あれから1年
朝ドラファンにはたまらない『JOBK放送開始90年記念 大阪発 朝ドラコンサート』ちゅうのを観ましてん。

ふたりっ子に草原兄さん、住吉酒造の社長さんに加野屋の大旦那様までゲストに居てるやないの〜。
BK発の朝ドラといえば『都の風』(1986-87年)で村上弘明さんを堪能するまで、あんまり観たことなかったので、前半戦は知らないドラマばっかりでしたわ。
個人的にツボったのは
・『心はいつもラムネ色』で(当時の)桂小米朝、現五代目米團治登場!
・榎木さん主演作『ロマンス』華麗にスルー…orz
・『ぴあの』のヒロインが歌う主題歌、ナツカシス!!(ちなみに姉の一人は山王寺屋のお菊さん)
・放送するのが早すぎた!今見ても画期的な『てるてる家族』は早く再放送してください
・『純と愛』より『ちりとてちん』の方が「異色の朝ドラ」とぞ思ふ…
・近藤正臣、BK朝ドラ常連やな…
個人的に『ちりとてちん』は、BK朝ドラというより、朝ドラ、ひいては日本のドラマ全体を見渡してもその質の高さは素晴らしさは人後に落ちませんが、いろいろツッコみどころや粗があった割にドップリ、ハマってしまったのが去年の『マッサン』だったなと。
ちなみに去年の今頃どんな話だったかというと、マッサンがようやく鴨居商店に入社するんだかしないんだかって週(笑)。

で、溜まってた録画を消化するのに休日を使ってしもたんですが、まずはこちら↓
「マッサン」から夢のブロードウェイへ〜誰も見たことのないシャーロット〜』(地上波TBS 28日(土) 午後4:30〜5:00放送)
連続テレビ小説「マッサン」で初の外国人ヒロイン“エリー”役に抜擢され、一躍日本のスターダムへのし上がったシャーロット・ケイト・フォックス。そんな彼女の新しい挑戦、夢のブロードウェイデビューまでの軌跡を紹介する特別番組。
「マッサン」の撮影の合間を縫って行われたミュージカル「シカゴ」のオーディションから、日本・NYでの稽古、ブロードウェイに立つまでの苦悩と葛藤の日々に密着。
夢を叶える瞬間、夢を応援し続けていた家族との感動の再会、夢に向かって真摯に、そしてひたむきに突き進むシャーロットから目が離せない!シャーロット・ケイト・フォックスのシンデレラストーリーを追った〜誰も見たことのないシャーロット〜をお届けします!

なんか、現地での評判もそこそこ良かったみたいでホッとしましたよ〜。
来月、日本公演があるから期間限定ロキシーなのは仕方ないんだけど、わたし的には、シャロやんには日本じゃなくて、米国の方で長期的に活躍してほしいんだよね。で、たまに『名探偵キャサリン』で顔見せてくれればうれしい。
あ、ちなみにわたしは6日に『シカゴ』観に行きまーす!


次。『堤真一 世界ウイスキー紀行〜スコットランド・アメリカ・日本を巡る
俳優・堤真一が、スコッチ・バーボンウイスキーの本場、そして世界中から注目されるジャパニーズウイスキー誕生の地の蒸留所を訪ね、味わいの秘密や職人のこだわりに迫る。

鴨居の大将が、本場スコットランドでスコッチを飲むだと〜?(笑)
サン○リーのウィスキーアンバサダーだから、ニ○カやマッ○ンの名は一切出てきませんが(笑)、山崎工場に大将がいるという朝ドラファンにはたまらない番組…。
ニッ○も玉鉄に余市に行ってもらおうぜ!(笑)←○ッカウヰスキーアンバサダー
ちなみに堤氏が「ピート」「スモーキーフレイバー」という単語を口にするたび、「それ、大将が目指した日本人好みのウィスキーやあらしまへんで」とツッコむワタシであった。


あれ、主役のマッサン、どこ行った?↓
[玉山鉄二]主演ドラマ「誤断」への思い 「マッサン」の経験で「自信付いた」

誤断
↑でもWOWOW…。無料放送の1話だけ観てもしょうがないので、DVD化を待ちましょう。
ん〜でもただのカッコイイ二枚目の玉鉄にはあんまり興味ないんだぁ…↓

わたしが好きな玉鉄は、二枚目がボンクラを演じたマッサンだったのよね。

ボンクラフォーエバー!!
− 「マッサン」 | 22:25 | comments(0) | - | - | - |
父の日に

↑ダイエー海老名店


↑ダイエー横浜西口店

大将はともかく、マッサンはマッサンと認識しにくいな(笑)。

父の日が終わっても、このままずっとニッカのイメージキャラクターでいいと思います。


そういや、成田空港の免税店では、竹鶴が売切れだったんだよなー↓



朝ドラ効果、恐るべし

ちなみにウチの父はかなりの酒豪ですが、焼酎派なので、父の日にウィスキーをプレゼントすることはありません。残念じゃのう…。

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− 「マッサン」 | 08:19 | comments(0) | - | - | - |
『マッサン』年表
【Before『マッサン』】
1894年(明治27年)11月10日:マッサン(亀山政春)誕生(竹鶴政孝氏:同年6月20日生まれ)
1896年(明治29年)5月20日:エリー(Elizabeth Henderson)誕生(リタ夫人:同年12月14日生まれ)
1814年12月:エリーの婚約者、戦死

1918年:マッサン、スコットランドへ留学(史実では同年6月、神戸港からアメリカ経由で出発し、12月にリバプールに到着)
12月:クリスマスパーティにてマッサン、エリーと出会う(史実では1919年)
1920年(大正9年)3月:プロポーズ
3月12日:登記所にて婚姻届にサイン(マッサン26歳、エリー23歳)(1月8日にグラスゴーの登記所で結婚)


5月10日:日本で婚姻届提出→受理


『マッサン』
第1週「鬼の目にも涙」
1920年(大正9年)5月:二年間のスコットランド留学を終え、エリーを伴いマッサン帰国(史実では11月)
翌日、祖父の十七回忌法要


第2週「災い転じて福となす」
三日後、大阪の住吉酒造にて歓迎会&鴨居の大将と出会う

第3週「住めば都」
十日後、キャサリンの口利きで帝塚山三丁目へ引っ越し

第4週「破れ鍋に綴じ蓋」
7月:残留酵母によるワイン瓶破裂事故発生(史実では1916年夏)
太陽ワインの新ポスター完成(史実では1922年撮影、翌年完成)

第5週「内助の功」
8月?:臨時株主総会
9月:住吉酒造退社(1922年(大正11年)摂津酒造退社、桃山中学にて化学の教鞭をとる)


第6週「情けは人のためならず」
11月:米尽き、家賃払えず→「こひのぼり」でアルバイト開始

第7週「触らぬ神に祟りなし」
エリー、家主の娘の家庭教師開始
11月10日:家主夫人の誕生会

第8週「絵に描いた餅」
11月15日:「チチ キトク」電報着→竹原にて姉の二男、岡崎悟誕生に立ち会う(1924年(大正13年)3月6日威氏誕生)

第9週「虎穴に入らずんば虎子を得ず」
料亭接待→鴨居商店入社決定


第10週「灯台下暗し」
1921年(大正10年)4月:鴨居商店入社(1923年(大正12年)寿屋入社)
5月:山崎へ工場建設の下見に行く

第11週「子に過ぎたる宝なし」
1924年(大正13年)10月:山崎工場にポットスチル設置
鴨居英一郎(20歳?)、マッサン宅に下宿
エリー妊娠→流産

第12週「冬来たりなば春遠からじ」
11月11日:山崎工場竣工(史実通り)
養女を迎え、エマと名付ける(1930年(昭和5年)、竹鶴家の遠縁の房子を養女に迎え、リマと改名)

スピンオフ前編「すみれの家出〜かわいい子には旅をさせよ〜」
すみれ、住吉へ家出→こひのぼりで居候

第13週「急いては事をし損じる」
1928年(昭和3年)11月:エマ4歳。早苗、来襲
鴨居商店、モーントビール横浜工場買収(日英醸造買収)
1929年4月:「鴨居ウヰスキー」発売(同年4月1日「白札」発売)

総集編 前編「Dear Mother〜縁は異なもの〜」

第14週「渡る世間に鬼はない」
1930年(昭和5年)4月:工場長解任、北海道営業へ(1929年、買収したビール工場へ工場長兼任として赴任)
母、危篤→逝去

第15週「会うは別れの始め」
4月初旬:母の葬儀。山崎工場工場長の職に復帰
秋:「レッドラベル」発売(同年「赤札」発売)
1931年(昭和6年)10月:過労で倒れる
10月8日:退職(1934年(昭和9年)3月1日壽屋退社)



第16週「人間到る処青山有り」
1932年(昭和7年)10月:北海道、余市へ移住
1933年(昭和8年)10月:北海道果汁株式会社設立(1934年(昭和9年)大日本果汁株式会社設立)

第17週「負うた子に教えられる」
リンゴジュース出荷(1935年5月(昭和10年)日果林檎ジュースの出荷)
エマ、小学三年生

第18週「近くて遠きは男女の仲」
1934年(昭和9年)春:鴨居商店「丸瓶」発売(1937年(昭和12年)サントリー「角瓶」出荷開始)
英一郎(30歳?)死去(1940年(昭和15年)9月鳥居吉太郎(33歳)死去)
俊夫(45歳)&ハナ(32歳?)結婚
秋:出資者に黙ってポットスチル設置→ウイスキー製造開始

スピンオフ後編「たそがれ好子〜女三人寄れば姦(かしま)しい〜」
1938年(昭和13年)冬:マッサン一家、初めての家族旅行…に行く寸前、好子、池田君と駆け落ちして余市へ


第19週「万事休す」
1940年(昭和15年)秋:エマ15歳
9月10日:第1号ウイスキー完成
10月:「ドウカウヰスキー」発売(「ニッカウヰスキー」発売→直後に統制品となる)
1941年(昭和16年)4月:原材料費の支払いにも滞る→海軍指定工場になり経営危機を免れる
12月8日:真珠湾攻撃

第20週「夏は日向を行け 冬は日陰を行け」
1942年(昭和17年)6月:ドウカ社、繁忙の為工員募集(ミッドウェー海戦大敗)
7月13日:離婚届記入→特高による家宅捜索



第21週「物言えば唇寒し秋の空」
1943年(昭和18年):エマ(17歳)、女学校卒業後、勤労奉仕へ
10月18日:一馬に召集令状届く


第22週「親思う心にまさる親心」
10月22日:一馬(31歳)、出征

第23週「待てば海路の日和有り」
1945年2月20日:一馬戦死
7月15日:余市の水産試験場付近に爆弾投下
8月15日:敗戦
21日:千加子から電報着
10月:進駐軍がやって来た


第24週「一念岩をも通す」
1948年(昭和23年)10月:エマ、進駐軍の現地事務所勤務
岡崎悟、シベリアより帰還
マッサン、15年前に仕込んだ「スーパードウカ」発売を目論んでいたところ、出資者に恫喝促され、三級ウィスキー造りに着手

第25週「人生は冒険旅行」&第1週
1949年(昭和24年):酒類配給公団廃止→自由販売開始
1961年(昭和36年)1月:本格ウィスキー「スーパードウカ」大ヒット。悟、マッサンの養子となり、後継者となる。
エマ、ロンドンより恋人を連れて帰国。
エリー死去(64歳)(1月17日:竹鶴リタ、64歳で死去)
(1962年(昭和37年)10月:スーパーニッカ販売開始)
(1962年(昭和37年)2月20日:鳥居信治郎、急性肺炎で死去。享年83歳)
1971年(昭和46年)5月:マッサン77歳。「スーパーエリー」で「ベスト・スコッチ・スタイル・ウィスキー賞」授賞

総集編 後編「LIFE IS AN ADVENTURE」

(1979年(昭和54年)8月29日:竹鶴政孝、85歳で死去)


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人生は冒険!(総集編後編)
スピンオフ前後編、総集編前編再放送ときて、いよいよ本日総集編後編『Life is an Adventure』オンエア…。これをもちまして『マッサン』関連番組の初出放送は完了と相成ります。
『あさが来た!』放送開始までわたしは何を楽しみに生きていけば…!←もう一度最初から観れば?(by母)

ほほう、そう来たか!
前編がエリー視点の回想だったので、わたしはてっきり
「総集編 後編」はマッサン視点の、マッサンからエリーへの発信だな。
と思ってたんです。
が、よく考えたら、『マッサン』本編そのものが功成り名を遂げたマッサンが、生涯を捧げたウィスキーではなく亡くなった妻を回想する話だった。
それに
何となく、わたしの脳内ラストシーンイメージは、「エリーとのイチャイチャコレクション」からの「エリーのお墓の前にたたずむマッサン」です(笑)。
↑これ、順番逆だけど、まんま最終回のラスト三分だったしな。

そんなわけでエマがスコットランドのエリーの実家で両親についての執筆をしている、という態での総集編後編。うん、まぁ、いい流れだと思います。エマサキこと木南さんのナレも落ち着いた語り口でものすごく聞きやすかったし。
それにただやみくもに時系列を追っていいとこどりでまとめるよりも、誰か一人の視点からそこに特化して語り勧めていくっていうのは、時間的に制限のある総集編にふさわしい作りだと思います。
欲を言えば、総集編は三部作にして、
前編:エリー視点の日本で家族を作るまで
中編:鴨居の大将視点で、ジャパニーズウィスキー製造の過程と対立
後編:エマ視点の北海道での暮らし
でやってほしかったな〜。
今日の放送だけだと、マッサンと大将のモノ造りに対する考え方の違いや、ウィスキーに対するこだわりとかが見えなかったので…(ていうか、総集編では敢えてスルーしたんだろうけど)。
エマ視点だから一馬の出征話に枠を取られるのは仕方ないんだよね(←一番スルーしたいエピソードw)。

Twitterでどなたかが呟いておられたけど、前編がエリーから母へ、後編がエマからエリーへの“Dear Mother”でもあるとも考えられるんですね。
結論としては、娘から見て母の一番大事な願い「私より先に死なないで」(←奇しくもエマが両親に望んだことでもある)を、父がちゃんと守った、ということで。

あ、そうだ。
残念だったのは、ノベライズ(←立ち読み)とコミック(←購入済)で出てきたエリーの指貫ネックレスが、結婚指輪代わりだったというエピソードがなかったことね。あれ、本編でなかったから総集編で入れてほしかったなぁ。
ま、そんな些細なことはさておき、前編のサプライズ感はなかったものの、娘視点の両親の「愛と冒険譚」は十分満足いくものでした。

全25週通して50年ちょっとの年月とは思えないほど、いろんなことが劇的に変わった時代に、いろんな意味で浮いてた夫婦の愛と冒険の物語だった。
『マッサン』て、「戦争を挟んだ時代物」の朝ドラという意味では新鮮味はないけど、
1.久々男性主役(しかもド新人ではない)
2.ヒロインは外国人(しかも日本語が話せない)
3.企業モノの話でもある(しかも今現在も実在している)
4.恋愛期間を経ず、いきなり夫婦
5.子役週をおかない
という点で、非常に画期的だったと思うんだよね。
この非常にチャレンジングな朝ドラの制作に至った櫻井CP始め制作チームと、ものすごい圧の中でやりきったキャスト(特に主役夫婦)は、視聴率以上にもっと高く評価していいと思う。

ちなみに、わたし以上に熱心に『マッサン』を観ていた我が父は、放送1か月にして現行朝ドラが「やかましい」という理由で離脱しましたとさ。
もう少し観てれば舞台が横浜になるのに…(なるんですよね?←わたしも観てないw)

F.Y.I
総集編再放送
「前編」→5月17日(日)[BSプレミアム]午後1:00〜2:28
「後編」→5月17日(日)[BSプレミアム]午後2:30〜3:58

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女子会 in 余市(スピンオフ後編)
スピンオフってなんだかこんな気持ちになるよね↓

殊に『マッサン』は、本編放送中に亡くなった登場人物が多かったので、エリーはもちろん一馬や熊さんが元気に姿を見せてくれるだけで存分にモトは取ったと言えましょう。
熊さんは本編以上にいいこと言いまくりだし、一馬は結婚もしてないのにいろんな入れ知恵つけられてるし。つーか「結婚も離婚も紙切れ一枚」って、確かエマサキが言ってなかったか?そうか、一馬の置き土産だったのか(笑)。
ああなんだかAuld Lang Syneな気分だ…。

としんみりしたところで、スピンオフ後編『たそがれ好子〜女三人寄れば姦(かしま)しい〜』の出来が予想外に良くてびっくり!←ってかタイトルに「女」大杉

前編同様、本編の脚本協力だった方が脚本担当してるんだけど、本編が男目線(主役がマッサンだし、脚本は羽原氏だし)だったのに対して、思いっきり女性目線の『裏マッサン』と言いましょうか。
夢を追う男どもに対して、現実を生きる女たち。そうは言ってもささやかな夢も見たい!そんな矛盾しまくりな女子会がここ、余市のエリーハウス内で開催されてるなう!…ていうのが、後編のストーリー(笑)。
女子会のメンツは好子さんと彼女に最初から興味津々なチエさんと、最初は二人の倦怠モードに「オラついていけねぇ」と引いてたのに、途中から前言撤回ノリノリ参戦のハナちゃん。
この女子会の今も昔も変わらぬノリと発言内容が舞台劇を見ているかのようで、テンポもセリフの応酬も素晴らしい!前編のすみれちゃんが初々しく愛らしい演技だったのに比べ、後編のこの円熟ぶりよ。『マッサン』脇役陣の芸達者ぶりを見せつけたというか。

で、スピンオフなのにちゃんとメイントピックがマッサン&エリーになってて、しかも不自然じゃないところがすごいの。「夫婦とは何ぞや」について話してたら、そりゃやっぱり身近にあれだけよくできた奥様がいるんだもんねぇ。
「あの二人はすごい」「エリーさんはすごい」って言うけど、それだけ他人には窺い知れない苦労があったし、これから最大の苦難が起きるんだよ、と視聴者が補完できるのも本編終了後のスピンオフならでは。
ていうか、好子さんと池田君の「この手、離すなよ」コントは池田君の(B子ばりの)妄想だったんかい!ハナちゃんからの逆「この手、離すなよ」にもウケました。
で、なんでみなさん、そのやり取り、ご存じなの?(爆)

ってか、そもそも好子さんて旦那を置いて池田君と駆け落ちするようなキャラだったっけ?
わたしが知ってる好子さんは…
テンパリ気味な社長のちゃんぽん英語にすかさず突っ込みを入れるギャグ要員かと思えば
ちょいシニカルでシビアなリアリストで、
なのにちょいちょいマッサンを応援するシーンありで、
そういや株主会議の時にエリーの手伝いで料理作ってたし、
そうかと思えば新婚のマッサン&エリーのケンカ状態に茶々を入れ、
賄い付きの住吉酒造の社員なのに、こひのぼりにランチに来てたっけ(with池田君)、
挙句の果てにはなんだかんだでこひのぼりでのマッサン夫婦を囲む集いにALL出席してたよな…

とよくわかんないヒトなんだけど、スピンオフがいい感じに本編の隙間を埋めてくれたような…。
要するに、現実がアレ(=うだつの上がらない亭主持ち)なんでこじらせてるけど、ホントは「夢見る乙女」だったのね(←だからこその先週のオーディションノリノリ参加である)。
それと、スピンオフ最後に最大のオチが!
あ、いや、深く考えずにスピンオフ冒頭シーンを観たときに一瞬感じた「え?もしかして…」という予感は当たってたというか。
全て終わった後に二度観すると面白いですよ、このスピンオフは。
好子さんは結構楽しそうに「匿って」ってマッサンに頼んでるんだけど、マッサンの頭の中は「家族旅行」でいっぱいで(←もう既にいろいろ酷い)、ダメになりかけた旅行がハナちゃんの機転でOKになった途端、好子さんと池田君のことをきれいさっぱり忘れて「行くどー!」(←究極のアンポンタン)
ここで好子さんが「え…」と暗い表情を見せるんですよ。当てが外れたというか、ウチらを置いて行ってしまうん?というか、単刀直入に言っちゃえば「ウチはアンタに会いに来たんやで」みたいな。
この後、本編見直すと上記の好子さんのシーンが「そやったんか〜」と納得いくつくりになってるのが、脚本家が違うのに(いや違うからか?)巧く出来てるなぁと、スピンオフ侮れないっす。

きっと好子さんは戦時中も亭主の尻を叩きながら、たくましく生き延びていったことでしょう。
池田君はいっそロシアにでもわたって「貿易王に俺はなる!」(←清盛かよwとツッコんだ)の本懐を遂げてほしいな。

FYI:再放送→6月14日(日)[BSプレミアム]午後4:30〜5:30

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− 「マッサン」 | 22:10 | comments(0) | - | - | - |
この兄にしてこの妹あり(スピンオフ前編)
あの!感動の最終回からもうそろそろ一ヶ月とか、「月日は百代の過客」とはよく言ったもの。新緑の季節、ご無沙汰しておりマッサン。
今夜、ついに『マッサン』スピンオフ放送!

しかもいきなり、全国放送!←BSだけど

さらに二回に分けて前後編+広島、北海道のイベントも付けて放送とか、人気と視聴率の高さが伺えます。←それ考えると『ちりとてちん』なんか、スピンオフが制作できただけでも奇跡だ

さてスピンオフを観るその前に、鴨居の大将おめでとう〜♪
↑さすが宣伝広告には抜け目のないサントリー…
ニッカも、マッサン使ってなんかしようぜ!グズグズしてたらKFC専任になっちゃう〜。


スピンオフ前編は「すみれの家出〜かわいい子には旅をさせよ」。マッサンの妹、すれちゃん(←「み」にアクセントな広島言葉)が主役です。
元ももクロメンバーのあかりん目当てで朝ドラを観ようとしたら、正味三週間程度しか出番なかったじゃねーかYO!
…というモノノフの皆様の声にお応えしたのかどうかは分からねど、確かに『マッサン』は主役夫婦に焦点を当てすぎて、実家もご近所も勤務先もその後の行く末スルー気味だったことはイナメナイヨネー@あまちゃん
ていうか、これいつ撮影したのかと思ったら
↑役者ってスゲー…
わたし、スピンオフというからには主役夫婦は出ないものと思ってました!あの過密撮影スケジュールでよく出演させたなぁ…スタッフは鬼ですか?(笑)
でも!老境まで演じたその後でこうして若かりし頃の姿を見せてくれる心意気は買う。ていうか、山崎時代のボンクラマッサン、個人的に一番好きなんで…(´∀`*)ポッ
どうでもいいんですけど、『マッサン』繋がりで再放送中の『ブラザービート』をちら見したら、イケメン長男役の玉鉄はどうも私のお気に召さなかった(笑)。早い話がイケメンが三の線で頑張ってるのが好きなんだな。

大阪編のセットがいったん全部無くなってるから、「こひのぼり」だけ復活させたらしい。だから、登場人物全員、こひのぼりに顔を出すのね(笑)。で、顔を出した方々は…
すみれ
春さん&秋ちゃん
住吉酒造社長
キャサリン
巡査
好子さん&池田君
梅子&桃子
みどりちゃん&英一郎
島爺
マッサン&エリー(&エマ)

ちなみに脚本が結構よくできてるなと思ったんだけど、本編の羽原氏じゃなくて脚本協力で参加していた方らしい。こういうのって、藤本さん以外の何者もスピンオフを手掛けられる余白がなかった『ちりとて』じゃまずありえないよね…。

「かばちを垂れるな!」でピンとくるすみれちゃんは、まさしく第二週のマッサンの妹。しかし、千加子姉ちゃん含めて亀山きょうだいは美形揃いだなー。三人とも親に似てないじゃん!と常々思ってたんだが、「うちはお母ちゃんには似てないんじゃ」と本人による説明がww←脚本ナイス!
英一郎とか島爺とか、地味に人気だった脇役を活躍させてるのもいいなぁ。
英一郎ったら、みどりちゃん同伴出勤(違)でこひのぼり登場とか、超オイシーじゃん。
みどりちゃんが所属してた「鴨居劇団」って、ホントにあったんですね!(赤玉楽劇団。史実のポスターモデルが所属していた)ていうか、英一郎のモデルになったサントリー御曹司がヅカの創始者の娘と結婚した史実に触れそうで触れないギリギリ感にワロタ。
すみれの家出の原因となった女学校の先生役は『カーネーション』の泰蔵兄ちゃん!キャサリンと同じシーンがなかったのが個人的に非常に残念でしたわ←分かるヤツだけ分かればいいw
失恋したすみれを慰める兄嫁エリーの必殺ハグもよかった。って、元彼ネタは亭主より先に義妹にバラしていたのね(笑)。

延々と「ロミジュリ」ネタが続いたのは、明らかに来週の好子さん編への伏線か。
本編放送中から、好子さん大好きだったのでほんっとうに来週が楽しみです!
ってか、前編は1924年(本編12週と13週の間)で、後編は1938年(18週と19週の間)の設定なのね。14年間も好子さんは悶々と住吉でくすぶってたんかい!(笑)

FYI:再放送→6月14日(日)[BSプレミアム]午後3:30〜4:30
JUGEMテーマ:マッサン


− 「マッサン」 | 23:44 | comments(0) | - | - | - |
わたしがハマった8の理由と残念だった5つのこと
萌え尽きちまったぜ…

絶賛マッサンロスなう〜!

25週に渡ってドラマの感想をblogに挙げることになるとは、第一週の時には考えてなかったのに(笑)。こがぁにドハマりするとは思わんかったでがんす…。

1.少女マンガも真っ青な王道ベタ甘ラブラブ劇場
うん。まずはこれに尽きるかと。
まさか朝ドラで「異国の湖畔でプロポーズ」とか「手をつないで駆け落ち」とかやるとは思わなかったし、大体大正時代の大阪の長屋に金髪若妻が暮らしているって、もう異次元の話かと。
一番よかったのは、やっぱり最初から最後まで「浮気ネタ」が一切なく、恋愛期間をほとんどすっ飛ばしているにもかかわらず、最後までお互いしか目に入ってないバカップルラブラブ夫婦だったことでしょうか。


2.W主役がそれぞれ美形
まさしく「エリー可愛や、可愛やエリー」(byキャサリン)。
日本人が好きそうなガイジン顔だよねぇ。
あと朝ドラって、主役選考は容貌・スタイルは最重要項目ではないので、こっちも元々そういうのは期待してないんだけど、『マッサン』は主役夫婦が揃いも揃って、歴代トップクラスの美形カップルだったと思う。朝から目の保養〜♪


3.プロジェクトXさながらのモノづくり
「夫婦愛と人情喜劇」と言いつつ、前のめりになったのは、某ニ○カと某サン○リーという実在の企業の草創期を基に、それぞれの創業者の違いを明確に表現してたとこです。
敵対しているわけでもないけど、目指す方向はそれぞれ違う。朝ドラのイメージを大きく超えた「企業モノ」ドラマっぽい側面が非常に面白かった。
思うんだけど、女性主役の大河ドラマがあるんだから、たまにはこういう男性目線の朝ドラがあってもいいよね。あと、若手じゃなくて中堅俳優を主役に据えるっていうのも悪くない(←主に演技力の面で)。


4.スコットランド文化があちこちに
まさか朝ドラで「ピート(=泥炭)」「ロバート・バーンズ」という言葉を聞く日が来ようとは…。
英語が話されるドラマは、『花子とアン』や『八重の桜』でもあったけど、ここまでスコットランド訛りの英語を聴けるとは思わなかった。
あの「え?どこにアクセント置いてるの?」「イントネーション、違うんじゃ…?」と一瞬いぶかしく思える英語の言い方、たまらんわ。


5.ケルティックな音楽
毎朝バグパイプで始まる「麦の唄」が聞けるだけでも幸せでしたが、サントラがこれまたケルティックな楽器を使ってたり、いわゆる「ヨナ抜き音階」だったりと楽しめました。
スコットランド民謡まで聴けて本当に良かった(しかも美声♪)。
勿論、サントラ聴きまくり。


6.本筋に関係ないセリフのやり取り
シリアスな中にも笑いが入るシチュエーションが大好物です。
特に「三丁目べっぴん同盟」や俊兄のセリフや、かみ合ってないマッサン&エリーの会話、鴨井の大将の人を煙に巻く言い回し、熊さんの可愛さには大いに笑わせていただきました。


7.まるでドキュメンタリーのようなヒロインの奮闘
スタッフも完全に役者と役柄を同一視していたような今回の朝ドラ。
もうエリー頑張れなのか、シャーロット頑張れなのか、どっちもなのかと重ね合わせて見守る楽しみもありました。
そんな「外国人」と日本人がどう向き合って、付き合っていくかを観ていくのも醍醐味だった。それはもちろん、夫婦間の問題でもあり、ご近所さんとの付き合いでもあり、また戦時中の描写でもあり…。


8.史実もかなりドラマティック
モデルとなった竹鶴夫妻の話もかなりロマンティック且つドラマティックです。
ドラマで使われなかったけど、使ってほしかったエピソードがいっぱいあった!
あと、ドラマ放映開始直前に同じく国際結婚だったヴォーリズ夫妻を描いた小説『負けんとき』を読んでいたんだよね。このナイスなタイミングが『マッサン』を観るきっかけに繋がったのかも…。



残念だったのは…
1.ドラマ開始と共に髪切ったせいでエリーの髪型が真似できない
エリーのクラウンブレードやりたかった…。
10月は毎年、バッサリ髪を切る時期です。去年は、特に30兩擇辰討靴泙辰燭里如通常の三つ編みすらできなかった。
ま、長くても「自分、不器用ですから」できたかどうか…(笑)。

2.そもそもウィスキーが飲めないんだった

頑張って、ハイボールをジュースで割って飲んでましたけど、そこが限界。
おかげでせっかく流行ってるのに、便乗できなかった…。
でも、興味関心がないテーマだったからこそ、あれこれ文句付けることもなく、ここまでハマったのかも…(前作はまさに直球ストライクの分野だったのに挫折したもんね)

3.北海道編の物足りなさと戦争の長さ
大阪編の何が面白かったって、やっぱりマッサンと対立する人の存在だと思うんです。住吉酒造時代の専務だったり、鴨居の大将だったり。
北海道編は、「リンゴを売らない」とか「出資者とのせめぎ合い」みたいなのはあったけど、大阪編に比べると弱いんだよね。
インパクト大だった熊さんも、大将のように理解しつつ対立する複雑な役ではなくて、父親的な存在に過ぎない。
ライバル的存在がほしかったかなぁ…。何かっていうとマッサンを邪魔するような、それでいて最後は理解し合えるような、そんな感じの対等な存在が。
時代的に「戦争」が敵みたいなもんだから、そんなの描いている尺がないか。
戦争と言えば、戦争描写が長すぎた。
わたし、大阪の無職時代は好きなんです。マッサン&エリーに焦点が当たってたからね。
けどね〜。戦争時代はあまりにもエマと一馬のエピソードに尺を取りすぎたと思わざるを得ない。

4.脇役たちの人生へのフォロー
朝ドラ最終回といえば、回想でいろんな人々が出てくるのが通常なのに、『マッサン』の出演の少なさよ…。回想すら二人のシーンがメインとは、それだけでこのドラマがいかに「主役夫婦の物語」であったかが分かるってもんです。
いや、この「脇役スキー」なわたしが一切、他の魅力的な脇役陣に目もくれないほど、マッサン&エリーしか観てなかったからいいんだけどさ(笑)。
ただ、脇キャラも面白い上に魅力的な役者をそろえていたのに、その後のフォローがなかったのがホントに残念で…。
優子さんはその後幸せな人生を送れたのか、住吉酒造は不況を乗り越えられたのか、「こひのぼり」の秋ちゃんはヨメに行けたのか、桃子さん家に子どもはできたのか、いろいろ知りたかったですよ。
あと、北海道編で折に触れて、鴨居商店の業績とか、鴨居の大将の消息とか、本人出演はなくてもセリフでほしかった。
こーゆーところ『ちりとてちん』は隙間なく埋めてくれたよねえええ。

5.伏線のように見えてなんでもなかったがっかり感
ま、これは史実ベースに深読みしすぎた自分が悪いのかもしれないんだけど…。
幼少時エマのワガママっぷりとか、絶対後々エリーとの確執に使われると思ってたんだよねぇ…。
あと、野々村さん宅の幸子ちゃんなんか、あれだけ描かれたんだから絶対後半、キーパーソン的な役割で出てくると思ってた。
後半は、わたしが脚本家だったら絶対コレ使うのに!と地団駄踏むことが多かったです、実は(笑)。


しかし、のめりこみすぎてマジ疲れた…。
次の次の朝ドラはもう少し気楽に観たいと思ってます(←次は?w)
− 「マッサン」 | 17:21 | comments(0) | - | - | - |
冒険は終わらない(第25週)
いろいろ文句も言ったけど、ツッコみどころも満載だったけど、

いい最終回だった!


昨日、さめざめと泣いた分、今日はただ静かに余韻を楽しみつつ涙する、みたいな。
亡き妻に捧げるウィスキーっていうのは、「スーパーニッカ」のことで、これも半年前に第一話冒頭を観たときに既に分かってたことなんだけど、「ラブレター」を読んで奮起するという流れが素晴らしくて。
そして、物語は10年後、再び第一話の授賞式に戻るわけで…(このシーンは6月の撮影)。

↑気付かなかったな〜、ケルトの文様の真ん中に指貫とわ!

さらに、墓石を抱くようにして静かに感謝の言葉を口にする老マッサンの姿が…(←ここは10月の撮影)。
玉鉄グッジョブ!

そうなの!マッサンの6ペンス銀貨、わたしもずーっと気になってて…。
エリーが指貫のペンダントをずっと身に着けてるから尚のこと、マッサンは思い出の6ペンス銀貨を捨てちゃったのか?wと思ってたんだ〜。

とにかく、最終週は第一週への原点回帰というか、視聴者に「このドラマはウィスキー造りの話ではなく、あくまでもマッサンとエリーという夫婦の物語」であることを真っ向から伝えに来たなと思ったのが、今週の月曜日。
俊兄とハナちゃんと熊さんが会津経由で広島へ向かった回←今週の月曜日とは思えないほど遥か昔のように感じるわ
ハナちゃんが親である熊さんの大反対を押し切って、故郷の余市を離れて俊兄についていくことがそのまんま、セリフの通り「エリーさんとおんなじだ」。
そして翌日は一気に12年後。「麦の唄」が再び1番の歌詞に戻りました←もうこの辺で最終局面を実感
サントラも前半によくつかわれていた曲が久々にバンバン使われ…。
エマと恋人マイクの関係が、これまた若かりし頃のマッサン&エリーを彷彿とさせたり、「お父さんみたいな人と結婚したい」と授業参観でマッサンを泣かせたエマだけに、マイクの設定がボンクラマッサンだったり…。
いたたまれなくなったのか、柄にもなく説教しだすマッサン↓

↑どの口が言うとりんさるんかの、お坊ちゃま!(by俊兄)


↑実家で鬼母に反対されーの、勤務先で結婚詐欺師扱いされーの、退職迫られーの、無職になって家賃払えなくなりーの…。そうこうしている間に1年経ったという、主にお坊ちゃまのせいでがんしょ(by俊兄)

エマが帰国するのを待っていたかのように病状が悪化するエリーは、喀血しながらも息子の顔を観るまで死ななかった早苗さんと同じですね〜。

まだクライマックス前なのに、涙があふれて仕方なかったのがこのシーン↓

この雪景色をゆっくりゆっくり歩く老夫婦、美しいなぁ…(ため息)。
そういえばスコットランド→広島の第1週は「春」、第2週以降の大阪編前半は「夏」、後半から北海道編は「秋」の設定が多くて、最終週だけ「冬」だったのは、はっきり言って「ロケの時期」の都合もあるけど(笑)、「夫婦の熟成」というテーマを表しているようにも思えたり。
でもって、間に挟まれた回想シーンがあまりに若々しくてびっくり。ってことは、老けメイクが若干足りなくても、老け演技で魅せてくれてたんだなぁと実感した。

てか、このいいシーンで樽を転がすのに一生懸命なヒトが不自然なまでに映りこんでたんだが…↓

↑英一郎だったそうですわ(参考)
そういえば、余市ロケの間の土スタに英一郎も来てたっけ。
紅白にも来てたっていうし、どんだけ『マッサン』好きなんだYO!

エリーの死の間際の顔は、髪を下していることも相俟ってまるで少女のように愛らしく、それでいて全てを運命にゆだねきっているような荘厳さ。ほんとに美しかったです。
そして「ウィスキーの味が分からなかった」と、死後の告解(笑)。
いや、わたし、そうじゃないかなーってちょっと思ったことがあったんだよねー。
鴨居商店の頃から、マッサンが手掛けたウィスキーに対してすべて一律「美味しい」しか言ってないんだもん(笑)。
でも、これこそエリー最大の「内助の功」じゃないか。
もしウィスキーに対して一家言あるような妻だったら、あそこまで夫に自信を与えられたかどうか。マッサンだって、ただ「美味しい」の一言が聞きたかっただけだと思うんだよね。
…って、そんな夫婦の機微は、しょせん未婚者、しかも昔英会話教室で日本人妻のためにオーストラリアからやって来た講師に向かって国際結婚?ないない。ありえなーい」とバッサリ斬って、教室を凍りつかさせたわたしにはよく分かんないけどさ(笑)。

そういえば、ここんとこ朝ドラ最終回はOP抜きで始まり、ラストシーンでクレジットが映り、テーマ曲が流れるというスタイルだったような気がするんだけど、『マッサン』はオーソドックスにアバン抜きの「麦の唄」で始まって、軽くびっくり。
最後は前編総集編でも見せてくれたお得意の「逆回転」で時をさかのぼり、まさに「冒険の始まり」駆け落ちシーンへ。
そして、この時流れた曲こそ「マッサン メインテーマ」。

ああ、だめだ。聞いてるだけで涙腺が…。
手をつなぎ、冒険に駈け出してゆく恐れを知らない若い二人。まさに第一話がここから始まる…。

そうか!「マッサンロス」はもう一度最初から観て癒せというメッセージか!(違)


Forever, Massan&Ellie←このシーンが2月の最終撮影シーン

5月のスピンオフと総集編後編を「首ヲナゴウ」して待ってます!


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− 「マッサン」 | 16:55 | comments(0) | - | - | - |
Ellie my love, so sweet!
とても明日の最終回まで待ってられないので、とりあえず「エリーの死」について書き殴りの回。


Of all the money, e'er I had,     今まで私が持っていたお金は
I spent it in good company,     すべて気の合う仲間たちと使ってしまった
And all the harm I have ever done,  人を傷つけたりもしたけれど
'Alas it was to none but me.     結局、最後に傷つくのは自分だった

And all I've done for want of wit,  後先考えずにやったことなんて
To memory now I can't recall,    今となっては思い出すこともない
So fill to me the parting glass,   別れの一杯をついでおくれ
Goodnight and joy be to you all.   さようなら 楽しんで生きておくれ


せめて午前中だけでも半休取っておかなかったことは、『マッサン』開始以来最大の不覚…。この後『あさイチ』にマッサン&エリー出演だってのに!
もうね、8時10分くらいからずーっと涙が流れっぱなし。
両親と三人で観てるので、さすがに声をあげて泣くことは堪えたけど、多分両親も泣いてたはず(鼻すすってたもん)。
朝ドラ史上語り継がれる名シーンになったんじゃなかろうか。

とは言っても、ヒロインが亡くなったから特別な回になったわけでは決してない。
ヒロインの死で終わる朝ドラって、別に『マッサン』が初めてではない。近くは『カーネーション』の糸子が天寿を全うしたし、ちょっと懐かし目では『純情きらり』の桜子が若くして死んでいるし。
でもエリーの死に受けるこの衝撃はなんだろう。毎日欠かさず観続けて来たから愛着があるとかそんなんじゃなくて…。なんというか、その二人にはない格別の悲しみと切なさが漂うのはどうしたわけだ。
…とかいうようなことを、今週初めにYoYo様とTwitterで話したんだけども。

そうなんだよ…。もう今日なんか朝からずーっとそのことばっかり考えてました←仕事しろ

それで思ったのは、(特に糸子との)キャラの違いってのもあるけれど、やっぱり最愛の妻の死を見届けるマッサンの存在じゃないのかなーって。
糸子の場合、亭主はとっくに死んでたし、桜子の死はそもそも直接的には描かれないで終わっちゃったんだよね。だから嘆き悲しむ味噌彦坊ちゃんの存在もなかった。
マッサンという「主役」が軸として存在しているからこその、「ヒロイン」エリーという立ち位置が、これまでの朝ドラにない特異な点だと思うんです。
とにかく初回から「この手、離すなよ」で、25週に渡って(ケンカはしたけど)浮気もせずに「エリー一筋じゃけん」、特高相手に「死ぬ時は一緒です」って宣言しちゃうほど、この物語の「ラブ」を引っ張ってたのはマッサンなんだよね。対して、エリーは許容し、包み込む存在。
そんな「アツアツ」なバカップルベストカップルでも、「死が二人を分かつ」んだなぁっていうやりきれなさが、今までのヒロインの死と一味違うんじゃなかろうか。

あと、とにかく第一話冒頭でヒロインが夫を残して逝ってしまっていることが明確に打ち出されているっていうのも大きい。
もうこれ、ほとんどネタバレに近いんだけど、そのおかげで最終週まで続く夫婦のラブラブっぷりを観てても、「ああ、こんなにイチャイチャしてても、エリーはマッサンを置いて先に死んでしまうのね」と悲しい別れを予測せざるを得ない。つまり25週に渡る物語の底には死の影が通奏されていたというわけ。

最終週にして、スコットランド最後の日(つまり登記所での結婚式)が描かれたり、「わしを置いてどこ行くんね」が思い返されたり、「この手、離すなよ」で終わるとか、『マッサン』はすべてが第一週に還っていくんだなぁ…。
そういえば、"The Parting Glass"も、第一週、エリーが亀山家で家事をするときに口ずさんでいたし。
↑第一週の時はスコットランドの日々に別れを告げたという意味で歌っていたのかと思うのは、穿ちすぎか?

そうそう、わたし的には、エリーが手を離してしまってご臨終かと思ってたんだけど、

マッサンに握られたまま、旅立って行ったのでした(涙)。



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− 「マッサン」 | 22:00 | comments(0) | - | - | - |
一粒の麦もし死なずば (第24週)
最終週を前にして、おめでとうニッカ!
「マッサン」のウイスキーが2年連続で世界一に
これか↓
World's Best Blended Malt Whisky 2014


そんなニッカの二代目社長(2014年12月17日、老衰のため90歳で死去)がモデルの悟くん、満を持して登場!
…て、君はついこないだ国禁を犯してペルリに会おうとして、「野山嶽」で獄死した金子重輔君ではなぁですか?(笑)
いや、それはどうでもええんですが。

ちぃと待ってつかぁさい!

そもそも出征してたことすら、わしゃ聞いとらんど!
千加子姉ちゃんからの電報には「皆、無事」ってあったじゃなぁですか!それはつまり、悟くんも含めて皆無事ってことでがんしょ?
そういえば、第一週でマッサン実家の長男、一郎さんが南洋でゴム栽培してるってセリフもカットされたし、もしかして悟くん情報もバッサリやられたのかしら。
しかし、長期間にわたって登場人物を描いていく朝ドラで、こういう大事な情報を削ってどうするよ…。

更に、エマ寺ちゃんからエマムラサキ(略してエマサキ)に交代。関係ないけど、『勇者ヨシヒコ』には黒沢さんと、特高の桜田さんと、ハナちゃんも出てたんだなぁ…
三年の空白の間に、英語の発音も歌も格段に上手くなってます(←さすが中の人、特技が英会話ってだけある)。

若干、アメリカ英語だったのは気になるが、それはまぁ進駐軍に影響されたってことで(笑)。
エマ寺ちゃんは確かに可愛かったけど、エマとしての設定を考えると、最初からエマサキでよかったんじゃないかとも思うんだよね。
しかし、せっかくのエマサキなのに、やさぐれてない設定ってのも実にもったいないな(←まだ言ってる)。

それにしても、1930年(昭和5年)4月当時、それぞれ年相応だった悟(9歳)とエマ(5歳)が




1948年(昭和23年)10月には年齢詐称になってる件(笑)
中の人たち、21歳(悟)と29歳(エマ)だもんねぇ…。

そして、ワタクシはこの画を見て、当初は最後までエマ寺ちゃんで撮るつもりだったのではないかという疑惑が強まりましたね。
事務所だって

って言ってたし。やっぱり、
エマ寺ちゃんの体調不良→降板→申し訳ないので、代役はすぐにでも弊社のタレントから探してきます!
という流れで、エマサキになったような気がする…。

しかし、たとえ三級ウィスキー(=ニッカ角壜ウヰスキー)であっても品質には手を抜かないマッサンの職人魂もさることながら、一馬の遺した麦で造った原酒という流れに、有働アナじゃないけど心を動かされましたね。
そしていのっちがまたいいこと、言ってたんだけど、最初から一馬の原酒と分かってたんだじゃないところが作為的でなくていいんだよねぇ。
あれこれ試した結果、手ごたえを感じた→よく見りゃ一馬の遺した原酒だった、という神の御業的な。
そして、熟成された原酒ではなく、まだ若い原酒だからこそ、たとえ5%であっても強い香りを出せるという強みと、その若い原酒に今は未来が見えないけれど、未来ある若さを持つ悟を掛けてもいる。
そして、英一郎といい一馬といい、これまで「持てる知識をすべて教えてきた」若者に先立たれてきたマッサンの由緒正しい後継者がようやく現れたところで、24週目にして初めて「誰からも認められるウィスキー」が完成したというわけで。
マッサン、よかったねぇ…。

そして、そんな夫の成功の陰で、エリーにかつての「輝き」が見られないのが寂しい。単に円熟味を増して落ち着いたとか言うんじゃなくて、存在自体が霞んでしまっている…。
アドバイスも励ましも内助の功もいらないほど、マッサンが成長してしまったということなのか。
     ____
   /__.))ノヽ
   .|ミ.l _  ._ i.)
  (^'ミ/.´・ .〈・ リ
  .しi   r、_) |  マッサンはわしが育てた
    |  `ニニ' /
   ノ `ー―i´

売れない頃を支えたミュージシャンの妻が、売れた途端に離婚されるみたいな感覚。いや、マッサンに限ってそれはありえないし、大体来週で終わりだし。
マッサンがダメンズだった頃こそが、もしかしたらエリーにとって一番輝かしい時代だったのかもと思うと、それはそれで寂しい。
いや元々、夫を支えるって言っても次の次の朝ドラヒロインみたいに八面六臂的に活躍したわけでないし、文字通り「精神的支柱」にすぎなかったわけだからねぇ…。ここまでマッサンが社会的に成功しちゃうと、エリーの出番がなくなっちゃうのも当然と言えば当然。
だからこそ、ドラマ的にはここに至る前にエマを離反させておいて、この辺りで和解→再会というエリー的にもおいしい流れが欲しかったんだけどな←だからしつこいw

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− 「マッサン」 | 12:15 | comments(0) | - | - | - |