【世界中が】速報!カズオ・イシグロ新作【待っている】

  • 2014.04.05 Saturday
  • 19:16
なんだこの2ちゃん風タイトルは(笑)

「ガーディアン」紙の発表ですだ!
Kazuo Ishiguro to publish first novel since Never Let Me Go

『わたしを離さないで』が2005年だから、ひえー、もう9年経つのかー(実際は、2009年に短編小説集を発表しているけど)。

詳細をまとめると、

・新作タイトルは“The Buried Giant”(埋もれた巨人?)
・Faber & Faber社より来年3月刊行予定
・「失われた記憶、愛、復讐と戦争」についての物語

また、主人公の語る不確かな記憶や思い込みに振り回されることになるんでしょうかね…。

で、日本語訳の発売は一体いつになるのやら…。

休暇がほしい

  • 2014.03.13 Thursday
  • 20:32
うんまぁ、仕事入れなきゃいいだけの話だけど(笑)。

5月の虎ノ介出演舞台『休暇』の戯曲を読みました。つか、去年の舞台の原作“Opus”よりずっと短いので、とっくに読み終わってたんだけど、いろいろ反芻してたら遅くなっちゃった。
いつものことですが、αエージェンシーさんに(もう)チケットを確保していただきました。この事務所、ありがたすぎて、渋谷に足向けて寝られんわ。

翻訳劇出演が続くと、(わたしの)英語力が上がってええのう(棒読み)

…って、ホントのところは、入手するのが大変だったのよお〜。
まず、で頼もうと思ったら、いつまでたっても「一時的に品切れ」状態。
業を煮やして、なぜかアカウントを持ってたで注文したら、Samuel French Ltdって出版社に回されて、そこから直接届きました。

Title: Holidays  Author: John Harrison
Publisher: Samuel French Ltd  Published in Aug, 1996
Price: £9.50   Postage & Packing Fee: £7.00

今後、翻訳劇の出演禁止!(笑)
いや、読まなきゃいいだけの話なんだけど…。
地人会サイトに載ってるあらすじはこちら↓
ローズ(保坂知寿)は乳ガンを患い、片方の胸を14年前に切除。その後、再発の不安を抱えながらも、夫アーサー(永島敏行)の愛情深い支えのもと、明るさとユーモアを失わず生きている。
毎夏のプロヴァンスでの休暇は、二人の絆を深める大切な時間だった。お互いの母親との確執、子供を持たなかった現実、何よりいかに「アイツ」と戦うかを悩み考えた夏の日々。
その「アイツ」が帰ってきた。それも肺に。その次は首に。
これまでの西洋医学の治療方法に疑問を抱いていたローズは、信頼するカウンセラーのすすめで彼女のコテージを借り、過去の本音を日々思いつくままテープレコーダーに喋り続ける。これからの治療に不可欠、とカウンセラーからの指示なのだが、それは現実を見つめ直す作業だった。
どんよりとしたヨークシャでの期間限定、一週間の隠遁生活が始まる。
ほどなくコテージのガスオーブンが壊れた。修理工のラルフ(加藤虎ノ介)がやってくる。
思いのほか、文学や哲学に広く知識を持ち熱く語るラルフに、少なからず心惹かれてゆくローズ……


お、奥さん…これは「昼下がりの情事」か何かを期待しちゃっていいんでしょうかっ!

冗談です。
ローズとアーサーは至極夫婦円満で、ラルフとの関係も実に清々しいプラトニックな友情って感じ。ちょっとラスト近くでアヤシくなるけど。
ただ、“Opus”みたいにストーリーを追って結末におお!と唸る作品というより、セリフの遣り取りを楽しむ、そしてそのセリフに隠された真実を探るという物語的には山場に欠ける作品て感じ?
ラストも、えええええ?そうなんすか?ってちょっと肩すかし食らったし(『人形の家』を髣髴とさせるというか…)

あと、イギリスの作家で、イギリス人の話だけあって、ものすごくイギリス的(←なんのこっちゃ)。
ラルフが「デイ=ルイス、知ってる?役者じゃなくて、詩人の方」と言う場面があって、この後ローズと盛り上がるんだけど、そういえばダニエル・デイ=ルイスのお父さんは桂冠詩人だったねとか、
「人は孤島ではない(No man is an island)」ってジョン・ダンの言葉が繰り返し出てくるのも、イギリスじゃ『アバウト・ア・ボーイ』っつー映画でヒュー様が間違って覚えてるくらい有名なんだけど、それ、日本で日本人向けに演じて伝わるのかとか、
ヨークシャーの青年、ラルフは時々地元の訛りが出てくるんだけど、そこんとこ、日本語でどう訳すつもりなんだろうとか

いろいろ不安…!

少なくとも「愉快な芝居」ではないことは確かでしょう。


一つのセットで過去数回にわたって、アーサーと過ごしたプロヴァンスの休暇と、今現在ヨークシャーのコテージで過ごす休暇のシーンが、(おそらく)照明の切り替えによって呈示されると思われ。
ラスト近くの1シーンを除いて、芝居は、3人が一堂に会するということはなく、ましてアーサーとラルフがローズ抜きで語り合うシーンもなく、ローズのモノローグ(というか、彼女はテープに想いをぶつけてる)か、ローズとアーサーの会話、ローズとラルフの会話で進む。
知寿さん、すごいよ。ずーっと出ずっぱり。そして喋りっぱなし。
ああ、でも「ちょっと勝気な都会のアクティヴな40代芸術家」って役柄はすごく似合う。『マンマ・ミーア!』のドナやってた頃の知寿さんのイメージでいけそう。無論読みながら、脳内ではそんな知寿さんがローズを演じてました。

で、虎ノ介演じるラルフなんですが…。
これは、虎ノ介の舞台史上最強に可愛い部類に入る役柄かもしれない…!!
素朴な修理工に見えて、実は意外と物知り、そしてインテリ。さらに海外へも広く旅行してたりなんかして、要するに今風にいうと、ギャップ萌え?(違)
映像作品で言ったら、『恋味母娘』の樋口君が近いかなぁ。年上人妻と仲良くなっちゃうというあたり、『SCANDAL』の久木田っぽいかもしれぬ。でもあんな得体の知れなさはない。もっとずっと素直でカワイイ。
で、その邪気の無さ故にローズをぐっさぐっさと揺さぶってるというあたり、虎ノ介で早く観たいんじゃ、ゴルァ!

というわけで、AYOさま、チケットが届いたら、お茶しましょうね(←私信)


『Holidays 休暇』は、5月10日(土)から6月1日(日)まで、赤坂RED/THEATERにて公演


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カルテット!

  • 2013.08.19 Monday
  • 23:18
映画じゃなくて。

来月の虎ノ介出演舞台「OPUS」の原作戯曲、読了!(遅)

Author:Michael Hollinger Publisher: Dramatist's Play Service
Price:¥817 Bought by amazon.co.jp

ちなみに、舞台スタッフは
翻訳:平川大作
演出:小川絵梨子
出演:エリオット(第一ヴァイオリン):段田安則
   アラン(第二ヴァイオリン):相島一之
   カール(チェロ):近藤芳正
   ドリアン(ヴィオラ):加藤虎ノ介
   グレース(ヴィオラ):伊勢佳世  

↑このプロフ写真は詐欺と言われてもおかしくないレベルだと常々思う。こんないい笑顔でTVドラマに出ないもんね。


大まかなストーリーは国立劇場のサイトによると、こんな感じです↓
弦楽四重奏団Lazara Quartet (ラザーラ・カルテット)は、ホワイトハウスでの演奏会が決まっているというのにメンバーの一人、ドリアンを解雇、急遽オーディションを行うことに。そこで選ばれたのはグレイスという若い女性。女の子が大好きなアランは大喜び。新しいメンバーを得たカルテットは、演奏会に難曲であるベートーベンの作品131を選ぶ。限られた時間の中で出来る限りのリハーサルを行おうと奮闘するが、リーダーであるエリオットは演奏ミスばかり。にもかかわらず、決して自分のミスを認めようとはしない。本番まで時間がない。リハーサルは緊迫していく。カールの抱える秘密も発覚し、不穏な空気が漂う中、どうにか無事に演奏会を終え楽屋に戻った4人の前に、突如としてドリアンが現れて……

虎ノ介演じるドリアンは、音楽に対しては繊細、仲間に対してはゴーイングマイウェイな芸術家タイプか。そして、そこそこ知恵もまわる。巧妙に根回しもできる。
彼と対比上にあるのが、リーダーのエリオット。こちらは繊細は繊細でも神経質でビタミン不足なピリピリ感。そして、おにゃのこ大好きなアランは傍観者の位置に徹し、癒し系マイペースがカールって感じですかね。
虎ノ介以外の男性キャストによるインタビュー(注:ネタバレあり!)を読むと、キャスティングがすごくハマってる。
なんでこの芸達者なメンツに虎ノ介 Inかな〜と思ったけど、ドリアンはカルテットの輪の外にいる役だし、そして和を引っ掻き回す役でもあるので、「ちょっと場違い?感」はピッタリなんじゃないかと。
不思議なんだけど、英語のセリフを読んでて、すーっと虎ノ介が(もちろん、日本語で)しゃべってるのが想像できちゃうんですよ。あ、このセリフ、きっとこんなふうに言うんだろうなぁってのが。要するに、全員、ドハマリなんですね。
面白いのは、この四人の男ども、設定上は全員40代なんです。
でも、ドリアンだけ妙に若い印象を受けるのは、決して虎ノ介をイメージして読んでたからではなく、音楽以外のことでは、他の三人より言動が落ち着かなくて、テンション高いんです。だから、一人だけ実年齢が若い虎ノ介でもミスキャストではないのだよ。

ま、虎ノ介以外にもセリフのやり取りが軽妙で洒落てたり、時間軸が行ったり来たりで複雑な分面白かったり、クラシック音楽がスパイスになってたり、といろんな見どころのある期待大な芝居でしてよ、AYO様。

作品のキモともいえるベートーヴェンの「弦楽四重奏曲 Op.131 最終楽章」


以下、ネタバレ込みの感想↓

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チケ取り合戦に敗けても…

  • 2012.12.07 Friday
  • 21:15
9月:ミュージカル『ダディ・ロング・レッグス』にハマる
10月:You Tubeで(ry
 →歌詞が分からない
 →そうだ、原書を読んでみよう
11月:年明け再演チケット発売
 →繋がったら全席売り切れ
12月:原作読了←今ここ

というわけで何故、いつ、どこで買ったのか思い出せない“Daddy Long Legs”読了。再演チケットが取れなくったって、最後まで読んだわよ、ふん。

著者:Jean Webster 出版社:講談社インターナショナル
出版年:1997年    入手経路:不明(笑)

脚本・作詞のJohn Cairdは結構原作からそのまま引用して作り上げたんだなぁと。
最初の"Blue Wednesday"のシーンなんか、描写からTommy Dillonの呼びかけに至るまで忠実。何で「憂鬱な水曜日」が月曜日になっちゃったのかはわからんが。
とはいっても、アレンジも効いていて、このミュージカルの肝ともいえる”The Secret of Happiness”なんかは、全編に漂うJerushaの哲学をまとめ上げたって感じ。

全編Jerushaの手紙で描かれる小説なんだけど、手紙を実際に受け取っていたDaddyことMaster Jarvieが一体いつ頃から彼女を意識しだしたのか、下世話な話だけど推測しながら読むのもまた一興。
ミュージカルの楽曲の中で、"Like Other Girls"がわたしは好きでして。18年間孤児院で育ち、学校の勉強以外の「一般教養」とか「読書の楽しみ」とか「普通のお嬢さんが知ってる素敵なこと」を一切知らずに大学に入学したJerushaが”I don't know what the girls are talking about”(p.28)と嘆き、「他の女の子たちと同じになりたい」とジョーク交じりに訴える歌なんです。
で、これはミュージカルの素晴らしいとこでもあるんだけど、同じフレーズ、同じメロディを別の人物が別のシチュエーションで歌う”Reprise”で、Master Jervieが「彼女は他の女の子たちとは違う」とJerushaの本質を見抜くんですね。
ていうか、JervisさんはJerushaに会うまで、いったいどんなバカ女たちと付き合ってたんだYO!とも言いたくなるんだが(笑)
ミュージカルではここが転機。原作でもいつとは分からないけど、1年目の手紙を通じて「これはオモシロイ」→「会ってみたい」と好奇心を刺激され、5月のある日、大学に会いに来たんだなー。

Jerushaは最初からほぼ最後まで、Daddyが90近いじーさんだと信じて疑わないわけだけど、親友Sallieのお兄さんJimmieの名前を出すたびに、Jerushaが望むことを妨害にでるあたり、

こどもかっ!

とても彼女と14も違うオトナの紳士がなさることとは思えません(笑)。
Jerushaは無意識なんだろうけど、Master Jervieの話ばっかり手紙に書いてDaddy=Jervisを(おそらく)舞い上がらせてると思いきや、さりげなくJimmieがどーしたと書くもんだから、そりゃ嫉妬もするわ。その辺、結構ユーモラスで日本語よりもダイレクトな分、英語で読むと面白かった。
松本恵子さんの翻訳も、敬語が美しくて名文なんだけど、原文はもっとフランクでDaddyに対する親しみが増してると思います。日本語だと、見知らぬ慈善家相手には気安すぎて、かしこまっちゃうのかな。

ちなみに、St.James TheaterでのLondon公演は明日が千秋楽。来年3月にはManitoba Theatreで上演だそうです。
東京でもまた長期でやってください。

名探偵シャーロックの事件簿

  • 2012.11.17 Saturday
  • 21:48
BBCもなかなか粋な本を出してくれよる。
Sherlock: The Casebook

Author:Guy Adams  Publisher:BBC Books
Published date:27 Oct.2012 Price:¥1,634(£14.99)
Bought at amazon.jp

ちなみに裏表紙はジョンになっております。
どうせなら、次シーズン終了まで待ってまとめて出してほしかった気もするが、撮影すら当分先の話なんで、ファンを繋ぎとめるためにも、ここで出すのがベストなのかも。
シーズン1&2の各事件の詳細をほぼカラー写真満載で掲載。合間にコナン・ドイルやジェレミー・ブレット版のエピソードも入れてあり、バランスのいい体裁です。
ラストページがシャーロックのお墓の写真というのが、何ともかんとも…。

わたしも
I AM
S H E R
LOCKED

ってやりたいがために、スマホに買い替えようかと思ったけど、当分ガラケーで頑張ります。

花粉熱

  • 2012.02.12 Sunday
  • 21:29
『シアターガイド』を立ち読みしたら、そう書いてありました。2003年に日本でそういうタイトルで上演されてたらしい。
“Hay Fever”読了。

Author:Noël Coward Publisher:Samuel French Ltd
Publishing Year:2007 Price:¥1,290
Bought @ amazon.co.jp

観劇前に間に合ってよかったー!

いや、ほんと。こんなに急に行くことになるとは思わなかったので、焦ったわ。当初の予定じゃ、もう少し丁寧に読むはずだったのに、最後の方、ちょっとかっ飛ばしちゃったな。機内で復習だ!

著者のNoël Coward(1899年12月16日-1973年3月26日)は、ただの戯曲家ってわけじゃなくて、肩書きは「イギリスの俳優・作家・脚本家・演出家。作詞・作曲、映画監督」(wikipedia)。そら、こんだけ活躍してれば劇場の名前にもなるわー。
「人生はうわべだけのパーティー」と考える彼は、真剣に人を愛したり、真剣に国を愛したり、真剣に人生に悩んだりすることを極端に嫌った。シリアスな人生劇より、洗練された喜劇を好んだ。
1920年代のファッションに大きな影響を与えた。首にスカーフをまくことや、タートルネックセーターは1924年の舞台『ヴォルテックス』で彼が初めて身につけた。ショーン・コネリーがジェームズ・ボンド役に決まった時、まずカワードのところにファッションの相談に行ったという。
1942年に『軍旗の下に』でアカデミー特別賞を受賞、脚本賞にもノミネートされた。
交友関係が広く、ガートルード・ローレンスやチャップリン、マレーネ・ディートリヒ、ジョージ王子らと親交があった。首相になる前から、ウィンストン・チャーチルとはしばしば写生に行く絵描き仲間だった。第二次世界大戦が始まると、「戦争は憎しみの舞台。芝居という魅力の舞台に立つ者には最も不向きなものだ」とカワードは発言し、戦争支持の風潮に背を向けた。そのため、非国民のレッテルを張られ批判された。その時、チャーチルは「あんなやつ、戦場に行っても役に立たない。一人ぐらい恋だ愛だと歌っているヤツがいてもいい」と旧友を弁護した。

ちょっとオスカー・ワイルドっぽいですね(ゲイだし)。
チャーチルのコメント、いいですねぇ。為政者にはこれくらいの余裕が欲しいもんです。ヨシヒコもガンバ!(笑)

さて“Hay Fever”ですが。9日に無事開幕したようです(まだpreviewだけど)。

内容は、引退した女優一家のロンドン郊外の屋敷に、元女優、夫(作家)、娘と息子、それぞれが勝手に客を招いたことで起こるひと騒動を描いた三幕もの。
今回の上演では、この女優、Judith Bliss役はリンゼイ・ダンカン。娘のSorelが招いたRichardをわたしのジェレミー・ノーサムが演じます。おお、『理想の結婚』繋がりかっ。

<Bliss家> <ゲスト>
妻:Judith  Sandy Tyrell
夫:David  Jacky Coryton
娘:Sorel  Richard Greatham
息子:Simon Myra Arundel
この8人が土曜の夜、一堂に会するのが第1幕。

ところが、2幕ではカップリングがシャッフルされる。
娘のSorelは母親のボーイフレンドSandyと、息子のSimonは父親のゲストJackyとそれぞれ出来あがり。一方、Judithは娘が連れて来たRichardといちゃつき、Davidは息子の彼女(?)Myraとアヤシイ仲に。
で、「彼と結婚するのー」とか「お前とは別れるぞー」だの、すったもんだで夜は更けて。

一夜明けて、ゲスト同士がこの浮ついたBliss家とはもうやってらんねー、とばかりにこっそり出て行く算段を始める。Bliss家の面々はというと、昨夜のことなど何でもなかったかのように普段通りの朝食を取り始める。ゲストたちは挨拶もせず、逃げるようにロンドンへ帰って行ったところで、幕。

とまぁ、シチュエーションはコメディ風味のドタバタ劇。会話のやり取りが命!な脚本だと思います←だからこそ、もう一度くらい読んでおかねばヤバい。
特に二幕で、Bliss家の面々が客人がいるにもかかわらず、Myルール全開で自分たちにしかわからん「言葉遊び」を始めるんだけど、客人同様マジで何言ってるのかさっぱり分からず涙目です。

なんかジェレミーさんの役が“one of guests”程度の比重に思えるのは気のせいだろうか…orz
でも

いい感じなので許す(←上からww)

FYI:
・“Lindsay Duncan and Jeremy Northam on Hay Fever”(The Telegraph)
↑West Endで芝居することにノリノリなご様子。楽しみ〜♪

原作も映画も

  • 2010.11.12 Friday
  • 21:12
両方素晴らしかったと久々に感じた1冊。“A Single Man”(ようやく)読了。

Author:Christopher Isherwood  Price:£7.99(¥1,018)
Publisher:Vintage Classics   Published Date:2010/2/4
Bought by Amazon

映画のラストに驚愕したけど、ここは原作通りだったとわー。医学書のように何の感情もなく、一つ一つの機能がストップしていく描写で終わるんだもん。ちょっと唖然としてしまった。
ただ、映画と違って、主人公ジョージは「今日、この日に死のう」とは思ってない。朝起きてから、夜眠りにつくまでを実に淡々と描いているのは同じだけど。
ある一日を描くという点では『ユリシーズ』や『ダロウェイ夫人』を思い出すけど、この小説は愛する人に死なれた寂寥感が本からあふれてきそうなくらい。でも情けないという感じじゃなくて、誇り高い孤独、かな。
いい原作を映画化するとたいていがっかりするものだが、ことこの映画に関しては、原作の持ち味を損ねることなく、しかも監督らしさを加味しつつ、映画ならではの作品に仕立てたんだなと、読了して思った。

忘れてたけど、この小説の時代設定は60年代。収容所にいた両親を持つ日系人が出てきてようやく「ああ、そういう時代か」と思うんだけど、ジョージの思考や人生哲学には不思議とその古さは感じなかった。

イシャウッドって名前しか知りませんでした。この人もゲイだったんだー。ちなみに映画の監督(トム・フォード)もゲイだとか。今のご時世、だから何?って話ですけど。

Early Chirstmas -原作編-

  • 2009.11.19 Thursday
  • 10:58
映画「クリスマス・キャロル」を観に行った理由は、そりゃ勿論、コリン・ファースが出てるってのもあるんだけど、何より原作が学生時代に勉強した思い出の本だから。
映画化情報を聞いてからちびちび読んでいたのが、ようやく終わった。映画観賞前に終わらせたかったが…。
“Christmas Carol and Other Christmas Stories”

↑勿論、表紙はこんなんじゃない
Author:Charles Dickens   Publisher:Signet Classic

「クリスマス・キャロル」だけではなく、他の短編連作集からクリスマスに関連する話を引っ張ってきて一冊にまとめた本。
学部の二年生の頃の必修科目か?暑い夏だろうと何だろうと一年通して、クリスマスの話を読んでいくという授業だった(と記憶している)。その割には、書き込み少なっ!本当に勉強してたのか、自分。

主に就寝前に読んでたのですが、お腹が空いて困りました。とにかく、熱々で美味しそうな描写が延々と続くんだわ。
あと、”Old Marley was as dead as a door-nail”(「老マーレイは完全に死んでいた」)。「鋲釘のように死んでいた」って表現が妙に頭に残ってたんだ〜。映画でもそのまま使われていたっけ。
それにしても、自分と同じ運命をスクルージが辿らないように、わざわざ警告しに来るなんててるところを、どんだけマーレイ、いい奴なのさ。持つべきは死後も心配してくれる友だちだねぇ。
最初の辺りは何かっちゃHumbug!”(「ばかばかしい」とか「くだらない」とかそんな意味)と鼻を鳴らしていたスクルージが、ラストでは文字通り人が変わったように、浮かれモードなのが笑える。

映画を観ていて気になったのが「現在のクリスマス」の精霊との会話。
安息日に食料品店を閉めることで、人々からご馳走を食べる機会を奪ってんじゃんと、スクルージが精霊を責めているんだが、映画では思いっきり「一部の聖職者と本来のクリスマス精神をいっしょくたにすな!」と精霊がお怒りであった。
でもテキストの余白を見ると「スクルージのこと?」って書いてあるのよう〜(笑)。つまり「お前さんと俺(=クリスマス)を一緒に考えるな!」ってことだと、教室では解釈してたんだろうか。今となっては謎だ〜。

英語でも日本語でも

  • 2009.08.10 Monday
  • 17:25
祝・読了〜くす玉

Nocturnes Five Stories of Music and Nightfall

Author:Kazuo Ishiguro Publisher:Faber and Faber
Price:£9.99→¥1,500

児童書であるはずの「ハリポタ」7巻原語版より、ブッカー賞受賞作家の方がよっぽどサクサク読めるってのは、どういうわけさ?この読みやすさは、自分の英語力が上がったのかと思わず錯覚しちゃうじゃないの(笑)。冷静に考えれば、んなこたぁなくって、ただ作家の力量(=分かりやすい言葉を使って深淵を描く)の違い故であろう。
ちなみに短編集の中身は
1.Crooner(邦題「老歌手」)30p…切ない
2.Come Rain or Come Shine(「降っても晴れても」)49p…ドタバタ系その1
3.Malvern Hills(「モールバンヒルズ」)34p…人生はbitter sweet
4.Nocturne(「夜想曲」)58p…ドタバタ系その2
5.Cellists(「チェリスト」)32p…オレの人生返せ
 

共通しているのは、一人称、読後のやるせなさ、思わずついてしまうため息、後悔と敗北感とほんの少しの慰め。はっきり言えば、どーしようもなく暗いっす。
「だが、そこがいい」という方にはおススメです(笑)。
面白かったのは、一見勝ち組の夫婦喧嘩に巻き込まれた負け組の男が、ひょんなことでやらかしてしまったあることの隠蔽工作の結果、事態がどんどん悪化していく2番目の話。
読みやすかったのは、1話と3話。3話の語り手が冷静に語れば語るほど、そのジコチューさとノーテンキさにムカつくわたし(笑)。
最後の話は、違った角度から読めば、ミステリー(というかホラー?)。魅惑的な女が、ひと夏の間、若いチェリストの個人レッスンをするんだけど、その女はプロでも教師でもなんでもない「称チェリスト」で、自分は「特別な才能を持った特別な人間」だと信じ込んでるってのが…。こんな女につきまとわれたら、善意でやってるだけに余計怖いっつの。イシグロは狙ってないだろうけど、「死者恋」っぽく心理ホラー仕立てのドラマにできそうだと思った。


さて、読み終わってからすぐ、日本語版を入手したのでこちらも読了。
夜想曲集:音楽と夕暮れをめぐる五つの物語

訳者:土屋政雄 出版社: 早川書房
発売日:2009年6月10日 価格:¥1,680
入手経路:地元図書館にて貸出

英語で読んだのなら日本語いらねぇじゃんとも思うが、「訳者あとがき」で書かれていたことはなかなか興味深かった。曰く、「短編集のマーケットは長編小説のそれに比べて著しく小さいこと」、一冊長編小説を上げればロックミュージシャンの世界ツアー並にプロモーションとインタビューに巻き込まれること、インタビュー症候群のおかげで、翻訳されるのを前提に小説を書くようになってしまったとのこと。
「短編集」、好きだけどなー。「ダブリン市民」とか「われらの時代に」とか、コンセプトを持った短編集はレポート書きやすかったし(←どんな観点よw)。

今回、事前情報全くなしで英文で読んでから、訳文を読んだ感想としては、
・1話の語り手は訳書では「私」だったが、自分の脳内では「僕」だった
・2話の語り手(チャーリー)は途中まで女だと思っていた自分のバカ
・脳内では、3話の語り手は「オレ」で、4話は「僕」だったので、翻訳では逆だったのでビックリ
・3話の「民宿」は、もう「B&B」でいいんじゃないかと思う

Harry Potter in 10 years

  • 2009.04.24 Friday
  • 10:39
Finished "Harry Potter and the Deathly Hallows(paperback)"at last!    
\( ^o^)/

Author:J.K. Rowling  Publisher:Bloomsbury Publishing PLC
Price:¥2,038(8-Jul-2009)→¥1,832(Today)orz  
Published Date:10-JUL-2008

I began to read this book around the beginning of August last year, if I remember correctly. So...it took at least 9 months?! Unbeleivable, I mean, how idiot I am!
As I expected, one of Horcruxes was in Harry himself. But the expectation of the ending was quite different. After all, Harry didin't die, he got married his precious heart, and he has happy family included 3 children after 19 years. It's a very happy but a little bit cliche ending, isn't it?
Various mysteriies or hints through all sceries were solved, basically. But my concern is that this 7th book is too much explanation.
First, something mysterious matters happend, and someone explaned it as if it's quite obvious. Through this book, such stories are repeated so many times!!
The last battle scene between Harry and Voldemort brought the mood down a little bit. I expected it could be more excited and touched scene.

The best scene in this 7th, it's Snape's death, after all!
Of course, I didn't mean I was happy Snape is dead. Surely, Snape was always mean to Harry, very unreasonable, in favor of his House, and segregationist. But his love for Harry's mother Lily, whose green eyes were passed Harry, was true.
The scene which Snape breathed his last is follows;
...Snape looked as though there was no blood left in him, his grip on Harry's robes slackend.
'Look...at...me...' he whispered.
The green eyes found the black, but after a second something in the depths of the dark pair seemed to vanish, leaving them fixed, blank and empty. The hand holding Harry thudded to the floor, and Snape moved no more.(p.528)


I became aware that I'm very fond of the situation "NEVER UNANSWERED LOVE" (≧∇≦)萌え
Snape was satisfied to see Lily's eyes with the his last breath, I think.

When I knew "Harry Potter", it was 1997 at the bookstore in Oxford. But I didn't have any interst in it at the time.
In1999, Japanese version has published, and I began to read it. Therefore, the 10 years has passed since I read Harry Potter sceries. I'm deeply concerned with these past years.
There are so many episodes, characters and hints I've forgotten. I want to read again from the beginning of this story...some day.

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