三代目徒然なるままボヤッキーニッキー

2018大河ドラマ先取り旅 in 薩摩-五代様詣でPart3-
0
    いよいよ旅のメインイベント、「薩摩藩英国留学生記念館」へ。というか、ここに来ることがそもそもの目的。
    ところが、サイトを見てもチラシを見ても実に「おひとり様」が行くのに適さないミュージアムだということが判明。
    アクセスの説明が「鹿児島本線 串木野駅から車で約15分」って時点で、運転できない奴は来るなって言ってるようなもんですわ。
    一応「無料送迎バス」も運行しているらしいんだけど、「5名以上」って条件付き。
    これまでわたしが行ったことのあるアクセス困難地の第一位は、水沢江刺にある「えさし藤原の郷」なんだけど、ここは予約せずとも、ぼっちでも、無料送迎バスを出してくれてたんですよね〜。
    もういっそゴダイくんのイラストに釣られて、「薩摩特産ぐるめぐり号」のツアーバスに乗っちゃおうかとも思ったんだけど、わたしが行きたいのは記念館だけだしなー。
    というわけで、前日にミュージアムに電話をして、駅からの路線バス(所要時間大体30分)でのアクセスを伺ってみたんです。
    平日:串木野駅発(9:00/13:30)→羽島小学校
    なんとこの二本だけ!
    しかも帰りのバスは14:49一本のみ!
    …なんというか、その、一応串木野の観光名所なんだから、もう少しバスの時間、何とかなりませんかね?

    まぁ、いい。9時のバスに合わせて電車に乗ろうじゃないか!
    えーと、鹿児島中央駅から串木野までは約40分。調べた結果、7時57分の電車に乗ることになりました。
    まとめてみよう。
    7:57 鹿児島中央駅発
    8:38 串木野着 (¥650)

    9:00 串木野発
    9:25 羽島小学校(¥350)

    10:00 記念館開館

    羽島小前の停留所からは標識通りに歩くだけ。ミュージアムは突き当りに見えます。


    この日は波が荒かったので、遠くからでも波の音が聴こえて、それだけでワクワク。




    ちなみにこの記念館は二年前にできたばっかで、それまではこちらの碑のみがあったそうです↓






    開館までしばし海を眺めては、持ってきた本の該当ページを読みつつ、想いを馳せる(←中二病発症中)。



    さて、10時を待って中に入ると、そこには既に団体様御一行が…。
    そうか、お一人様にはつれないとこだけど、団体様には開かれた場所なのね…orz
    一階は歴史のお勉強。
    全ての発端は生麦事件から…って、その県から来たんですけど(笑)
    そこから薩英戦争が始まって、大負けして、英国から学ぼうって話になって、五代様が上申書を提出して、留学生が選定されたんですわ。
    …って、団体さん向けにガイドのお姉さんが説明してるんだけど、皆敬称略で話してるのに五代様だけ「五代さんが」って敬称付で話しててワロタ。
    映像コーナーでは、その歴史をザックリと紹介。何か観たことあるナビゲーターだなと思ったら、元NHKアナのスミキチだったわ。

    二階は、留学生たちの船旅の記録、英国での日々、帰国後の功績などを展示。
    「長沢鼎が興したワイナリーが廃墟になっている」って書いてあったけど、ANAの機内誌にちょうどこんな記事が載ってたんだよね。

    訂正して欲しいなぁ。

    勿論、五代様の展示の前では穴が開くほどじっくりと(←既におかしい)。
    そして、24日までの五代様の特別展示。


    思えば2月に大阪証券取引所に置いてあったチラシを何の気なしに持ち帰ったのが、この鹿児島旅行に繋がっているのだ。
    五代様に導かれてやって来たのだなぁ。

    ショップの推しはタンブラーとTシャツでした。書籍が結構充実してて思わず買った↓



    二巡、三巡と気のすむまで見尽くして、90分くらい経ったかな。
    12時44分の鹿児島中央行きの電車に乗らないと、帰りの飛行機に間に合わないので、受付のお姉さんに12時になったらタクシーを呼んでもらうことにして、それまでカフェで一休み。
    駅までのタクシー料金、¥2,520が惜しかったなんて、言わないよ絶対〜♪
    | − 「あさが来た」 | 21:59 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP
    2018大河ドラマ先取り旅 in 薩摩-五代様詣でPart2-
    0
      鹿児島中央駅前には、「若き薩摩の群像」という名の銅像があります。
      これこそが、薩摩藩英国留学生+引率者(19名)。
      …ってちょっと待って。360℃ぐるっと見て周らないと、誰がどこにいるのやら分かんな〜い。









      真ん中で座って、右手を前に出しているのが五代様。
      大阪の光世証券の銅像↓とクリソツだもん。

      ↑薩摩示現流の構え


      駅前から再び「まち巡りバス」に乗りこみ、昨日自力で歩いたスポットを車窓から眺めて通り過ぎる。
      次の目的地は「異人館前」である。
      ここは「旧鹿児島紡績所技師館」、通称「異人館」。
      慶応3年(1867)に薩摩藩に招かれた英国人技師の為の宿舎です。ちなみに、招いた人は。勿論我らが五代様(テストには出ません、多分)。



      あーこういうのどっかで見たことある〜と思ったら、横浜山手にあるイギリス館(英国総領事館)だわ。いわゆる「コロニアル様式」ってヤツ。
      ここから海が見渡せるのが素晴らしく浪漫的〜。






      道沿いに歩いてすぐのところにあるのが「尚古集成館」。

      島津斉彬の号令で、「東洋最大規模の工場群」が建てられたところで、2015年、伊豆の「韮山反射炉」や長崎の「軍艦島」等と共に「世界文化遺産」に登録が決定されました。
      薩英戦争に負けた後、英国の技術を取り入れていかなければいかん!と訴えた五代様も偉いが、それ以前に世界に目を向けてた斉彬公も大人物なり。
      ここには、その五代様が英国で買い付け、輸入した紡績機があります。


      その隣りが、島津家の別邸、仙巌園。








      この門は『篤姫』に使われたらしい


      五代様御お父上による


      な、懐かしい…



      望嶽楼

      琉球王からの贈り物、だそうです。
      『琉球の風』ファンとしては、薩摩藩は長年、憎っくき敵でした、そういえば(笑)。

      あれに見えるは桜島…。

      行ってみたいぞ…行っちゃおうかな…?
      続きを読む >>
      | − 「あさが来た」 | 22:40 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP
      2018大河ドラマ先取り旅 in 薩摩-五代様詣でPart1-
      0
        おそらく朝ドラ『あさが来た』で全国区になるまでは、「五代友厚」目当てで鹿児島に来るような旅行者はいなかったんじゃないかと思うわけです。ていうかそもそも知らんかったし
        しかし!再来年の大河で再登場しようものなら、間違いなく全国から巡礼者が訪れるであろう(ことを切望する)。
        というわけで、ちょっといやだいぶ気が早いが、モデルルートを作ってみたので、ブームになった折にはぜひ活用いただきたく思います。

        起点は天文館。
        ここから市内観光バス(「まち巡りバス」or「カゴシマシティビュー」)に乗る手もありますが、1日券を半日しか使えないのがもったいないのと、この観光バスったら一通なので逆方向になってしまうということで、とりあえず歩ける範囲で歩くことにしました(←貧乏性の極み)。



        観光案内版に「五代友厚」の名前を見るだけで心トキメク(笑)


        1.「五代友厚像」
        観光バス停留所:「産業会館前」(市電「朝日通り」電停下車徒歩2分)
        住所:鹿児島県鹿児島市泉町 泉公園内/鹿児島県産業会館前



        見よ、ドラマに劣らず、銅像ですら凛々しく男前な五代様…。
        「産業会館」前の朝日通りを隔ててすぐの所にあるのが、いかにも実業の人・五代様らしいと思いませんか?
        産業会館内には「鹿児島ブランドショップ」が入ってて、意外にもここでしか五代様像のスケッチ画絵葉書は買えません!
        その名もずばり「五代友厚」って焼酎も売ってますが、下戸のわたしにゃスルー物件。


        2.「薩摩辞書乃碑」
        観光バス停留所:「西郷隆盛像」と「薩摩義士碑前」の間
        住所:鹿児島市城山町7-1/県立図書館入口

        五代様がその刊行に尽力した「薩摩辞書」。
        薩摩言葉の辞書ではありませんよ、1869年初版の英和辞書のことです。
        ちなみにこの印刷のために大阪活版所が設立され、その碑は大阪市中央区大手通にあります。
        県立図書館は鶴丸城址内にあり、この辺りは史跡名所が徒歩圏内。



        3.「五代友厚誕生地」
        観光バス停留所:「西郷隆盛終焉の地」から徒歩8〜10分くらい
        住所:鹿児島市長田町31-18

        ちょうど当日の毎日新聞地方版→「“五代さま”生誕地に広場 「あさが来た」で脚光 鹿児島市







        ここには元々、石碑はあったそうですが、何しろ閑静な住宅地のど真ん中にあるので、いかにも旅行者な、しかも一人歩きの女が気軽に訪れる理由付けのためには、確かに整備も必要かと。
        整備されたところで特別な「何か」があるわけではないのですが、結構急な坂を上ってたどり着いた身には、休憩するにはもってこいの憩いの場になってます(マジ疲れた)。

        ま、ここだけでは何なので「西郷隆盛終焉の地」と合わせ技で行かれることをお勧めします。
        | − 「あさが来た」 | 22:22 | comments(2) | - | ↑PAGE TOP
        加野屋に来た
        0
          ハケン先がNHKと目と鼻の先だったので、仕事帰りに寄ってみた。
          だって8月1日(月)〜28日(日)は無料公開デー!

          第一の目的。それは入場してすぐのフロアで出迎えてくれます↓


          今日の「ウェルカムグリーティング」は

          ↑めっちゃ運が良い




          目的その二↓

          BKのドラマって、あんまりAKでは力を入れて宣伝しないんだけど、『ごちそうさん』以来かな?ちなみに、反対側には新次郎とはつがいたんですが、思い入れがないのでスルーしちゃった(笑)。
          ああ、この「洋行帰り」感ガバリバリ出てた初期の五代様のどっか浮世離れしたとこ、好きだったー。



          ↑五代様の遺品的な…


          ↑うわあああああ、First Penguin!
          だめだ、ペンギン見ただけで目から汗が…。




          思えばこの役一つだけで、今や女性週刊誌および各局ワイドショーに「第二のヨン様」もしくは「第二の氷川きよし」的扱いを受けてる「おディーン様」ですよ。
          何の雑誌だったかなぁ…『SODA』のヤスケン対談だったかな?なんかもうとにかく掲載雑誌が多すぎて、読んだ傍から忘れちゃうくらいあやふやなんだけど、
          「おかげさまで日本では今、よいイメージを持っていただけて」とか
          「好かれるかどうかは役次第」とか
          「悪い役をやれば悪く見られる」とかサラッと、でも本質的なことをズバッと言ってて、さすが『I am ICHIHASHI』主演俳優兼監督だわ、と思ったんですよね。
          もうほんと、パブリックイメージってそんなもん。『ICHIHASHI』公開当時は手酷いことも言われてたであろうに、大ヒット朝ドラで美味しい役をやった途端にこの掌返し(笑)。
          でも知り得たきっかけが何であれ、今は役に引きずられてファンだというよりむしろ、本人が持ってる資質に惚れてる人が多いんじゃないかなと思う、お誕生日1週間前である(笑)。
          続きを読む >>
          | − 「あさが来た」 | 17:27 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP
          総集編が来た
          0
            五代様成分の少ない総集編が(笑)。
            前編の最後、「東京物語」があそこまで本編と全く別物になるとは、おそるべし編集スタッフ…。
            その分(?)、後編の序盤が、全体の配分を考えるとだいぶ頑張って五代様に焦点を当ててくれたかなとは思いました。前編ですっ飛ばした子あさと五代様の追いかけっことか、そこで入れてくるかーと編集の妙に感動したわ(←上からw)。

            そんなこんなで、ギリギリ間に合った『あさが来た 下』読了。

            原案:古川智映子 脚本:大森美香 ノベライズ:青木邦子
            定価:¥1,404(税込) 発売:2016年3月
            出版社:NHK出版 入手経路:地元図書館にて貸出し

            上巻ほどカットされた箇所が見当たらない。むしろ、ドラマ本編の方が情報量多いくらいだ。
            字だけ追ってたら、五代様の部下の三坂さんの出番が結構多くて、陰になり日向になり五代様に尽くす姿がいじらしくて、なんかもうすっかり「亭主が愛人に心を奪われてるのを知りながら見送る正妻の図」に見えて仕方なかったのはわたしだけだろうか?
            もういっそ、三坂さん目線の五代様スピンオフが観たかった(笑)。

            ていうか、まだ「五代様スペシャルドラマ」制作の夢、あきらめてまへんで!

            続きを読む >>
            | − 「あさが来た」 | 21:22 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP
            下剋上が来た
            0
              朝ドラ恒例スピンオフ『あさが来た 破れ鍋にとじ蓋』。
              主役は加野屋の中番頭、亀助です。
              メインのストーリーは亀助がいかにしておふゆちゃんのお父さんと和解するかってことなんだろうけど、それよりも加野屋番頭コンビの掛け合いがやりたかっただけちゃうんかと(笑)。
              新田さん(@民王)いや違った、雁助さんなんかおふゆちゃんのお父さん(=上杉祥三さん)の芝居を真似るわ(←めっちゃ似てる)、ツッコミ入れるわ、とっちらかった展開をまとめてくれるわと多方面の活躍、お疲れさんどした。
              女子力の高さには定評のある亀助が、サツキと美和という当代一の元芸子と一緒にいても何ら違和感のない辺り、炭鉱であさとガールズトークかましてた頃を思い出しました。
              今思えば、あの頃が一番ワクワク楽しかったな〜(五代様もトンチキ発動お元気でしたし)。
              どうせスピンオフならこの頃がよかったなぁ…。いや、五代様の中の人が2月、3月超絶忙しかったの知ってるから、無理なの分かってるけど。
              てか、久しぶりに加野屋の面々を見たら、もうね、思い出されてしゃーないわ。

              うちはなぁ、誰よりも五代様にお会いしとうおますのや!

              …て思とったら、まだ完全に終わってないのに「登場人物のええとこまとめてお見せします」的な展開が!






              五代様シーンが来るまで、寝っ転がって観てましたが、途端に飛び起きて正座でガン見(笑)。
              久しぶりに見たら、中の人とは全然イメージ違いますね!
              えっと…五代様も好きですが、中の人にもハマってます(笑)。
              『あさが来た』から、あさの事業欲を引っこ抜いたら、五代様の存在ってあんまり意味ないもんなんだなーと実感させられたものの(笑)、とにかくおおきにありがとう。
              劇中、いろんな人がいろんなところで「シェッハン(=shake hands)」してましたが、それ最初にあさに教えたの、五代様ですからー!

              それにしても五代様御存命中は、まさか中の人がワイドショーのコメンテーターをはぁとにさせたり、バラエティに呼ばれたり、CM出まくったりすることになろうとは思ってもみませんでしたね。
              『精霊の守り人』のPは『あさが来た』第1週を観てすぐ青田買い(参照)、最近撮了した初主演ドラマに至ってはクランクイン直後に起用が決まったそうですが(参照)、NHKのPやらDは皆さま、目利きですな。
              (原案本読んでたし、実名登場だったから)わたしもわりと最初の段階から注目してたけど、周防さん(@カーネーション)やミズタク(@あまちゃん)を越えるとは思ってませんでしたよ…(まぁ、せいぜい伝様(@花子とアン)くらいに話題になればと思ってた)。

              ああ、久しぶりに「五代様充」できて幸せ。


              そしてまだ読んでいる、五代様本↓
              薩摩スチューデント、西へ

              著者:林 望   定価:¥1,800+税
              発売:2007年4月  出版社:光文社
              入手経路:地元図書館にて貸出し

              父に図書館まで取りに行ってもらったんだけど、「今頃読むのか?」と鼻で笑われてしまった。
              いやぁ、「五代友厚」で検索して引っかかったから借りたんだけど、これは厳密に言うと「五代様本」ではないですね。
              今までわたしが読んだ「五代様本」は、英国やベルギーで五代様が何をしたかに主眼が置かれた小説でしたが、こちらは五代様が引率して英国に連れてった15人の留学生が主役。
              ていうか、林望氏といえば『イギリスはおいしい』で有名なイギリス通。お能や『源氏物語』関連の著作があるのは知ってましたが、まさか時代小説にまで手を出してはったとはびっくりぽんや!
              道理でイギリス統治下の東南アジアやインドやスエズ運河の様子が詳細だったり、ロンドンの街並みがやたら詳しかったりするわけだ。
              彼ら、「薩摩スチューデント」はケンジントンの辺りに暮らしていたそうですよ。あそこら辺、いいとこだよね〜、緑が多くて。
              「攘夷攘夷!」とわめいていた血気盛んな薩摩隼人たちが、2カ月の船旅の間に「列強諸国からの植民地化をいかにして防ぐか」「近代化に必要なのは何か」を論じるまでになる…。何事も知識と経験が必要なのね。
              当初の目論見通りの学問の修養はいろんな事情で成就されなかったわけですが、彼らの知恵と修練が明治の日本を支えたと言っても過言ではない。

              五代様は、かように「井の中の蛙」であった若者たちを頭ごなしに諭すのではなく、実地見学で肌で分からせようとするあたり、教育者としても素晴らしい。
              しかし、彼の最大の魅力は何と言っても商才です。侍でありながら、その眼は常に何をどう動かしたら世の中が回るかを見据えている。
              そしてリンボウ先生の筆による五代様は、どんなことにも臆せず、好奇心旺盛で、来るもの拒まず何でも見てやるという姿勢で臨み、異なる意見の持ち主であってもとりあえず受け入れる度量の大きさと、相手を見下さず、不安を解きほぐすような明るい笑顔の持ち主。

              あれ…なんか中の人っぽくね?(笑)
              | − 「あさが来た」 | 23:39 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP
              ロスは来ない
              0
                わたしには、ね。
                勿論、ドラマとしてのクオリティの高さも各キャストの熱演も重々承知の上です。
                その上で敢えて言おう。

                わたしにとって『あさが来た』は、第16週の五代様退場で実質、終わってました\(^o^)/

                その後もちゃんと観てたし、それなりに興味深い話もあったけど、完全に余録って感じ。ドラマに対するのめりこみ度というか熱量が全然違う。
                ドラマの構成的にも、前後編を分けるなら年末年始の区切りではなくて、第16週が境じゃないかと。五代様退場のビフォーアフターで、加野屋の商いもそうだけど、時代感が変わった気がするんですよね。
                明治の草創期が終わって、次のステップへ進んだというか(五代様の中の人的に言えば「ネクストレベル」ってヤツ?)

                実は五代様退場回は、リアルタイムで観た時はそれほど感動したわけじゃなかったんだけど、この間録画したのを観たらがっつり泣いてる自分にびっくりぽん。
                ドラマでいろんなキャラが死んでいったけど、若くして余命を悟り、やり残したことが山ほどあって、それでも尚未来を語らずにはいられないという無念は、おそらく五代様からだけ感じられたのだな〜と。
                他の方々は皆、枯れ木がゆっくり倒れるように往生といった感じでしたが、急速に消えつつある炎といった感じがもう切なくて…。

                こんなに人気があるのに途中退場だなんてひどい!
                …と当時は思ってましたが、人気作品の人気キャラをひきずったまま、他局にも呼ばれ、むしろ退場後の方が民放各局から引っ張りだこだったことを鑑みると、中の人的には美味しかったかも(笑)。
                変な老けメイクもしなくて済んだしなー←ほんまそれな

                あ、言っときますが、わたしが五代様に惚れたのは決して中の人の顔じゃありませんよ?(むしろ、当時はそんなにイケメンと認識してたわけではない)
                史実の五代様関連本を読み漁るうちに、業績の偉大さとその割に忘れられてた事実のギャップにびっくりぽんだったことがポイントだったように思います。
                とはいえ、最近は中の人にもどっぷりハマってるわけですが。
                五代様に関しては、役が良かったのか、役者が良かったのかどっちなんだろうって時々考えます。
                史実はおいといて、ドラマのキャラクター的に言っても、一人だけ一歩も二歩も先んじて大局を読む大人物っていうのは美味しい役だと思うけど、それを演じてるのが例えば、諭吉とか渋沢の中の人だったら?あるいはフツーに名の知れてる若手俳優だったら?
                「五代ロス」なんて言葉は生まれただろうか…(ないな)。
                かといって、中の人的には五代役じゃなければ、ここまで今ブレイクしてたかどうか…(言っちゃ何だが演技派ってわけでもないしな)。
                そういう意味では、役にとっても役者にとっても(視聴者的にも)、まさに「僥倖の極み」といったところか。
                なので、花森安治に留学経験があるならともかく、これ↓はないと思うのよね〜。
                ディーン・フジオカ、朝ドラ人気爆発でNHK局内に「東西戦争」が勃発!?


                とはいえ、リアル五代様に惚れ込んだ個人的には、ドラマの五代様ってどうよ?と常々思っていた次第。
                わたしねー、最終回を前にしてこの記事読んで、怒髪天でしたわ↓
                『あさが来た』の脚本家・大森美香が舞台裏をすべて明かす!〜残り1週だから、話せることがある
                新次郎の人気は始めから期待していたというが、予想外の人気を得た登場人物もいた。
                「“五代さま”こと五代友厚ですね。元々、新次郎のほかに、実業家としてあさを引っ張ってくれる男性を登場させたかった。そして、どうせならソフトな新次郎とは正反対の性格にしようということになりました。
                ですから、キャスティングが決まる前は、ワイルドな薩摩男児のイメージで書いていたんです。原案本の描写では、お召し物もボロボロのようでしたから、荒々しい風貌を想像していました。
                ところが、ディーン・フジオカさんに決まり、劇中の衣装を着た写真を見ると、非常に英国紳士風。洋装も美しくスマートに着こなしていらっしゃったので、五代さんの性格も紳士にシフトしていきました。英語のセリフも自然と増えていって。
                『あさが来た』五代様 ワイルド路線から切り替えたその瞬間
                想定外の五代さまブーム
                劇中では「ラブの話をしましょう」など気障な言い回しが印象的で、それがさらなる五代さまブームをあおった。
                「セリフも考え抜きました。五代が死を前にし、病床に伏せるシーンもそう。五代は新次郎に、あさと新次郎は比翼の鳥だと熱く語りかけます。これは雄と雌が一体となって飛ぶ中国の伝説の鳥。英国紳士の五代ですが、上海にも留学経験があり影響も大きく受けている。ずっと英語だったからこそと、最後の決めゼリフにひねりを加えてみたんです」
                流暢な英語を交えて、あさを実業家の道へ導く五代に人気が集まり、志半ばに早逝すると、「五代ロス」と呼ばれる社会現象まで起きた。NHKには、五代の延命を願う投書も多数寄せられたという。
                当初は、ソフトな新次郎さんと対比させるため、五代様はワイルドに行こうかと思っていたのですが、16回の時、洋装で現れた五代様があまりにもかっこよかったので、スタイリッシュ路線に変更しました
                こんなに五代様、五代様と言ってもらえて、ディーンさん自身も人気者になるなんて、想像していませんでした。とてもうれしいです。

                あ〜なんかめっちゃあったまきた!
                そう!薩摩侍の五代様はずいぶんとワイルドだったのに、なんであんなジェントルマンになっちゃったんだっ!
                寄合所で紳士な五代様にアドバイス貰って、加野屋でこれまた優しい旦那様に慰めて貰ってちゃ、全然おもろないやろ!…って常々思ってたのよ。
                「ヒロインを取り巻く二人の男」っていうんなら、そこはどうしたって対照的な性格にするべきじゃん!

                設定変えるな、ボケッ!

                藤本有紀女史なら、役者のコスプレ見たくらいじゃ絶対当初の設定変えるようなことしないと思う…。
                外見はスタイリッシュでも、口開けば毒舌で元薩摩武士らしいバンカラで、あさを煽りながらも陰ながら認めて手助けするツンデレ五代様が観たかった!(←ちょいドS主任を加味してみたw)

                五代友厚という大河ドラマの主人公でもイケそうな偉人の掘り起こしと、おディーンのキャスティングには感謝するけど、路線変更の件は絶対許さん!


                ↑最近のマイブーム:百均でペンギングッズ集め
                続きを読む >>
                | − 「あさが来た」 | 09:03 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP
                最終回が来た
                0
                  祝・全156回完全視聴!

                  いやぁ、清々しく終わったね〜。
                  完全に客観的に誰にも感情移入しないで、実に冷静に最終回を迎えました。
                  そう、これこそが『あさが来た』放送開始直後に思い描いてた理想の朝ドラ視聴の姿!(笑)
                  当初の予定じゃ、半年通して今くらいのサラッとした気分で観るつもりだったのに、五代様ェ…


                  この晴れ晴れとした気持ち、去年の同じ頃と大違い!
                  何しろ、金曜のエリーの死に打ちのめされて、土曜のマッサンに感情移入しまくって冒頭シーンへの回帰という美しい最終回に感動した挙句、次週から『まれ』を観る気にすらなれなかったっていう…。
                  今年は、来週からすんなりと『とと姉ちゃん』に移行ができそうです←どんな内容にしろ、朝ドラ観てからの出勤じゃないと早く着きすぎる…

                  てなわけで、全く個人的な「こんな『あさが来た』が見たかった

                  1.妾とその子供たちがいる加野屋
                  あくまでも広岡浅子は「モデル」だとしてもだ。せっかく幕末から始めるのだから、こういう他の朝ドラじゃ絶対やらない題材こそ扱ってほしかった。
                  長いスパンのドラマなんだから、どんだけラブラブな夫婦でも一時期、隙間風が吹いたっていいじゃな〜い。
                  妻妾同居は省いてもいいからさ、炭鉱行ってる間にお妾さんに子どもができて、認知しちゃいましたー。けどあさが格別なおなごにはかわりあらへんのやで〜な展開を観たかったです。


                  2.活躍しまくる今井の実家
                  史実でもドラマでも婚家より実家の方がやり手。
                  実際事業を興す際にアドバイスもらうなら、近くの五代様より遠くの実家が妥当だと思うし、むしろ頼らない方がおかしい。
                  何より升さん演じるお父はん、あんなステキなキャラを出し渋るとはもったいない。
                  ていうか、かなり最近まで弟のQ太郎はもっと活躍するもんだと思ってました。あさのビジネスの良き相談相手兼理解者兼高額寄進者だったんだし、もっと交流があってもよかった。


                  3.薄幸のまま死んでゆくはつ
                  とにかくはつというか山王寺屋パートが辛気臭くていかん!
                  別に何が何でも史実通りにしろとまでは言わないので、生きながらえてもいいんだけどさ、全然おもしろくな(以下略
                  あ、どうしても宮崎あおいを起用し続けたかったなら、一回はつには死んでもらって、Q太郎の嫁(=史実の寿天子さん)役で再登場してもらえばよかったのよ。
                  最初は反目してたんだけど、次第に仲良くなって、本当の姉妹のようになる…といった筋が私には好みです(@ちかえもん)


                  4.もっともっとちゃらんぽらんな新次郎
                  玉木宏は及第点以上だったと思います←上から
                  最初にわたしが危惧してた、「商売ごとには無関心だけど、いざとなったら顔が効く」という史実の信五郎さんのいい意味でのボンボンらしさが出るのかというところを上手く出してたし、品もあった。
                  それを踏まえて、残念だったのは、新次郎が商売を嫌う理由をわざわざ取って付けたこと。何だっけ、幼馴染みの一家を救えなかった幼少時のトラウマ?そんなん別にいらんわ。
                  とことん働くのが嫌いなニートっぷりを徹底してほしかった。


                  5.アイドル歌唱じゃない主題歌
                  今や国民的アイドルとなられたAKBに物申すのは躊躇われるが、終わったからっええやろ。
                  「今日という いがー」の「」の言い方がどうにもガマンならず、音声消してました。
                  もっと言おうか?
                  「そっと お願い たー」の「」もなんかイヤ。
                  『花子とアン』の主題歌も大概だったが、こっちはドラマ自体途中脱落したので、どうでもよくなったんだけど。
                  去年のみゆき様は素晴らしかったよ、ほんとに。


                  五代様に関しては山ほど書きたいことがあるので、また明日。
                  | − 「あさが来た」 | 09:10 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP
                  紀尾井坂に来た
                  0
                    紀尾井坂の変(きおいざかのへん)は、1878年(明治11年)5月14日に、内務卿大久保利通が東京府麹町区麹町紀尾井町清水谷(現在の東京都千代田区紀尾井町清水谷)で不平士族6名によって暗殺された事件。「紀尾井坂事件」「大久保利通暗殺事件」ともいう。wikipedia


                    紀尾井坂ってどこにあるんだろう〜ってずーっと気になってたんだけど、Google Mapを見てたら、なんだー。勤務先のすぐ近所じゃん。
                    というわけで、昼休みに行ってきましたよ、暗殺現場に。
                    予想では、道路脇に石碑かなんかがひっそりあるのかと思ってたら、何だこの記念碑のデカさ↓




                    現場をそのまま保存すべく、周辺を公園化しちゃったんですね分かります。
                    ここ清水谷公園付近に大久保さんはお住まいだったようです。
                    五代様の事務所があった築地からは結構遠いぞー。



                    ついでだからここでお昼してたんだけど、いつの間にかスズメの群れに囲まれてちょっと怖かったです。鳩に食べ物を狙われたことはあったけど、まさかスズメに目を付けられるとわー。
                    都会っておっかねえだ…。



                    大久保利通卿(一蔵どん)@翔ぶが如く


                    『あさが来た』Ver.



                    ↑暗殺数日前の内務卿閣下と五代様


                    ↑暗殺前日の(以下略

                    そういえば『あさが来た メモリアルブック』で感動したのが、五代様の中の人が『翔ぶが如く』を観て、「薩摩武士の熱さ」の参考にしたって話。
                    鹿賀さんの若き日のドラマをブレイク中の俳優が今観ても尚「その豪快さと熱さがとても魅力的でした」と。「大阪のシーンが多くなってからも何度も」見直してたと。
                    ちょっと胸の奥が熱くなりましたね!鹿賀さんにもお知らせしたいなぁ〜。
                    | − 「あさが来た」 | 19:40 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP
                    ポン女に来た
                    0
                      おっと!実名登場はもういないかと思ったら、平塚らいてうは「そう来はりましたか」@五代様

                      だからその線引きはどこからなのかと小一時間(ry


                      そんなわけで、では全くなくて、単に今、都会まで定期券持ってるからというフットワークの軽さと、桜の開花で浮かれてるせいで、本邦初の女子高等教育機関である「日の出女子大学校」もとい、日本女子大学目白キャンパスへ行って来た。
                      目的は成瀬記念館で開催中の「女子大学校創立の恩人―広岡浅子展」(1月12日〜3月4日 ※4月8日まで延長/日・祝・月休館)↓


                      いや〜これね、そんなに熱心に行きたいって思ってたわけじゃないんだけどね。
                      やっぱり、先月大阪で浅子と五代様の足跡をたどってきたら、ポン女も行っとかないと!って肩を押されたような気がしてさ。
                      ていうか、実はここの大学院を受験して落ちてるんでイヤな思い出しかないという…(しかもできなかった問題が「アイルランド文芸復興運動」で、これ今だったらバッチリなのに〜というトラウマw)。
                      ま、ウチから遠いから、受かってたとしても通うの無理だったと思うんだけどね…←一人暮らしするという発想はないらしいw


                      成瀬記念館


                      成瀬記念講堂




                      土曜日も開館してますが、10時から12時までなんですよ〜。
                      …頑張って早起きして、電車を乗り継ぎ、ようやくたどり着いたと思ったら、「オープンキャンパスのため14時まで開館します」ってね…。

                      そーゆーことはHPで告知してくださらないこと?

                      たいていの人はそんなこと知ってるはずもないので、10時から12時の間に集中して来館するわけでしてね…。
                      案の定、ものすっごい混雑ぶりで入場規制がかかってしまった。

                      というのも、展示自体はそんなに多数の史料があるわけでもなく、こじんまりとした部屋の四方に浅子⇔成瀬仁蔵の書簡や、女子大学校設立の寄付金額とか、浅子が三度も読んで涙したという『女子教育』、卒業生の集合写真、三泉寮(いわゆるサマースクール)の様子が展示されてるだけなんですが、部屋が小さい分なかなか全員が入りきらないんですわ。
                      で、スムースに入場できるまで、第二グループは別室で待機。その間、スタッフの方が今回の展示についてのあらましや、朝ドラと史実の相違点について説明してくださるという仕組み←正直、展示よりこっちの方が面白いw
                      例えば…
                      ・今朝出てきたと思ったら、早速毒づいてた平塚明ですが、あれは史実に基づいてるらしい。
                      あの有名な『元始、女性は太陽であった』で浅子のことを「ガミガミ学生を叱りつけるばかりか、校長にまでビシビシ文句をつけたり」「自分の手腕に自信満々という態度で、押しつけがましく」と書いてるほど(←どんだけ…)。
                      さすがに大阪まで直談判には行かなかった、とのことですが。

                      ・ドラマでは成澤先生(=成瀬仁蔵)に対して嫌悪感丸出しのへぇさんこと、山崎平十郎(=中川小十郎)ですが、事実は理想とする教育に対して同じような使命感を持った「同志」のような関係で、そもそも中川を加島屋に紹介したのは成瀬だったそうです。
                      朝ドラの進行は、特に前半は(どういうわけか)五代様の業績が軸になってる分、浅子及び加島屋の史実はかなりズレてるんですが、このへぇさんの入社のいきさつや時期も全然違うんですね。
                      史実では、加島屋の経営が危うくなって、浅子が炭鉱売却を検討している頃、立て直しにやってきて、保険事業に携わることになったという話。
                      上手くまとまった後、中川は加島屋を辞めて立命館大学を創設します。

                      ・ドラマであさが「山倉様」なる支援者と会談するくだりがでてきますが、こちらもモデルがいて、奈良の山林王土倉庄三郎なる人物がその人。
                      実は、成瀬はアメリカから帰国後、女子大学校設立の話を土倉に持ちかけ、土倉が広岡浅子のとこに行っといで〜と紹介したそうです。

                      ・ドラマの千代ちゃん(浅子の一人娘亀子)と京都府立第一高女の寄宿舎で同室だった田村宣ちゃんは、ポン女卒業生初の校長、井上秀がモデルです。
                      実は入学時、既に人妻、さらに子持ちという実に現代的な学生でした(もういっそ、彼女主役のドラマが観たい)。
                      卒業後、広岡家の援助でアメリカへ留学し、当時最先端の学問だった「家政学」(=花嫁修業に非ず)を身に着けて帰国し、日本における家政学の基礎を築いたとのこと。

                      この説明を聞いたのが「収蔵絵画展」が開かれている左側の部屋で、ここに成瀬仁蔵の肖像画や、平塚らいてうの夫、奥村博史が描いた明の肖像画が展示されてます。

                      真ん中の部屋には、成瀬仁蔵愛用の品や、オルガン、政府からの開校許可の書類などがあり、ドラマのいつまでたっても青年のような「4番のワカメ」を見慣れているとギャップにびっくりぽん(笑)。
                      最晩年の病をおして行った最後の講義の写真はちょっと感動的ですらあります。



                      どうでもいいけど、「ポン女」創設に関わったヒロインだから、「びっくりぽん!」って言わせてるの?(笑)
                      | − 「あさが来た」 | 17:45 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP
                      • 1/3PAGES
                      • >>