三代目徒然なるままボヤッキーニッキー

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料理から商いへ
大人気「みをつくしシリーズ」が終わり、満を持しての眦聴蠖轡轡蝓璽困始まりました!
あきない世傳 金と銀 源流篇

著者:眦聴蝓―佝納辧С兩扈媼事務所
定価:¥580  発売:2016年2月
入手経路:地元図書館にて貸出し

新シリーズなので、一応様子見で購入を控えました←どんだけけち臭い…
一読後の感想は、想像以上に面白かった!
「みをつくし」1巻や「銀二貫」ほどの感涙感動シーンはまだそれほどないけど、とにかく禁じられた領域(学問と商い)に入り込もうとするいたいけなローティーンのヒロイン幸の人生が、登場時既に一人前の女で、途中から恋愛モード全開だった澪より、ひょっとすると面白くなりそう。
幸を陰から支える奉公先の「お家はん」や「番頭はん」、若旦那の御寮さんそして若旦那の末弟の智ぼんなど、基本いいヒトが多いってのも、ヘンに誤解されたりいじめられたりするジメジメ感がなくてよろしいわ。
奉公先、五鈴屋の色事大好き長兄、冷静で才気ある次男、文学好きの優しい三男と、三兄弟の設定がまるでカラマーゾフさんちの三兄弟やないかとツッコんだのはわたしだけですかそうですか。
とりあえず、『ちかえもん』と『あさが来た』が好きだった方、だまされたと思って一度は読んでみよう!

理由
「にんじょうぎょうるり」、いや違った「人形浄瑠璃」とちかえもん、いや違う近松門左衛門先生の話題が出てくる。しかも時代はあの「曾根崎心中」上梓から30年後。

理由
若旦那の御寮さんが、幕末の沈みかけた景気の悪いどこぞの両替商(笑)じゃなくて、船場の羽振りのええ両替商のこいさん(笑)。この時代(享保期)、花形だった両替屋の手形の仕組みも詳細に描かれている。
ちなみに「初めに手形を考えたんは、天王寺屋五兵衛、いわはるひと」(p.238)だそうですが、これって、朝ドラの山王寺屋のモデルやんかー。

理由
ヒロインは、「女だから」「文字を覚えること」を禁じられ、「大店の商家」で「商いの方法」を「番頭はんに教えてもらう」←まんま朝ドラww

ラストの描写から、御寮さんに逃げられた若旦那の後添えに幸をどうかと番頭はんから提案があって、それはよろしおますな、とお家さんも了解するんだけども、幸の心は出奔した三男に……みたいな流れになって行くんだろうなと想像つくけど、なにしろまだ幸は13歳。
この後のシリーズ化が楽しみです。
| itoyan | − 日本人著者 | 23:35 | comments(0) | - | pookmark |
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