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アラベスク


いつまでたってもピアノ初心者のわたしにとっては「アラベスク」と言えば、こっち↓だが(笑)


第8回「このミステリーがすごい」大賞受賞作、『さよならドビュッシー』読了。

著者:中山 七里  出版社:宝島社
発売:2010年1月  定価:¥1,400+税
入手経路:地元図書館にて貸出し

「このミス」大賞といえば、確か大賞は取れなかったけど、『タレーラン』も何かを受賞したはず。
今回借りて読んだきっかけは、なんだっけ…。あ、そうそう、ネットで(一部だけ)読んだフリーコミックの原作がこれでした(笑)。
そういえば、題名はどっかで聞いたことあるなぁと思ったら、映画化もドラマ化もされてたわ。相変わらず、トロい…。


ドラマ版↓


原作限定で感想書くけど、トリックありきの人物設定だなぁ…。
と、事件前のプロローグ段階で既に、このトロくさいわたしでさえも気づく、いわくありげなキャラ設定。
年も背格好も顔つきもピアノの技量もそっくりな従姉妹というだけの設定だと、ラストのトリック暴きまで行きつかないので、かたっぽをインドネシア国籍とかイスラム教徒とか、特異すぎるキャラクターに仕立て上げちゃったので、最後の「犯人は君だ!」とシーンも「うん、そんなこったろうと思った」。
あと、謎解き役のピアニストが実は元司法修習生とかいうのも、ちょっと盛りすぎでは?
ただ、この小説の面白さはそういうミステリ云々よりも、何が何でも賞を取ってやる!という一少女の気迫とか、クラシック音楽の解釈の仕方とか、異端となった者への対応とか、そういうとこかなと思います。
いやだって、このヒロイン、結果的に重大な罪を犯してるのに、自分で言うほど罪悪感が感じられなくて…。
ミステリとしてというより、道義的にその辺、どうなのよってツッコみたくなった。
− 日本人著者 | 14:55 | comments(2) | - | - | - |
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コメント
>「もういいや」と思いました。
あ、なんかすっごく分かるわ〜。

ドビュッシーの前にバッハが鎮座しているので、なかなかよそ見できないのであった…orz
| itoyan@管理人 | 2017/04/19 8:23 PM |

だいぶ前に原作を読んで映画もDVDで見ました。中山氏の小説はほかにも二作読んで「もういいや」と思いました。

ドビュッシーのアラベスク1番はゆっくり弾けばitoyanさんは弾けるようになると思います。そんなに難しくないらしいです。私は手が小っちゃいので無理ですが。ぜひチャレンジを。
| magatama | 2017/04/19 12:27 PM |

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