旦那役。
      結果「すっかり、落語の仕方を忘れました」ておい!(笑)
      あーそれで、いつも独演会は三席なのに、今日は二席しかやらないのね…。

      ざこびっちといえば、今日から高座復帰だそうですが、「手が震えたり、言葉に詰まったり。病院では脳梗塞の後遺症が少しあるから、と言われましたが、それ、前からやん」
      確かに(笑)。

      「胴乱の幸助」はおやっさんのけんかの仲裁より、なんといっても「お半長」のくだり。稽古屋でのやりとりがここだけずっと聞いていたいと思うほど、浄瑠璃っぽくて面白いんだ〜。
      そうはいっても、自信満々でフィクションをノンフィクションと信じ込んで、自信満々に京都まで出張るおやっさんの顔芸も見どころでした。

      今回はちょっと物足りないけど、図らずも『ちりとてちん』絡みのネタで面白かったから良しとしよう。
      ところで、師匠!これはマジっすか?

      おまけ

      照子さーん!ありがとうございます!!
      | −古典芸能 | 23:10 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP
      相談室長代理、来たる!
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        年に一度の「南光・南天ふたり会」のため、にぎわい座へ行って来ました。


        今月2回、来月1回、チケット持ってる落語会の予定があるんですが、それ全部、浴衣着て行くのがこの夏のチャレンジ!(笑)。

        ↑自作の蜻蛉玉の帯留め

        もう6回目ということもあり、ほぼ埋まってる感のある一階席でした。
        本日の番組

        御挨拶:桂南光・南天
        「替り目」:桂南天
        「天狗裁き」:桂南光
        -お仲入り-
        「代書」:桂南天
        「藏丁稚」:桂南光

        このふたり会、一番のお楽しみというか、客のお目当ては何と言っても師弟漫談コーナー(違)でございましょう。って言っても、南天さんは「はい、はい」って相槌打ってるだけだけどー。
        南光師匠が今、『生活笑百科』で相談室長補佐をやってるからか、まずは仁鶴師匠の近況から。今現在(ていうか、今日もやってたけど)、室長はお休みですが、現在収録分は復帰なさってるそうです。
        最初、体調不良でお休みとされてたのは実は奥様の病状が悪化してたからで、その後お亡くなりになって、そしたら師匠もホントに体調崩されて、ずっとお休みという経緯だったらしい。
        っていうか、「皆さん、あれ観てて面白いですか?」と真顔で問いかけるのやめて下さい、師匠。
        「おもろいとこは全部カットされてるんで、おもろいの観たかったら収録に来てください」って無理だから。ここ、大阪ちゃうねんで。
        それと、ざこびっちの脳梗塞も後遺症がほぼなく、お元気だそうですよ。退院してもいいって言われてるのに、家族がもう少し入院させておいてくださいって頼んでるとかww
        『銀二貫』の稽古場で最初ろれつが回ってなかったとき、誰もが「いつものことや。酔うてはる」って放置してたのって怖いわー。
        ただ、酒臭くなかったからおかしいって気付いて、近所にあった病院へ救急車で運ばれて、すぐ手術という奇跡的な流れで恢復されたらしいです。脳梗塞って時間との闘いって言うもんね〜。
        あと、南天さんて、マイクいらなくね?(笑)

        「替り目」は、以前雀松さん(南光師匠の弟弟子)で聴いたことあったけど、南天さんのもかわいくておもろかったです。ぐちゃぐちゃに酔っぱらってるとこと、嬶に泣き入りながら本音を言うとこがホント、たまらん。
        サゲがまた、短編小説のオチか!ってくらいインパクトあって面白いんだよね。

        「天狗裁き」の主人公の何も悪いことしてないのに、どんどん立場が悪なっていく〜ってキャラが、南光師匠の中立キャラに合ってて、感情移入しやすいですね。
        この噺、堂々巡りみたいに結局振り出しに戻るんだけど、よくできた話だなぁと聴くたびに感心する←何様ww

        「代書」は元々、南光さんの師匠の枝雀師匠十八番の噺ですが、ボヤいたりキレかかったりする代書屋さんと、生き生きとボケ倒す代書屋の客、田中さんの切り替えが楽しい。迷惑この上ない客だけど、分かってておちょくってるのかと思えるほど楽しそうに生きてるよね、田中さん(笑)。

        大トリは「藏丁稚」。
        芝居ものだと、わたしは「七段目」か「蛸芝居」が好きなんですが、今日の「藏丁稚」は凄かった。定吉が滔滔と四段目の判官切腹のシーンを語るとこ、客席一体となって聴き惚れました。咳一つなかったからね。もんのすごい集中具合のところに、定吉が「腹減った〜」で皆、ハッと¥20,000の歌舞伎の世界から¥3,100の落語の世界に戻りました(笑)。
        こういうのがライヴの楽しみなんだよね〜。

        ということで、次回は29日の米團治独演会@ザギン!
        | −古典芸能 | 21:35 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP
        全員受賞者
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          なんですわ、今日のにぎわい座「第53回 上方落語会」。
          上方落語家だけによる NHK新人落語大賞 受賞者の会

          ↑このメンツ!上方落語好きにはヨダレが出るほどたまらんわ。
          …と考えるのは皆同じらしく、今日のにぎわい座はいわゆる大御所の独演会でも、人気者の二人会でもないのに、まずまずの入りで、ここ最近のにぎわい座の上方落語会にしては大盛況。
          本日の番組

          開口一番(笑福亭呂好):「鉄砲勇助」
          桂雀太(2016年受賞):「遊山船」
          桂よね吉(2007年受賞):「蛸芝居」
          《仲入》
          桂佐ん吉(2015年受賞):「稽古屋」
          桂三若(2001年受賞):「夢の続き 」
          まずは呂好さん。
          「女風呂の「呂」に、「好」き、と書いて呂好です。」
          って、おい!プロフィールには「芸名「呂好」の由来は「皆から好かれるように」て書いてあるやないか(笑)。
          松鶴師匠の弟子の呂鶴師匠のお弟子さん。どう聞いても
             *   *
           *   + うそです
            n ∧_∧ n
          + (ヨ(*´∀`)E)
            Y   Y  *
          な遣り取りで客席を十分にあっためてくれました。ていうか、「千に三つしかホンマのこと言わん」ていうからには「鉄砲勇助」なんだろうなと思ったんだけど、「日本一のウソつき」のくだりはナシ。こんな風に時間の調整で途中ぶった切るていうのも、前座あるある。

          受賞者の中では最新の雀太さんは、去年の若旦那独演会@にぎわい座でもマクラで披露した、「落語家と行くなにわクルーズ」の宣伝。
          かーらーの、造幣局の通り抜けがここ数年、混雑がどんだけ目立つか。そうですか、混むんですね。いっぺん、行ったろと思ってましたが、なかなか大変そうですわ。
          船の話がでたところで、「遊山船」。今日は、豪雨の上にちょっと寒いけどね。
          雀太さんの喜六は結構ツッコむところはツッコむ、反射神経のいい喜六って気がします。つまり、清八との掛け合いが漫才聴いてるみたいでメリハリがあって面白い。

          仲トリ、よね吉さん。お見かけするたびなんというか、その恰幅が…(以下略)。
          今日イチ盛り上がったんちゃうかなってくらい、マクラから噺のサゲまで笑いっぱなし。腹筋壊れるかと思ったわ。
          吉朝師匠の思い出話でいい話ダナーで終わるかと思いきや、師匠が歌舞伎の「柱巻きの見得」が好きで好きでしょうがなかったことから、いつでもどこでも柱さえあればやりたがったというエピソードを暴露。吉朝師匠も彼岸から笑ってはることでしょう。
          で、うまいことそれが「蛸芝居」の中に出てきて、客が「あっ!」と気づくわけです。
          マクラで歌舞伎と落語は似てるんですよ〜と言いながら、¥18,000と¥3,100の差を何度も(しつこいほど)言ったり、途中で出て行ったお客さんが戻って来た途端「お帰りなさい」と客イジリしたり、圧倒的ににぎわい座を支配してました。もうしまいにゃ、何言ってもおかしくてどっかんどっかんウケてる。
          今日は、全体的に総身内かってくらいお客さんのノリがよくて、どの噺家さんもノってたように思います。

          よね吉さんが「この雨の原因は後で出てくる佐ん吉のせいでして。あいつ、雨男なんですよ」とマクラで振ったので、仲入り後、佐ん吉さんが登場するや否や「雨男!」←「蛸芝居」のノリをまだひきずってるw
          佐ん吉さんも「あのイケズな兄さんも、わたしが入門した頃はシュッとしてはってね…。甘いもん食べてたらああなってね」と言った途端、後ろによね吉さんがーっ!←本日のハイライトw
          あ、シュッとしてた頃の兄さんをご覧になりたい方は、是非『ちりとてちん』のDVDでご確認ください。
          「稽古屋」は、若旦那の方が好みかな〜。お師匠はんの色っぽさや踊りのしなやかさは、若旦那の方が美しいのよね。
          佐ん吉さんはね、もう少しイケズだったり、ツンツンしてる人物の方が上手いと思うんです。とはいえ、サゲ前のお稽古中におみっちゃんがゲラゲラ笑っちゃう原因が、「今来たおっちゃんが」草履を乾かしてるんじゃなくて、「お師匠さんの帯を解いてます」と色っぽくなってたとこは面白かった。

          さて、大トリはざこびっちの義理の息子(=次女の夫)だった三若さん。
          今日唯一の創作落語で、タカシくんが寝落ちするたびに未来へ未来へ時が進む。最終的には還暦直前にまでなってるところで、最初の六歳児に戻る。
          「夢を諦めずに、これから頑張って夢をかなえよう」と決心したところで、どんなに呼びかけても起きない、あの世へ逝ってしまったタカシ…というサゲ。
          SFっぽくもあり、ものすごく深くていい噺なんだけど、ちょくちょく挟まれる小ネタが面白くて笑いっぱなし。
          「タカシ、キャッチボールをするから、それを手に取りなさい」
          「うん、お父ちゃん。これがTRFだね」
          「グローブだ、タカシ」
          ↑TRFとか、久しぶりすぎて一瞬分からんかったわww

          幕が下りて、帰ろうとすると、ななななんと!
          三若さん含めた本日の出演者の皆様が三階ロビーにわらわらと来て下さって、そのままお見送り!
          繁昌亭では、終演後、出演者が外まで出てお見送りしてくださるんですが、まさかにぎわい座でやって下さるとは!
          今日の回、最初から最後まで本当に面白かったし、いい趣向だと思うんで、是非またやっていただきたいと思います。
          | −古典芸能 | 21:05 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP
          さらば、円歌師匠
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            三遊亭円歌さん死去=元落語協会会長「山のあな、あな」、88歳
            「授業中」などの新作落語で人気を集めた落語協会最高顧問の三遊亭円歌(さんゆうてい・えんか、本名中沢円法=なかざわ・えんぽう)さんが23日午後1時25分、結腸がんによる腸閉塞(へいそく)のため死去した。88歳だった。東京都出身。葬儀は27日午前10時30分から東京都港区南青山2の33の20の青山葬儀所で。喪主は妻中沢令子(なかざわ・れいこ)さん。葬儀委員長は落語協会の柳亭市馬会長。

             岩倉鉄道学校(現・岩倉高校)卒。旧国鉄で駅員として勤務し、戦後間もなく二代目円歌に入門した。
             1948年二ツ目に昇進し、歌奴を名乗って高座に。駅員時代のエピソードを交えた出し物で売り出した。自作の新作落語「浪曲社長」などで人気を博し、有名なドイツ詩人の詩の一節「山のあなたの空遠く…」をネタにした「授業中」のフレーズ「山のあな、あな…」は流行語になった。
             58年真打ちに昇進し、70年三代目円歌襲名。自伝的な落語「中沢家の人々」で高齢化社会を風刺し、85年には日蓮宗本法寺で得度、てい髪して話題をまいた。
             96年から2006年まで落語協会会長を務めた。(2017/04/24-18:47)

            米團治襲名披露公演や米朝一門会なんかに、一件全然関係なさそうな円歌師匠がちょいちょいいらしてたんですが、米朝師匠一周忌あたりの一門会だったかなぁ。円師匠自らカミングアウト!
            何と円歌師匠は米朝夫人を口説いたことがあって、一時期、若旦那は円歌師匠の子どもでは?なんて疑惑があったとかなかったとか。
            ま、若旦那は若かりし頃の米朝師匠にクリソツなんでそれはないでしょうけど。



            ご冥福をお祈りします。
            | −古典芸能 | 22:23 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP
            (KQに)ゆれて湘南
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              ↑今の若い子は知らんだろうが、ヤックンの奥さんだよ

              JRで逗子に行くか、京急で新逗子へ行くか悩みましたが、乗車賃を調べて迷いなく京急で、ギリ湘南エリアの逗子にきました。
              相変わらず工事中(〜9月)のため使えない鎌倉芸術館の代わりに、今年も「鎌倉はなし会」主催の「米團治独演会」が逗子文化プラザで開催されるからです。

              早く大船に戻りたーい!
              せっかくキモノで行こうと思ったのに、朝からどんより今にも降りそうだったのであきらめました。ちっ!
              本日の番組

              2017.4.22
              「みかんや」:桂 慶治朗
              「稽古屋」:桂 米團治
              「壺算」:桂 歌之助
              「京の茶漬」:桂 米團治
              -中入-
              「たちぎれ線香」:桂 米團治

              この会はいっつも開演前に席亭からご挨拶があるのですが、その前からずっと鳴り響いてた太鼓が若旦那によるものだと教えて下さってありがとうございます!
              つか、そういう客入りの時の鳴り物って前座のお仕事では?なんかすっごくレアな場に居合わせてラッキー♪

              もうすっかりいっぱしの上方落語ファンとして、たいていの前座ネタは聴いたことあるもんだと思ってたのに、今日の慶治朗くんの「みかんや」って初めて聴きました。
              ちょいちょい噛んでたけど、全体としてはテンポも間合いも滑舌もよく、若旦那の末っ子弟子の成長っぷりにお母さん、嬉しいわ←誰がやねん
              それより、そろそろアー写を変えましょう。それこそ、誰やねん状態でっせ(笑)

              今日の若旦那の最初のお召し物は、濃い目の紫の羽織に薄紫のお着物。
              「鎌倉はなし会で上方の噺家の独演会が開けるのも、ひとえに父、米朝のおかげでございます」と笑いを取る、七光り利用しまくりの若旦那(笑)。
              この開き直りっぷりと、マクラでも披露するええかっこしぃっぷりが若旦那の若旦那たる所以。
              でも自分で「ええかっこしぃですねん」って自覚した上でサラッと言えちゃう辺り、育ちの良さが垣間見えると思うの。ほんとにゲスいええかっこしぃは、自分で認めないよね。
              「稽古屋」は落語会でもCDでも何度も聴いてるのですが、やはりお師匠さんの踊りの所作が美しい(お母様の御指導の賜物か)。
              というわけで、聴くより観る方を強くお勧めする次第であります。

              若旦那の独演会ではちょいちょいお目にかかってる歌之助さんは、「オレオレ詐欺」のマクラから「この噺は詐欺の話なんですが、それを分かった上でお聴きください。そうじゃないと最後まで何が面白いのか分かりません」と、「壺算」。
              あー確かに。冷静に考えればムチャクチャな話なのに、途中であれ?とナットクしちゃうんだよね。
              15分の噺のために、往復8時間、お疲れ様でした(笑)。

              中入り前、若旦那は薄紫の羽織に黒のお着物で、あっさり短めの「京の茶漬け」。
              「上がってぶぶ漬けでも」と言われたら、空気読んで帰りましょうねというお約束を、「是非とも食べてみたい」と言うことで、わざわざ昼時にお邪魔した大坂の男の噺。
              なので、マクラはいつもの「尼崎は兵庫でも大阪でもない」から始まって、「京都と大阪、こんだけ違う」からの「イントネーションの違い講座」。
              ここだけ聞くと「はてなの茶碗」かなーと思ったんだけど、落語が三席続いた後だからねぇ。しょーもないサゲの「京の茶漬け」がぴったりだな、と。

              最後は、唯一ネタが分かってた「たちぎれ線香」。
              「わしは生涯、女房と名のつくもんはもたへん」と死んだ小糸に誓う若旦那。やり手の番頭とこの後、どんなやり取りがあるのか、後日談があれば聞いてみたいもんですわぁ。

              さて、次回のワタクシが行ける若旦那の落語会は、夏のブロッサムでの独演会です。
              浴衣着て行くぞー!
              | −古典芸能 | 21:30 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP
              「にんじょうぎょうるり」入門編
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                近隣の文化センターで「文楽鑑賞教室」が開催されたので、母と二人で行って来ました。

                ↑メインは「近頃河原の逢引」ですが、この公演の前に「文楽のい・ろ・は」と称して、
                ・太夫と三味線の解説
                ・人形の解説
                ・「伊達娘恋緋鹿子 火の見櫓の段」
                の実演が行われるのです。


                ↑クリアファイルと解説付き!

                太夫さんはそうでもなかったけど、人形の主づかいの方がめっちゃ関西芸人のノリで、ここで10分押しになるくらい喋る喋る(笑)。
                観客を舞台に上げて2kgの娘人形を三人組で動かす実演をさせるんだけど、「どれだけ下手なのが観られるか楽しみですねぇ」ってドSだし。

                で、「伊達娘恋緋鹿子」って「八百屋お七」の話ですよね。
                文楽のお七ちゃんは吉三さんに会いたいからって火付けをするようなことはなく、吉三さんの探してた剣のありかをお教えしたい一心で、木戸を開けて貰う為に半鐘を鳴らしただけのいい子じゃないかー。

                ところでワタクシは歌舞伎も文楽もこの演目で観たことないのですが、お七が「人形振りで上がってトッテンチンリン、トッテンチンリン……この辺でいっぺんずり落ちんねん」って言うのは知ってました。
                そうです、米團治十八番の「七段目」で、若旦那が親旦那さんに叱られて二階に上がるときに、お七の真似をして階段を上って行くんだけど、わざわざお七のようにずり落ちるっていう。
                今日は、そのシーンをこの目で見ることができて、「おお〜なるほど。落語とおんなじや〜」と場違いな感動を得た次第。

                次に大阪へ行く時は是非とも文楽劇場へ行くぞー!←東京にもあるやろが
                | −古典芸能 | 18:52 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP
                2017初にぎわい座
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                  そういえば今年はまだにぎわい座へ行ってなかった。


                  今日は「第52回 横浜にぎわい座上方落語会」でおます←まぁ、わたしがここに来るのはたいてい上方落語を聞くのが目的なんだが

                  その前に。
                  文之助師匠、文化庁芸術祭賞受賞、おめでとうございます!

                  ↑誰や思たら、松雀さんでしたか。
                  サイン入り団扇持ってまっせ↓


                  大賞に桂文之助さんら 文化庁芸術祭賞
                  本日の番組
                  桂 治門:「田楽喰い」
                  桂 吉坊:「初音の鼓」
                  桂 文之助:「星野屋」
                  - 仲 入 -
                  笑福亭生喬:「猫魔寺」
                  桂 福団治:「蜆売り」

                  治門さんは小春団治師匠のお弟子さん。
                  落語の「あいうえお」で笑いを取る。曰く、
                  あ:あくびをしない
                  い:いびきをかかない
                  う:うろうろしない
                  え:笑顔で聞く
                  お:おもろなくても笑う
                  「え」と「お」は客に努力を強いるぞ(笑)
                  「田楽喰い」は途中から「ん廻し」じゃん、と思ったら、同じネタなんですね。
                  通しで演じられることは少なく、前半は寄合酒(よりあいざけ)、後半は田楽喰い(でんがくぐい)の名で独立して演じられる。(Wikipedia
                  この日のサゲは「先年、神泉苑の門前の薬店、玄関番、人間半面半身、金活版、金看板銀看板、金看板『根本万金丹』、銀看板『根元反魂丹』、瓢箪看板、灸点」を2回言ったから「田楽43×2で86枚くれ」。

                  吉坊さん、お久しぶり。
                  以前お見かけした時は、「小僧」か「丁稚」の似合う童顔の噺家さんて感じでしたが、いつの間にか貫禄つきはったなぁ。
                  これ↓、観たんだけど、米朝師匠への懐かしく慕わしい想いが画面から伝わって、めっちゃ良かった。
                  グレーテルのかまど「桂米朝師匠の栗(くり)きんとん」
                  若手落語家・桂吉坊さんが人間国宝の桂米朝師匠から芸のヒントをもらったのが、秋の味覚“栗(くり)きんとん”。ひとくち食べればホロリ、師匠と弟子の絆の味に迫ります。
                  上方落語の演目「足上がり」。かつてこのネタをものにしたいと苦労していたのが、若手落語家の桂吉坊さん。人間国宝である桂米朝師匠からもらった意外なヒントは、“栗(くり)きんとん”。そのホロリとした口どけと栗の風味が教えてくれたこととは?栗きんとんが結んだ、師匠と弟子の絆に迫ります。

                  で、師匠の思い出話から「初音の鼓」。
                  「義経が静御前に渡した初音の鼓」を殿さまに売りつけようとする道具屋と、とりなす三太夫。しかし、殿様の方がいちまいも二枚も上手でしたとさ、という噺。
                  いや、ちょっとビックリしたわ。吉坊さん、いつの間にかものすご上手なってはる。最初から最後まで笑いっぱなしだった。

                  仲トリはおまちかねの文之助師匠。
                  さりげなく「気象予報士」資格自慢からの「星野屋」…

                  違う違うそうじゃそうじゃない♪@鈴木雅之

                  これ、初めて聴いたんですけど、「初音の鼓」の後で聴くと、「騙し騙され」「どっちが上手や」ネタで関連性があって、ああ落語会って面白いなぁって思った。
                  最後までどっちがやり込めてるのか分からない「狐と狸の化かし合い」で、しかも文之助師匠がすっとぼけた感じなので軽い感じで楽しかった。

                  仲入り後、生喬さんの「猫魔寺」は、これは音で聴くだけより実際に観ながら聴いたほうが楽しめるな〜と。
                  遺体のはずのおばんがスッと起き上がってそのままどっか行っちゃうのは、まるでキョンシーのようなかっこで語られるから怖さ倍増。
                  まぜっかえし役の源やんの言い方が同門の鶴瓶師匠に似てた(笑)。

                  大トリは福團治師匠。
                  いつものかったるそ〜な、だるそ〜な感じで盛大に笑わせてくれますわ。
                  「蜆売り」は以前、ざこびっちで聴いたんだけど、今日みたいな寒い冬に聴くと、リアリティが増しますわ。ざこびっちのは蜆売りの男の子にどっぷり感情移入しながら聴いちゃうんだけど、福団治師匠は若干距離を置きつつ、しいて言うなら男の子に施しをする親方寄りって感じかな。
                  前と隣りの席のおばさま、泣いてました。

                  先月に引き続き、今日も寒くてキモノ着れなかったのが残念です…。
                  | −古典芸能 | 20:40 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP
                  2017年の落語初め
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                    年に二回の若旦那 in 銀座。


                    今年もキモノで行こうと思ったが、あまりの風の冷たさに断念。今、仕事してるからね、ムリして風邪ひいたら大変なんで自重自重…。
                    本日の番組

                    開口一番(桂團治郎):阿弥陀池
                    桂米團治:正月丁稚
                    桂雀五郎:手水廻し
                    桂米團治:帯久
                    - 仲 入 り -
                    桂米團治:不動坊

                    今日の若旦那のお供は、お久しぶりの筆頭弟子、團治郎さん。ああ、相変わらず師匠に負けず劣らずイケメンだわぁ。白いお着物がようお似合いで。
                    前座のお役目、「ケータイの電源は切って」「写真は撮らないで」をキッチリ呼びかけて、「阿弥陀池」。言いまつがいのオンパレードなので、立て板に水の如くテンポよく進み、最初からウケてました。師匠の出番の前に十分客席をあっためましたな。

                    今日の若旦那は、まず薄紫のお着物に濃い紫の羽織で登場。うーん、高そうなお着物だこと(笑)。
                    マクラは、トランプ大統領から上方落語協会会長まで想定外の人が選出されるとか、文枝師匠イジリから。「正月丁稚」は上方の商家の元日の朝の風景で、旧正月はこれから(28日)だからまだいいでしょうと。わたしにとって初ネタでした。
                    何にでもケチを付ける丁稚と、ゲンを担ぐ旦さんのの噺で、サゲは「阿弥陀池」に似た言いまつがいで「鶴は千年亀は万年」を「振るは千年雨は万年」と。

                    雀五郎さんは、雀三郎師のお弟子さんで、若旦那が「貧乏神」って紹介したもんだから、出て来た時も「どうも、貧乏神です」(笑)。
                    大阪駅から二駅目の家賃¥29,000の「出る」マンションに住んではるそうです。大阪市内っていいですよねぁ、コンパクトにまとまってて。
                    「手水廻し」を知らない田舎の村の宿屋の方々の話し方が、最初訛ってたのに、どんどん大阪ことばになってったのはご愛嬌。

                    仲入り前、若旦那は黒の紋付袴でご登場。
                    今回、唯一事前発表してた「帯久」は勉強会で一回やったっきりのほぼネタおろしだそうで、「大阪でやったら、お客さんは寝るか出て行くかどっちかなので、銀座でやらせていただきました」。
                    さすが、大阪。キビシーわぁ。
                    つか、わたしも初めて聞く噺だったんですけど、これ『ちりとてちん』のA子&B子のネタになった噺なんですよね。ある時を境目にどんどんBad Spiralに陥って、立場が逆転しちゃうっていう。
                    泉屋の親切心があだになって、帯久が隆盛を誇るうちに泉谷がどんどん落ちぶれちゃって、最後どうなるの?ってところで胸がすくようなお裁きで一件落着。
                    「鹿政談」に似た感じだけど、一本の時代劇見てるみたいでものすごく入り込んじゃった。最後のお奉行さまの粋な計らいにちょっとグッと来た。

                    大トリは、水色のお着物にグレーの羽織で若旦那。襦袢が緑色なのがものすごく素敵なコーディネートで、さわやか上品。
                    「不動坊」は以前草原兄さんで聴いたかな?
                    でも金貸し吉兵衛が芝居がかった様子で一人で実況してるとこは、さすが芝居ネタが十八番の若旦那、義太夫っぽくて超ウケてた。

                    最後は人差し指から始まって二本、三本と増やしていって、最終的に両手で締める「米朝締め」でお開き。楽しかったなぁ…。

                    次回ブロッサムの独演会は7月29日です。その前に、鎌倉はなし会が4月22日の逗子であるので、そちらに行く予定です。
                    | −古典芸能 | 20:35 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP
                    地元で落語
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                      先月、近郊に文化ホールがオープンしました。


                      今日は、ここの小ホールでこけら落とし的な落語会。

                      横浜まで出なくても行ける落語会…天国か。
                      「落語フェスタ ようこそやまと寄席に 極みの会 看板真打競演会

                      開口一番(春風亭べん橋):「まんじゅう怖い」
                      林家三平:「みどりの窓口」
                      笑福亭鶴光:「鼓が滝」
                      -仲入り-
                      春風亭柳橋:「金明竹」
                      林家正楽(紙切り)
                      柳家権太楼:「猫の災難」

                      べん橋さんの「まんじゅう怖い」。そういえば、わたし

                      江戸落語で聴くの、初めてかも!

                      久しぶりに江戸落語で聴くと、なんかみんな、ケンカ吹っかけてるような気がする…。
                      あと、テンポがものすごく速いですね。え、もう終わり?みたいな。大体、上方落語だと前座噺じゃないしな。
                      そういう意味でも、落語初心者が多いと思われる客層(子供も多かった)にピッタリだったかと思います。

                      三平さん、出て来るなり「皆さん!『笑点』観てなくていいんですか?」(ちょうど始まるか始まらないかといった時間帯)
                      すると客席から「録画してるー!

                      寄席小屋みたいなちっさなホールということもあって、今日のお客は最初から最後まで前のめりなノリがよく、非常に良い空気感。
                      あ、ちなみに三平さんのは創作落語っていうほどの落語でもなく、うーん…圓歌師匠の「中沢家の人々」をもっと薄くしたようなそんな感じ?
                      そういや、お子さんのお名前、決まったのかしら(←『笑点』で公募中)。

                      さてお待ちかね、鶴光師匠(←そもそものお目当て)。
                      講談ネタもそうだけど、噺の合間合間に小ネタが入るのが本当に面白くて大好きだ。今日の「鼓が滝」は初めて聞いた噺でしたが、あの!西行法師のネタとあって非常に面白かったです。
                      言ってみれば「道灌」の西行版って噺ですね。

                      仲入り後、柳橋師匠の「金明竹」。
                      以前、しん吉さんで「金明竹」を聴いたときは、なんか漢語調の格調高い言葉で説明してたと思うんだけど、上方言葉でしゃべり倒すんですね。
                      それまでパキパキ喋ってたところ、急にもったりまったりとニュアンスが変わって、上方落語の世界へようこそって感じで面白い。

                      第二のお目当て、正楽師匠の紙切りは、リクエストしてお持ち帰りできるとあって大人気。今日のお題は「トランプ」「世界地図」「鶏とヒヨコ」。そして少年によるリクエストでもう一回「ニワトリ」。
                      いずれにも時間をめいいっぱい使って応えて、時間切れの分は「次の落語の間に楽屋でやっときます」。
                      いつ見ても名人芸です。素晴らしい。

                      大トリは酒好きな男の噺、「猫の災難」。ったくしょうがないなぁ、という落語の世界の住人らしい噺でお開きです。酔っぱらいのしぐさや表情が、本当に幸せそうでたまんないですね(下戸ですけど)。

                      定期的に落語会をやっていきたいという主催者の話があったそうで、こちらとしては万々歳。
                      にぎわい座で飲み食いしながら聴く落語も好きですが、ふらっと行けるローカルな落語会も乙でがす。
                      普段どうしても上方落語贔屓なわたしにとって、江戸落語を聞く良い機会にもなりそうですし、来年以降も楽しみ。
                      | −古典芸能 | 19:40 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP
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