三代目徒然なるままボヤッキーニッキー

空飛ぶスリーダイヤ
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    ホントは明日のレディースデイに観に行こうと予定を立てていたんだけど、急に仕事が入ったもんで、今日、溜まってたポイントを使って無料鑑賞して来たのがコチラになります↓
    空飛ぶタイヤ

    ↑松竹映画を東宝系映画館で観るw

    実は旅行中に公開期間が終わっちゃったらどうしようかと思って、事前にパンフレットだけは買っておいたんだけど(笑)、さすが「観客動員数100万人、興行収入13億円を突破した」ってだけあって、そろそろ公開から一ヶ月経つっていうのに、結構いい時間帯で上映してました。
    しかし、すごいな。主役から1シーンしか出ない役に至るまで知ってる役者ばっかりだ。
    主なキャスト
    <赤松運送>
    赤松徳郎(二代目社長):長瀬智也
    赤松史絵(徳郎の妻):深田恭子
    門田駿一(整備士):阿部顕嵐
    谷山耕次(整備課長):六角精児
    高嶋靖志(営業担当):大倉孝二
    宮代直吉(専務):笹野高史


    <ホープ自動車>
    【販売部カスタマー戦略課】
    沢田悠太(課長):ディーン・フジオカ
    北村信彦(沢田の部下):矢野聖人
    野坂康樹(部長代理):村杉蝉之介
    長岡隆光(沢田の後任):近藤公園

    【車両製造部】
    小牧重道:ムロツヨシ

    【技術開発研究所】
    加藤宏芳(T会議の存在をリーク):岡山天音

    【品質保証部】
    杉本元(係長):中村蒼
    室井秀夫(課長):和田聰宏
    柏原博章(部長):木下ほうか

    【商品開発部】
    真鍋敏彰(部長代理):矢島健一

    【人事部】
    浜崎紀之:斎藤歩

    狩野威(常務取締役):岸部一徳


    <ホープ銀行>
    井崎一亮(営業本部):高橋一生
    濱中譲二(営業本部部長):津田寛治
    小茂田鎮(自由が丘支店の課長代理):渡辺大
    巻田三郎(専務取締役):升毅
    ホープ銀行頭取:津嘉山正種


    <神奈川県警港北中央署>
    高幡真治:寺脇康文

    <「週刊潮流」>
    榎本優子(記者):小池栄子

    <ホープ自動車リコール隠しの被害者>
    柚木妙子(事故の被害者):谷村美月
    柚木雅史(被害者の夫):浅利陽介
    野村征治:柄本明
    相沢寛久:佐々木蔵之介
    TBSの日曜劇場枠でじっくり観たかった、というような声をよく拾うけど、天下の三菱自動車のリコール隠しという実際起きた事件の話だけに、自動車会社がスポンサーになりがちな地上波じゃムリだからWOWOWでドラマ化したんじゃなかったっけ?
    確かに長尺の分、連ドラの方がじっくり脇筋の話(赤松の息子のいじめとかPTA問題とか銀行側のエピソードとか)も描けると思うけど、映画の良いところは二時間弱でカタルシスが訪れるとこです(笑)。
    赤松運送の濡れ衣がいつまでたっても晴れないばかりか、これでもかってくらい不運が降ってくるので、原作を読み進めるのが辛かったっ。
    その分、映画ではラスボスが常務だけ、というありがちなオチになっちゃったのが残念だけど。でも、常務を切っただけでは解決にならない組織悪まで描くと後味が悪いか。

    裏の主役ともいえる沢田と銀行員井崎は、ディーンと一生がチェンジしてもわりとイケるんじゃないかと思うけど、濡れ衣を着せられた中小企業の熱血人情社長には長瀬の暑苦しさ熱い演技がハマってた(原作は中年小太りのパッとしないザ・おっさんて感じだけどね)。
    一生が売れるタイミングがもう少し早かったら、沢田役になっててもおかしくなかったし、もしくは井崎の出番がもっと増えてたと思うわ。
    そういう意味では、映画完成後にブレイクしちゃったおかげで、それほど出番も活躍も多くないのに宣伝に駆り出されてご苦労さまと言うしかないし、彼のファンに至っては詐欺に遭ったようなもんじゃないかと深く同情する。
    ていうかさ、長瀬とディーンはともかく、この二人と絡みの全くない一生呼んで宣伝させるくらいなら、「赤松運送」チームと「ホープ自動車」チームで登壇させて、クロストークさせた方が映画の本質に迫れたんじゃないかと思うんだー。

    映画で残念だったのは、沢田の妻の存在がカットされてたとこですね。
    希望していた部署に配属されず、日々鬱屈したリーマン生活を送っている野心満々な沢田なのに、妻の意見は尊重し、認め合ってて、赤松夫妻とはまた違った素敵な夫婦だったのにさ〜。
    また、奥さんも理知的で夫を上手く操縦してるんだけど、あまり立ち入らないっていうクールなとこがいいのにさ〜。
    映画じゃこれだよ↓
    小牧:来年、娘が小学校なんだよ〜。
    沢田:結婚なんかするからだ。
    小牧:お前も一度しただろ。
    沢田:人生最大のミスだった。
    小牧:ご祝儀返せよ。
    ちょっと笑えるシーンだったけどw
    ま、(ディーンが演じてたからか)原作よりはそこそこ性格がよさそうな沢田だったので、奥さんがいなくても成立するんだけどさ。どうでもいいけど、自宅にウィルキンソンあったよ、沢田課長…

    赤松運送に降りかかる災難に逃げずに立ち向かう社長や、彼を支える強い妻や老専務、見てくれはヤンキーなのに恩義を感じてじっと耐える若い整備士という人情話にもグッときますが、やはり「人一人死んでる」という事実が重い。何の罪もない、ただ歩いていただけなのに命を奪われた若い母親、その遺族の姿を「走る凶器」を製造している自動車会社は目に焼き付けてほしい(聞いてる?やっちゃった日産)。
    またこの被害者の夫役の浅利君がいい演技で、彼が赤松社長に想いをぶつけるシーンは、この映画最大の泣けるシーンです。あの大河ドラマに子役で出まくってた浅利君がパパの役だってよ(←違う意味でも泣ける)。
    原作読んだときにも書いたけど、わたしは事故現場、被害者宅、運送会社所在地の近在に住んでる上に、身内が自動車関連会社勤務ということもあって、結構この事故には思い入れがあるので、風化させないためにも今この時期に映画化されてよかったと思ってます(特に実在した運送会社は廃業に追い込まれただけに同社の弔いの意味でも)。
    てか、自動車会社は新入社員研修でこの映画を鑑賞させるべき。


    ↑主題歌、中島みゆき提供→TOKIOかと思ってたんだけど、サザンでよかったよね、色々鑑みると(^^ゞ






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    | −日本映画 | 20:35 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP
    念願の海を駆けて来た
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      新宿駅に戻って、東口へ移動。
      今日こそ『海を駆ける』を観るのだ。
      観る気満々でムビチケまで買ったっていうのに、観に行こうと計画立てるそばから邪魔が入り、今日まで全然観に行けずにいた不思議な映画(笑)。
      結果的に、図らずも、舞台挨拶が一番多く行われた「テアトル新宿」で観ることになりましたが、今日、イベントがあるわけでなし、だから何っていう(そもそもそういうイヴェントにはまず行く気にならないが)。



      衣装展示は昨日まで。ちっ←盛大な舌打ちw


      ↑このポスターは売り物。

      世界の深田晃司監督作品に、主演俳優のファンというだけのミーハーな心持ちで行って良いのか非常に気になる所ですが、公開からもうすぐ一ヶ月経とうかという今では、観客もまばらでわたしにはちょうどいい雰囲気。
      こんなのも買ってしまったよ↓

      テアトル新宿オリジナルの「バタフライピーティー」(¥320)。
      もう少しミント風味があっても良かった気がするけど、とにかく今日は暑かったので何でもいいや(笑)。
      この「バタフライピー」の「バタフライ」が映画の中で印象的に出てくるのがポイント。

      主要キャスト
      ラウ:ディーン・フジオカ
      タカシ:太賀
      サチコ:阿部純子
      タカコ:鶴田真由
      クリス:アディパティ・ドルケン
      イルマ:セカール・サリ



      さて、映画の方は事前に監督自ら書き下ろした原作を読んでいたので、ほぼその通り(参照)。

      原作より映画で明確だったのは、サチコの無邪気な無神経さ。
      服装についてはインドネシアでその生脚は如何なものか?と思ってたら、意図的でした→「文化の違いやキャラクターの変化を描いた衣装コンセプト
      父を亡くして、大学も中退して、アパートに引きこもりにしては、ずいぶんぐいぐい繊細なテーマ(震災とか国籍とか)について突っ込んでいくなぁっていう点は、小説ではタカシが気に障るって描写があるんだけど、映画だとクリスに「無神経な女」って言ってたかな。
      親戚の気安さからか「ふーん…なんで?」って全然忖度しないでタカシに迫るとこなんか、ムカつく手前ギリギリで他意のない言い方にしてるのがホント上手いなぁ、さすが綾さま(@とと姉ちゃん)。
      他人の感情を忖度しないラウだけど、サチコがアチェに来た時から彼女には優しいな。お湯出してあげたり、熱下げたり、夢の中で遺灰を蒔く場所を教えてあげたり。
      もしかしたらお父さんがサチコの為に呼びよせたのか?とも思っちゃう。

      原作→映画の順で気になったことと言えば、タカコさんとタカシの飼い犬、ルンプがいない!←そこかよw
      その代わりに、ラウが配管を触って水をお湯にしたり、しおれかけた花を生き生きとよみがえらせたり、コイツ、結構ハデに遊んでんな、と思った(笑)。
      タカコさんが倒れるシーンは、小説だと後追いでタカシたちが知る事になるんだけど、映画でははっきり我々の目の前で起こった事象として映し出されます。
      あまりにもさりげなくなんだけども、ラウが何の意図もなく手をかざすとこまで見せてくれるので、ここに至るまで「ラウって何者?」といろんな人が問いかけてた答えを知る事になる。
      意味もなく、命を与え、命を奪う者なんだと。
      もうこれはある意味、ホラーですよ。だって、「むしゃくしゃしてやった」でさえない、理由なき死から免れるための手立てなんて、どこにもないんだもん。
      タカコさんなんて、あんなに親身になって世話してやったのに、恩をあだで売るような真似されたんだからねぇ。


      ラウの身元を探そうっていうのが映画が動き出すストーリーの核なんだけど、彼中心に話が回ってるかというと必ずしもそうではなく、むしろちょくちょくスクリーンから消えてることの方が多いし、たまに「そこにいたんかい!」的に思い出したように映る。
      いつも体育座りでにこにこしてるっていう、いっそ置物でもよかったんじゃないのかと思わないでもない存在の希薄さは、そういえば普段そこにあって当然のものに対しては四六時中考えてるわけじゃないよなってことを思い至らせてくれる。
      周りで何が起ころうとラウは常に平然としていて、だからといって温度感がないわけじゃなくて、ちゃんと生きてはいるんだけど輪の中に入って来ない。異物感があるのに自然というのが、最初から最後まで映画の根底にあったように思います。
      これはファン目線かもしれないけど、ディーンが『モンテ・クリスト伯』で評価を上げた理由が「気品ある異邦人感」だとしたら、この映画もまさしくその路線で、そういうジャンルの役をやらせたらドはまりする「No.1 オンリーワン」(笑)な俳優だと思います。

      原作を読んで、わたしだったらラウは10代後半か20代前半の儚げで無垢な美少年風味で行くなぁって思ったんだけど(多分監督と一緒で『不思議な少年第44号』を想起したから)、30代後半の成年男性だからこそのホラー感もあったかもなぁと少し納得した。
      そこそこデカい人の形をした生き物が、画面上に急に現れた時の恐怖感、ハンパないっすよ(←TV局からの瞬間移動で、タカシがサチコよりビビる様子がまた良きかな)。
      そう考えると、最後のセリフ「またどこかで」も、(現実的には津波という形とかを取って)何の理由もなく人の命を奪うためにまた来るんかーい!と後から震えの来る、やっぱりホラーなのだった。




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      | −日本映画 | 20:10 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP
      先生、Jazzがやりたかとです
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        桜が咲いたのに、春分の日だというのに雪ですよ。Let it snow!ですよ。
        マジで寒いので、家から一歩も出たくないんだが、今日はレディスデイの祝日休み。映画のチケット購入済みだ!(←雨女、ここに極まれり)。
        というわけで『坂道のアポロン』。


        原作は少女マンガだし、主演の子はジャニーズだしで、絶対観に行かないジャンルの映画だけど、ディーン・フジオカがトランペット吹いて、歌ってる上にクレトメ出演とあっては、観んといかんとですよ。
        キャスト
        西見薫(横須賀から佐世保へやってきた医師志望の転校生):知念侑李
        川渕千太郎(捨て子の不良でドラマー):中川大志
        迎律子(レコード屋の娘で千太郎の幼馴染):小松菜奈
        深堀百合香(女子大生):真野恵里菜
        薫の伯母:山下容莉枝
        松岡星児(高校のロックバンドのヴォーカル):松村北斗
        千太郎の養父:野間口徹
        迎勉(ムカエレコード店主で律子の父。ウッドベースを弾く):中村梅雀
        桂木淳一(千太郎の憧れの大学生でトランぺッター):ディーン・フジオカ

        誰や、(撮影当時)36歳、三児の父に大学生の役をオファーしたんは(笑)。
        いやでも、これ1966年の話やけんね。
        当時を知らない坊ちゃん、嬢ちゃんよくお聴き。60年代の学生運動やってた大学生なんて、今見たらオッサンとオバチャンばっかだからな!←わたしも知らんけどw
        <参考映像>


        なので、活動に挫折して帰郷し、何も知らない弟分たちとセッションすることで束の間の癒しを得る、憂い顔のインテリ淳兄役にはハマっていたかと思いますよ(若干ファン目線だけど)。
        同じ漫画原作の『ハガレン』が原作既読者から「なんか違う」と言われたのに対し、こっちの原作愛好者からはわりと好評のようです。
        なんつったって、原作漫画の淳兄とクリソツだからね。





        ↑ワタクシ的にはミュージカル『クレイジー・フォー・ユー』二幕、ヒロインのソロ

        いやぁ、眼福且つ耳福のひと時でしたわ。あっという間に終わっちゃたけど。
        トータルで見て、出はそんなに多くないけど、高校生たちが憧れの目で仰ぎ見る「大人の男」(←「anan」のタイトルみたいw)は、観る者に印象を強く残す美味しい役。
        健全な青少年のきらめく青春映画にあるまじき、陰ある色気大爆発で大変けしからんもっと(ry
        欲を言えばもっと長く歌声を聴いていたかったし、セッションシーンも長尺で欲しかったけど、そう思わせるくらいがクレトメとしての役割ですね。
        十年後のシーンが、予告でやってた『空飛ぶタイヤ』と同じ髪型で一瞬で年齢相応になってたから、ほんとヘアメイクで化けるヒトだ(だから春ドラマも期待大)。

        ネットでさらっと原作を読んでいたので、なんというか「駆け足のアポロン」という感じは否めないのですが、一番輝いていた一年にフォーカスして、居場所のなかった少年二人が音楽と友情という絆で結ばれ、地に足を付けて生きていく過程をじっくり描いたのは、尺のない映画的に正解ではないかと。
        あとは原作読むなり、アニメを観るなりして補完すればいい。
        仲たがいをしていた二人が、一言も言葉を交わすことなく、音楽だけで仲直りする文化祭のセッションが、この映画のクライマックスなんだけど、ここはもう二人を見守る律っちゃん目線でグッときました。
        うん、わたしもピアノの練習しようって思ったさー(笑)。

        そういえば、『ハガレン』の主役と『アポロン』の主役って同じグループなんですって?(注:わたしのジャニーズ知識はV6止まり)
        長瀬主演の『空飛ぶタイヤ』といい、ジャニーズ系との共演が続くのは、若年層のファン獲得へ向けた事務所の策略かしら(笑)。
        キャスティング的には、百合香さんより律っちゃんの方が時々びっくりするくらいの美人に見えちゃって、もう少しどげんかせんといかんかったのでは?
        あと、薫さん、律っちゃんより背が低いのをもう少しカメラワークで(それこそ坂道の高低差を使うなりして)ごまかしてあげたらよかったのにとか、いらんこと思いました。
        千太郎役は『平清盛』の鬼武者くんだよね?(『真田丸』の秀頼公でもある)
        イメージ変わりすぎてびっくりしたけど、見ようによってはハーフ(というか、時代的に混血)感が出てて、実は原作読んで一番キャスティングを危惧してただけに、嬉しい誤算でした。

        港町、アメリカ文化、異国情緒、坂道、そしてジャズ。
        あら、まんま横浜じゃん。
        だがしかし。横浜は東京に近すぎて、東京への憧れとか都会と地方のタイムラグとかそういう独自性が出ないのよね。
        その点、佐世保とか神戸とか函館はフィクションで盛り上がる話が作れていいなぁと思う神奈川県民です。
        | −日本映画 | 19:15 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP
        聖人男性二枚
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          BS11でやってた映画『聖☆おにいさん』を細切れでようやく観終った。

          【キャスト】
          イエス:森山未來
          ブッタ:星野 源

          うーん…イエスはまぁいいんだけど、ブッダがなぁ…。
          あのふくよかなお顔から発せられる声じゃないのよ、源ちゃんの声は。
          あの、わたしの言ってる意味、分かります?
          昔のアニメで『タッチ』ってのがあるんですけど、丸々太ったキャッチャーの役を並み居る声優を差し置いて、(当時の)林家こぶ平が演じてたんだけど、(技量はともかく)声はドンピシャだったんです。
          いかにもこのキャラが喋りそうな声。

          左:松平孝太郎

          声優としての源ちゃんがどーのこーの言うつもりは毛頭ないんです。
          ただ、イエスが「ああ、この若干頬のこけた顔なら森山未來で合ってるよね」って納得できるのに対して、ブッダは違うんだーっ!

          アニメの方は、大体初期の頃の原作をベースに立川の春夏秋冬を堪能する聖人男性をじっくり描いた、って感じで悪くなかったけどね。
          ところで伊勢丹はぼかした癖に、なんでファミマはバッチリ、ファミマのままなのかしら…。


          んで、今度は実写映画ですってよ、奥さん!
          実写ドラマ『聖おにいさん』ついにキャスト発表!松ケン&染谷将太が出演【福田雄一×山田孝之】
          製作総指揮:山田孝之
          監督:福田雄一
          【キャスト】
          イエス:松山ケンイチ
          ブッダ:染谷将太
          …てどうよ?

          …というわけで、コミックス最新刊(15巻)の発売マダー?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
          | −日本映画 | 20:30 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP
          焼き尽くされても本望
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            正直、今『結婚』の古海さんの残像でお腹いっぱいなんだけど、今年の映画は今年のうちにってことで、『鋼の錬金術師』。



            主なキャスト
            エド(鋼の錬金術師):山田涼介
            アル(エドの弟):(声)水石亜飛夢
            ウィンリィ(兄弟の幼馴じみ):本田翼

            <軍部>
            マスタング大佐(焔の錬金術師):ディーン・フジオカ
            ホークアイ中尉(大佐の部下):蓮佛美沙子 
            ヒューズ中佐(大佐の同期):佐藤隆太
            ロス少尉(中佐の部下):夏菜
            ハクロ将軍:小日向文世

            ドクター・マルコー:國村隼
            ショウ・タッカー(綴命の錬金術師):大泉洋
            コーネロ(教主):石丸謙二郎
            グレイシア(ヒューズの愛妻):原田夏希

            <人造人間(ホムンクルス)>
            ラスト:松雪泰子
            エンヴィ:本郷奏多
            グラトニー:内山信二

            ワタクシ、たいていの原作付き映像化作品はその原作を読んでから観る派ですが、今回に限っては原作漫画もアニメも全く知らない状態で観に行きました。
            早い話が興味がない。だって、マスタング大佐狙いだもーん(開き直り)。
            いやほんと、原作の熱烈なファン(かつ映画化反対派)の方々には申し訳ないですね。
            原作に愛があればあるほど、こーゆー奴って許せないですよね。わたしも、映画やドラマで数知れないほどそういう想いをしたことがあるので、よく分かります。
            でも、そんな無知蒙昧なただのキャストファンであっても、映画としては面白かったです。知識がない故の「え?今のどーゆーこと?」と思わなかったことが全くなかったとは言えなくもないけどね(婉曲)。
            「この人こそは」と信頼を置いた人が「お前もか!」と裏の顔を見せ、やっぱり悪いヤツだったんかい!と思いきや、真の味方だったとか、スピード感ある展開が飽きさせない。
            お互いをこの上なく大切に思ってるのに、些細な感情のもつれからの兄弟ゲンカや、それを涙ながらに諌めるウィンリィに思わず泣かされちゃったし。
            わたし、ジャニーズはV6で終わってるので(笑)、主役の山田君て子を初めて認識したんですが、人形みたいな美形ですね。金髪にして違和感ない日本人顔っているんだ〜って惚れ惚れしちゃったよ。
            ハマってたといえば、内山君が演技要らずのハマり役だったり(彼、最後まで生きてたよね?詰めが甘いよ、大佐!)、最近の夏菜がいい感じに肝が据わって来たなぁとか、セリフは少ないけど視線で感情を訴える蓮佛さんの凛々しさとか、松雪さんがどこから見てもセクシーすぎてごちそうさまでしたとか、いろいろ見どころ満載でした。

            あ、でも、手足が持ってかれるとか、わらわらと一つ目人間が出てくるとかグロいシーンに免疫のない人には要注意かも。
            わたし的には、マッドサイエンティストな大泉洋と、最期に観た姿がそれなのね…な公衆電話シーンに精神的にヤラれましたけど。

            (σ・∀・)σゲッツ!!



            エンドロールが終わるまで、良い子のみんなは席を立たないようにしようね!



            -28日追記-
            ★ ★ ★ 劇場連動キャンペーン ★ ★ ★
            2017年12月1日(金)〜 2018年1月8日(月・祝)
            期間中、鑑賞後のチケットを持ってキャンペーンを実施している東急ハンズの各店舗に行くと、
            限定​​デザインのポストカードがもらえます!
            ※特典はチケット1枚につき1枚まで。なくなり次第終了となります
            てことなんで、ちょっくら寄ってみました。

            ついでに「サンリオとのコラボグッズ」も買ってしまった(^^ゞ


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            | −日本映画 | 20:40 | comments(2) | - | ↑PAGE TOP
            寄する波も貝の色も −『結婚』其の四−
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              26日に発送連絡のあったディーン・フジオカファンクラブ特典と、28日発送完了の来月のライヴ“History In The Making"のチケットが同時に届きました。


              盆と正月が一緒に来たぜ!

              …こうやって、ファンクラブの会費やライブのチケットに有り金をつぎ込んでいることが、映画『結婚』の中で百万振り込む詐欺の被害者とかぶるのはわたしだけだろうか(笑)。
              こっちは別にだまされたわけでもないし、そこまでの大金でもないけど、実体のない不確定要素の高いことにホイホイ振り込んでる自分は、いつか夢から覚めることがあるんだろうか…(いろいろあったからねぇ、AS○Aとか…(´;ω;`))。
              <演技する>という意味で「俳優は結婚詐欺師に近いものがあるんじゃないか」とパンフでディーンが言ってますが、俳優(ミュージシャン含め)とファンの関係もそれに近いんじゃないかと思うようになったのは、きっとこの映画を観たせいね。だから、最後まできれいに騙し通して欲しかったんですよ、A〇KAさん…。

              今日は普通の感想を書いて、終わりにしよう。

              ↑この試写会の写真見て、本当に主役以外、女優しか出てない珍しい映画なんだな、と実感しました(ていうか、これ「結婚詐欺師と犯罪被害者の会」の図ぅだよねw)。
              少しでも興行収入増やそうと思ったら、いい男複数揃えた方がそれぞれのファンが観に行くし、男性観客を取り込もうと思ったら、「その他大勢」じゃなくてフィーチャーできそうな女優を前面に押し出した方が食いつきがいいはず。
              公開前の宣伝だって、他に分担できるキャストがいないから、主役が出張るしかないっていうね。ここ数週間の露出に追いつくの、大変だったよ…。
              一昔前のアイドル映画だって、ここまで主役しか目立たない宣伝はなかったよなぁ…。(萬田さん、サポートありがとうございます<(_ _)>)

              最初に、古海のビジュアル見た時、「わー、若い時のレオン・カーフェイみたい〜」って思ったんですが、監督がイメージしたのがトニー・レオンだと知って、監督に惚れかけました(笑)。
              序盤で、暗闇の中からぬっと現れる(まるで『第三の男』のような)シーンがあるんですが、ライティングと美ジュアルが恐ろしくエキゾチックで、もうここで引き込まれます。
              色調の美学、みたいなものが映画の隅々に感じられて、例えば、彼の周りに群がる女たちの赤く艶めくルージュや、場違いなほど華やかな装いで自己主張をしているのが印象に残る一方で、古海はというと、彼は常にダークな色合いの服を身に着け、感情の見えない顔で女たちとの関係を淡々とケータイに綴っているというような。
              まるで自己を持たないような彼が生き生きとして見えるのが、カモの女相手に滔々と嘘を語って、落としにかかっているときなんですが、そんな完璧な詐欺師のはずの古海があっさり看破されたり、あわてて取り繕ったり、うろたえたりするシーンは、意外と笑える良いシーンです。

              観る前は、ディーン・フジオカのビジュアルと色気に「騙されてもいい」とか「むしろ騙されたい」という沼に落ちるんじゃないかと思ってたんだけど、途中からそういう邪心が消えて、完全に映画そのものにどっぷりハマりました。
              騙される女たちの目線でも、騙す古海の目線でもなく、ニュートラルな見方ができたのは、映画自体の質が高かったからだと思います。

              だから、皆、映画館で観て! そしてエンドロール終わるまで席を立つな!


              以下、ネタバレ有り



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              | −日本映画 | 13:50 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP
              風の音よ雲のさまよ −『結婚』其の参−
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                今回は、映画の補足説明の役割も果たしている二つの曲について。
                でもその前に、
                ↑ちょww タグまで付いてる〜

                ミュージシャン、ディーン・フジオカも大好物なワタクシは当然のように来月のライヴに行きますが、その前に怒涛の音楽番組出演と初の全国流通EP発売ですよ、奥さん!
                Permanent Vacation/Unchaned Melody」(7月5日発売)
                これさぁ、通常盤+初回限定盤二種類でほんっと迷うんだけど、全部買うほどの財力と情熱はないので、ジャケ買いするなら「通常版」↓


                『ユーリ!!!on Ice』のファンなら「初回B」↓


                なんだけど、わたしは映画『結婚』の主題歌「Permanent Vacation」のMVが欲しいので、「初回A」を買いますよ。



                最初にこの曲を聴いたのは、映画の予告編を観たときなんだけど、メロウな感じからいきなりぶっ飛ぶようなサウンドに変わって、ええっ!大人の恋愛映画のエンドロールに、このガンガンな曲が合うのか?と驚きました。その上、実際はサビから始まるわ、間奏がめちゃくちゃかっこいいわで、フルVer.を聴いたときにまたびっくりぽんだったんだけど。
                あと、歌詞が妙に殺伐としてるというか刹那的で…。まぁ、フツーの恋愛ものじゃないってことは、ここで示唆されてたのね、と今なら分かる。

                映画本編では、古海はターゲットの女の攻略とか、自分が仕掛ける結婚という罠について独白します。
                が、騙す女の前では立て板に水の如く、呼吸するように嘘をつく古海が、自分がどう生きて来たのか、どんな未来に向かっているのか、今、何を思っているのかについては、独白はおろか、女たちとの会話の中でも全く明かされず、観客は古海の表情や仕草から彼の感情を読み取る以外術はない。
                その辺を解説してくれてるのが、エンドロールで流れる「Permanent Vacation」なんです。
                どんな女と寝ても相手の素性はどうでもいいし、孤独は満たされない。何しろ、自分がどこへ向かっているのかも、誰なのかもよく分からない。
                壮絶な最後を求めてはいるけども、とりあえず明日どうなるか分からないまま、出口のない暗闇の中、衝動のまま生きている。
                古海の心の叫びがそのまま歌になってるんだから、この曲が終わるまでが映画本編。頼むから席にいてよね、ほんと(←ブルクでは3人くらい、早々に帰って行った客がいたので)。
                朝が来たらどこへ向かうのか 
                きっと俺にはわからないまま
                西谷監督との出会いがNHKの『あさが来た』だったから、こういう出だしにしたそうですが、わたしがびっくりぽんだったのは、この映画を彩るもう一つの歌、「浜辺の歌」の出だしと重なることなんです。
                あした浜辺を さまよえば
                昔のことぞ しの(偲)ばるる
                今の学校での音楽教育がどんなもんか分かんないけど、少なくともわたしの中学時代は音楽の授業で、「作詩:林古渓、作曲:成田為三」を強制的に覚えさせられました。
                その時、歌詞の「あした」は「明日」ではなくて、「」のことだとも教わった記憶があります。

                「朝が来たらどこへ向かうのか」→「朝、浜辺をそぞろ歩く」

                映画を最後まで観ると、まるでパズルのようにピースが埋まり、古海の世界が完成するのです。


                以下、ネタバレ有り



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                | −日本映画 | 12:45 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP
                昔のことぞしのばるる −『結婚』其の弐−
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                  映画『結婚』の原作小説は、著者の井上荒野氏が御尊父、光晴氏の小説『結婚』にオマージュを捧げるという形で書かれたものです。


                  先行作品からの登場人物やイメージの借用、カモになった女たちの造形や騙す過程のヴァリエーションが盛り込まれているので、両方読んで比較するのが楽しい読み方。
                  原作小説一冊だけを読んでも、勿論男女の心理描写などの面白みはありますが、結婚詐欺師のターゲットとなった女たちの孤独と欲望、そして実在感のない詐欺師、古海のあてもない日常が淡々と描かれ、ヤマ場とオチがない。
                  これから新たな展開があるのか、それとも日常に戻るのか、読者の想像にお任せしますというエンディングなので、映画化にあたっては大幅に設定を変えてきました。ていうか、変えざるを得ない。
                  元々、西谷監督がディーン・フジオカ主演映画の為の原作を探していたところ、「男と女の孤独と哀しみに裏打ちされた愛を描いた」(パンフレットより)『結婚』に出会ったということなので、古海の造型は必然的に「日本一美しい男」(個人の感想、いや、各種ランキングが証明している)ディーン・フジオカ寄りになっていくのです。

                  わたしは原作を読んだときに、古海が小柄な四十代半ばの「太い眉、ぎょろりとした目、薄い唇。イタリア映画に出てくるマフィアみたいだが、背が低いのでコミカルな印象もある」(原作より)男だからこそ、結婚に憧れを抱きながらも、警戒心もある小金持ちの女がコロッと引っ掛かるのではないかと思ったので、映画のキャスティングはどうだろうという疑問が浮かんでおりました。
                  「週刊朝日」で、林真理子女史(=自他ともに認めるおディーンファン)が「こんないい男が言い寄ってきて、女たちが誰もそのことを当然と思ってるのが解せない」(意訳)とバッサリ斬ってましたが、その通りだと思います。わたしだったら、同じ空気吸ってる自分が許せなくて、ダッシュで逃げますからね。

                  と、まぁ、映画本編を観るまではモヤモヤした気持ちもあったのですが、あの設定付きの古海は、40代だとちょっと奇妙だし、30代でもデビュー時からずっと見知っている俳優じゃダメなんだと実感しました。
                  いろんな劇評を目にしてきましたが、一番響いたのはこれでした↓
                  それにしても、この古海という男にディーン・フジオカはまさに適役だ。ディーン・フジオカ自身、どこかミステリアス。彼自身、結婚もしており、イクメンな一面も覗かせる。こちらから聞けば気さくに答えてくれそうな親しみやすさはあるのだが、どこかプライベートに気軽に立ち入れない隙のなさを感じる。異国で過ごした期間が長いからか、紳士的な振る舞いも自然。外見の美しさはもちろんだが、そうした自分から多くを語らない雰囲気も、知的さを感じさせ、こちらの興味をそそるのだろう。(「ディーン・フジオカの色気は“美しい手”にあり 理想の男性像を体現した『結婚』の演技」)

                  色気だ、知性だ、ヴィジュアルだとか色々言われてますが、ディーン・フジオカじゃなくちゃダメな理由。
                  それは、2017年映画公開の時点においても、未知な部分が多い「ミステリアス」さ。
                  ぶっちゃけ言うなら、ある種の得体の知れなさと異質さを感じるから。
                  だからこそ、女たちがいくら追いかけても捕まえられない蜃気楼のような男がスクリーンにいるのです。
                  最後までしっかり観ると、別に主演俳優だけに焦点が当たってるわけでもないし、結婚詐欺そのものの話でもない。よく練られた脚本と、計算された演出が光る作品です。
                  それでも、この映画は紛れもなく「ディーン・フジオカありきの映画」と断言できる。



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                  | −日本映画 | 12:50 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP
                  あした浜辺をさまよえば −『結婚』其の壱−
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                    というわけで、大さん橋かーらーの「横浜ブルク13」!

                    レディースデイ(明日)でもファーストデイ(今週末)でもなんでもない日に来ないと、ムビチケ持ってる意味がない(笑)。
                    何と去年の『NINJA THE MONSTER』以来の「ブルク」でびっくりぽん!w

                    グッズ↓

                    ファンならクリアファイル(¥700)はマストアイテムかと。
                    ちなみに、本日10時45分時点で、ワタクシめがラスト一点をお買い上げしたことをここにご報告いたします。またすぐ入荷するって!←他人ごとw
                    パンフレットはまだありました。¥800の価値はありますので、ある時に買っちゃいましょう。
                    そして、もぎりのところで「先着入場者プレゼント」としてポストカード、ゲット♪

                    上映三週目まで、一週間ごとに異なるポストカードプレゼントだそうですよ。この商売上手めっ!←KADOKAWAには、昔ハケンで行ってたせいで辛辣w

                    ↑戦利品w

                    わたしは買いませんでしたが、『喧噪の街、静かな海』の谷口尚久氏が手掛けたサントラも実は密かにお勧めです。全編通して優雅さと哀愁さが漂うワルツのような三拍子と、もの悲しいチェロの音色が印象的。


                    えーと、わたしはディーン・フジオカのファンクラブに入ってるくらいのファンなんで、映画の出来がどうあれ最初から見に行く気マンマンでした。
                    とは言え、映画出演の第一報を知った時から、どう見ても「ディーン・フジオカの、ディーン・フジオカ贔屓の西谷真一監督による、ディーン・フジオカファンのための映画」にしか思えなかったし、
                    「直木賞作家」原作って謳ってるけど、これで受賞したわけでもない原作を読んでもそれほど面白さを感じなかったし、
                    撮影期間二週間なら、二時間ドラマでいいじゃんとか思っちゃったし、
                    そもそもわたしは恋愛とは縁のない人生を送ってるので、この手の映画そのものに興味が湧かない。
                    というわけで、観る気はあっても、期待値が低いので、「はいはい、おディーン様を拝みに行ってきますよ」というお気楽気分で出かけたのでした。

                    そーしーたーらーさー!

                    期待値低かった分、ジェットコースターの最高地点から振り下ろされたくらいの衝撃ですよ。
                    誰?「ディーン・フジオカのPV」とか言ってたのわー!
                    わたし、途中から中の人の存在、全く気にならなくなったから。完全に一人の結婚詐欺師の人生に浸っちゃったから。
                    これは映画館で観るべき映画だし、何度も観るに値するし、観る人の数だけ感想が異なるわ。
                    いい意味で、期待を大きく外した、想像力と思考力が試される作品でした。

                    ・おディーン様ファンの方:わりと覚悟して観に行ってください。終わってから、結構ぐったり来ます。

                    ・原作既読者の方:この映画に関しては、観る前に読んだ方が断然楽しめます(個人の感想です)。あらすじとネタを知ってるので安心して梯子を上ってたら、最後に外されてまっ逆さまな気分が味わえます。

                    ・男性の方:是非ご覧下さい。女性にモテるためのテクニックが存分に学べます。
                    男はツラじゃないんです。女が何を望んでいるか、どうしたら笑顔になるのか、どんなタイミングでどう声をかけるべきかを知ってる人がモテるんです。
                    「んなこと言ったって、ディーンが演じてるからかっこいいんじゃん!」

                    その通りだ!←をい



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                    | −日本映画 | 13:10 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP
                    凶器を持った狂気
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                      親のいぬ間に先日録画した『野獣死すべし』を鑑賞。


                      実は何年か前に途中までリアタイ視聴してて、鹿賀さんが出てきた辺り(つまり一番観たかったとこ)で、親にチャンネル権を奪われ、録画ができない状況だった為、最後まで観てないという映画であった…(てことは、ケーブルかなんかで観てたのかな?)。
                      このたび、ようやく「そういや結末どうなった?」なモヤモヤ感が晴れました(←える、知ってるか。世の中にはレンタルっていうのがあってだな…w)

                      松田優作は決して芝居巧者な役者ではないと思うんだけど、こういうハードボイルドにはピタッとハマる。多分誰もが名シーンに挙げるであろう「リップ・ヴァン・ウィンクル」のシーン、目の語る表情のすさまじいこと。そしてその演技を受ける室田日出夫氏のリアルに吹き出る汗にも、芝居を越えた遣り取りを感じました。
                      最後のアレは…どう解釈すればいいのかよく分からんが、あれだけ殺しておいてのうのうと生きてるわけにはいかないのでアレはアレでまぁ納得。
                      その伊達邦彦の人一人殺しても何の感情も生じない異常性格は、戦場で得た体験故か、それとも彼が元々持っていたものが戦場で顕現しちゃったのか。
                      80年の映画だけど、こういう無機質で淡々と己の美学に従って、冷静で知的な犯罪計画を練ってる(=東大卒という設定)わりには、おおざっぱな血祭りヒャッハーな感じ、ものすごく現代性を感じます。
                      今、リメイクするなら、伊達はIS取材のカメラマンってとこか。父ちゃんの遺伝子を強く感じる松田兄とか似合いそうだけど、イマイチ狂気が足りないか。
                      鹿賀さんが演じた真田は…アフロ繋がりで草々兄さんとかどうよ(笑)。

                      優作の狂気がクローズアップされがちだけど、鹿賀さんの存在感も決して引けを取らない。虚無感丸出しの野良犬のようだった真田が、伊達の教唆を受けて相棒になっていく過程など伊達より見入ってしまう…のはわたしがファンだからか?(笑)
                      てか、あんな地べたを這いずり回るようなチンピラを演じてた鹿賀さんが、美食アカデミーの主宰になるなど、村川監督もまず思わなかったであろう(笑)。
                      そうそう!この村川透監督ってば、『あぶ刑事』の監督さんなんだよね。
                      恭兵さんや鹿賀さんみたいな今や大ベテランという域の俳優になった優作を観たかったな〜。
                      | −日本映画 | 20:43 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP
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