三代目徒然なるままボヤッキーニッキー

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A Flying Tyre
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    昨日深夜まで、いや日付変わってたかな?とにかく返却期限に間に合わせるべく、珍しく必死こいて『空飛ぶタイヤ』読了。

    【第28回吉川英治文学新人賞、第136回直木三十五賞候補作】
    著者:池井戸 潤   出版社:実業之日本社
    発売:2006年9月 定価:¥2.052
    入手経路:地元図書館にて貸出し

    あまり愉快な話ではないので、最初の方がどうしてもページが進まず辛かったけど、途中からもうページめくるのももどかしいくらいに止まらない。
    主人公の会社にかかってた容疑が晴れた瞬間、思わず涙が…(T T)
    そして、今日は眠気と戦う一日であった…orz

    で、今朝のニュース→「ディーン・フジオカ、本木克英監督作「空飛ぶタイヤ」で長瀬智也と初共演!

    わぁ、すごーい。偶然だねー!(棒)

    ……

    誰かにツッコまれる前に正直に自分で言います。
    そうです。嘘です。
    だいぶ前から長瀬とのツーショットが拡散されてたし、目撃情報上がってたんで、わたし、知ってましたー。
    長瀬が主演なら、きっと準主役ともいえる沢田役じゃないかなと仮定しながら読んでたんだけど、当たったね(^^)v
    てか、長瀬ってもう38歳なのかーい!(おディーンより二つも上だったんかーい)
    わたしの中での彼は、おそらく永遠に、鈴木保奈美に熱視線を送る青年(当時17歳)のまんまなの…。


    ところで、池井戸作品初の映画化とのことですが、『空飛ぶタイヤ』って昔、WOWOWがドラマ化してましたよね。
    2009年にはWOWOWの連続ドラマW枠でテレビドラマ化された。自動車会社が有力スポンサーの地上波では、作品の性質上、制作は難しいと思われたが、有料放送のWOWOWでは地上波のようにスポンサーの影響を受けることなく番組制作を行えるため、ドラマ化が実現する運びとなった。
    2009年日本民間放送連盟賞において番組部門テレビドラマ番組最優秀賞、東京ドラマアウォード2009において連続ドラマ部門優秀賞、第26回ATP賞テレビグランプリ2009においてグランプリおよびドラマ部門最優秀賞を受賞した。(Wikipedia)

    なお、主なキャストは
    赤松 徳郎:仲村トオル - 赤松運送社長
    沢田 悠太:田辺誠一 - ホープ自動車カスタマー戦略課長
    井崎 一亮:萩原聖人 - ホープ銀行調査役
    高幡 真治:遠藤憲一 - 新港北署刑事
    原作では見栄えのしない小太りの赤松社長を、スタイリッシュなトオルくんが演じた時点でもう別物よね。彼ならむしろ沢田や井崎の方が合ってるし。
    長瀬も全然イメージと違うけど、彼のぎらぎらした感じは何となくしっくりくるな。
    自分の会社に降りかかった「殺人」容疑を晴らすべく、警察や世間や大企業相手に奮闘してるのに、融資を打ち切られるわ、取引先をなくすわ、被害者に訴えられるわで、これでもかと押し寄せる苦難の連続。これが、GW前から借りてたのに、読み進められなかった原因よ。
    とにかく、赤松目線で読むと3/4以上まで辛いことだらけ。
    一方、赤松の交渉相手になる沢田は、ふとしたことから会社の不正を知るわけだけど、その事実を赤松のために暴くのではなく、自らの野望の切り札とするところが、読者の期待を裏切って面白いところ。
    とは言っても、赤松の窮状を知ったところで俺には関係ないねという態度から、内部告発につながるまでの変遷は、主役より複雑な分、脇役スキーにはたまらないキャラである。


    事故を起こしたトラックの販売元の会社が、ホープ自動車、グループ会社がホープ銀行、ホープ重工となってるけど、言わずと知れた「スリーダイヤ」のことですね。
    母子死傷事故からのリコール隠し発覚までの一連の不祥事が基になってます。
    横浜母子3人死傷事故
    2002年1月10日、神奈川県横浜市瀬谷区下瀬谷2丁目交差点付近の中原街道で発生した事故。
    綾瀬市内の運送会社が所有する重機を積載して片側2車線の走行車線(事故当時、付近にガードレールはなかった)を大型トレーラートラックのトラクター(ザ・グレート、1993年製)の左前輪(直径約1m、幅約30cm、重量はホイールを含めて140kg近く)が外れて下り坂を約50m転がり、ベビーカーを押して歩道を歩いていた大和市在住の母子3人を直撃。母親(当時29歳)が死亡し、長男(当時4歳)と次男(当時1歳)も手足に軽傷を負った。

    神奈川県警が車両の検分を行ったところ、事故を起こした車両はハブが破損し、タイヤやホイール、ブレーキドラムごと脱落したことが判明。三菱自工製の大型車のハブ破損事故は、1992年6月21日に東京都内で冷凍車の左前輪脱落事故が確認されて以降計57件発生し、うち51件で車輪が脱落していた(うち事故車両と同じ1993年製が7割を占めていた)。(Wikipedia)
    事故現場、事故車の所属会社、被害者のそれぞれが、ウチの近隣なもので、事故発生当初から馴染みがあった分、小説の存在も知ってたけど、なかなか手を出しにくくって。
    おかげでようやく読めたわ。ありがとう、おディーン様。
    グループ内における格差とか、グループの尻拭いを銀行がさせられるとか、なんだかんだでグループにいる限り安泰だとか、事故なんかなかったことにしちゃえばいいんだよーとか、ホントにあきれるばかり。人一人死んでるのに、何の危機感もない社風がこわい!(岩崎)弥太郎もびっくりぜよー!
    ちなみにわたしは一度、田町の自動車会社に面接に行ったことがあるんですが、自動車免許も持ってないのになんで行ったんでしょうねぇ。当然、落ちましたけど。

    このタイヤが飛んだトラックの会社、実際は廃業しちゃったそうですが、小説では二死満塁からの逆転ホームランってくらい、危機を何とか乗り越えて、明るい未来が待ってます。
    こういうフィクションにおける救済って、小説とか映像作品とかが成せる希望というか功績だなぁって思うので、エンタメ\(^o^)/







    どうでもいいんだけど、台湾でコルトのCM出てたのね!




    スズキのCM出てる長瀬(とTOKIO)はともかく、おディーンは今後日本で、三菱系のCMにはもう出られんなぁ…。
    | − 日本人著者 | 21:40 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP
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