三代目徒然なるままボヤッキーニッキー

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広げた風呂敷は必ず畳む

それが高田郁の良いところ♪
デビュー作『出世花』の続編にして完結篇の『蓮花の契り』読了。

著者:高田郁    出版社:角川春樹事務所
定価:¥648(税込) 発売:2015年6月
入手経路:楽天Books経由で購入

なるほどーそう来たかー。
前巻で出てきた主要人物のその後をきれいにまとめて、仏門に下ってるのにまさかの正念さま還俗かとか、お縁とくっつくのかくっつかないのかヤキモキさせたところで、そういえば、この話のテーマというか核は色恋じゃなくて、自分を捨てた母との和解だったね、で幕。
なんでもかんでもラブストーリーでまとめるのがハッピーエンドじゃないからね。いい終わり方だったと思います。

あーでもでも、わたしが一番ハマったのは、お縁が三昧聖(=湯潅師)としての腕を生かして、市中の事件を同心と解決していくとこでした。『出世花』は死体の描写が多いので絶対映像化には向かないと思うんだけど、このプロット、すごく面白いと思うんだよね。また、同心の新藤さまがいいキャラしててさぁ。何が惜しいって、完結しちゃったから、せっかくの名コンビがもう活躍する場がないってことよ。ま、作者が描きたかったのはこっちじゃないので、仕方ないけど。

次は「澪つくしシリーズ」の外伝かしら。小松原さま(屮゜Д゜)屮カモーン
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