三代目徒然なるままボヤッキーニッキー

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The Seven Conferences

鹿賀さん出演作と聞いて、原作を借りてみた。

『空飛ぶタイヤ』に続く池井戸作品映画化ですね。

七つの会議

著者:池井戸 潤  出版社:集英社
発売:2016年2月  定価:¥800(+税)
入手経路:地元図書館にて貸出し

年末に借りたときは待機者もいなかったんで気軽に延長したら、いつの間にか四人待ちになってる?お待ちの皆様、長いこと借りててごめんなさい<(_ _)>
基本、おっさんしか出てこないし、ものすごくクローズドな会社の話なので、最初とっつきにくいんだけど、一度読み始めたら最後までノンストップです。
タイトルは「七つ」だけど、八つの連作短編で、一番最初の話が謎を残したまま終わるので、次を読まざるを得ないという巧妙な仕掛け。全く関係のないように思えた一話の人事と二話の町工場の話が次第に結びついて行く過程に、ビジネス小説と思いきや、実はちりばめられた謎のピースが埋まって行く推理小説だった、みたいでゾクゾクします。
池井戸作品はビジネスマンや、その家族の描き方が多少類型的ではあるけど、今作はグータラを装った正義感八角のキャラが秀逸で、彼が映画では純然たる主役。東京オリンピック・パラリンピック開閉会式演出の総合統括を務める野村萬斎が演じます。

えっ、あんなに切れ者っぽい萬斎さんがグータラ不良営業マン?…と思ったけど、そうだ。あのひと、『のぼうの城』ののぼう様だったわ。

せっかく映画化を前に読むならば、誰が演じるかを思い描きながら読むのも楽しい。
八角民夫(万年営業第一課係長):野村萬斎
北川誠(八角と同期の営業部長):香川照之
原島万二(営業第二課課長から一課長へ):及川光博
坂戸宣彦(若くして第一課長だがパワハラ疑惑で左遷):片岡愛之助

三沢逸郎(ネジ工場の社長):音尾琢真
三沢奈々子(逸郎の妹):土屋太鳳

新田雄介(経理課課長代理):藤森慎吾
浜本優衣(雄介と不倫している営業四課社員):朝倉あき

佐野健一郎(営業部次長からカスタマー室長へ左遷):岡田浩暉

飯山高実(経理部長):春風亭昇太
江木恒彦(新興ネジ会社社長) :立川談春
加茂田久司(経理課長):勝村政信

村西京助(親会社から出向の副社長):世良公則
梨田元就(親会社の常務取締役で村西の同期):鹿賀丈史
宮野和広(社長):橋爪功
徳山郁夫(親会社社長):北大路欣也

『半沢直樹』みたいなキャスティングだなぁ…。
とりあえず、萬斎さんと及川ミッチーがタッグを組んで、不正を働くカマキリ先生と三田村会長と鹿賀さんに立ち向かう、みたいな感じです。
鹿賀さん、やっぱラスボスだなぁ…。
個人的には新田役がチャラ男なのが最高に胸躍る(笑)。
− 日本人著者 | comments(0) | -

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