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「野望の階段」義以
LaLa TVで野望の階段キタ━(゚∀゚)━!!!

これはitoyan初渡英前にNHKで観たBBCのドラマ(1991〜95年の三部作)で、面白さのあまり番組終了後しばし動けないほどの結構な衝撃を受けたドラマでもある。何といっても英国で最初に買ったペーパーバックがこの原作だ(笑)。ちなみに訳本は角川文庫から「ハウス・オブ・カード」というタイトルで出ていたはず・・・今はBook Offで運が良ければ見つかるはず・・・。
ドラマを語るその前に主役のフランシス・アーカートを演じたイアン・リチャードソンの冥福を祈ろう。合掌。(2007年2月9日逝去 享年72歳)

で、「野望の階段」ですが。何故、この時期に放送?イアン・リチャードソンの追悼?それとも統一選挙間近だからか?ま、理由なんて何でもいいです。とにかくもう一度観たいと切実に願っていたので(←ビデオに取ってなかったので)、LaLa TVには感謝しきり。
主役のアーカートは保守党の院内総務長(←「ヒラ議員の尻をたたいて、不始末を整理するのが仕事」)の役に就いて久しく、次の選挙後には入閣するぞ!と意気込んでる。ところが、高邁で人柄はいいがリーダーシップに欠ける首相はそれを見送り、引き続き総務長として任命する。アッタマきたぞー!とアーカートは次から次へと小汚い裏工作を仕掛け、彼を首相の座から引き摺り下ろすことに執念を燃やす・・・という、なんともえげつない政治ドラマ。
出てくる政治家たちも揃いも揃ってイギリス的というか、コカイン中毒、不倫、共産党員だった過去、身内の不始末にゲイ疑惑・・・と、まさに90年代初頭の保守党政治(ということはブレア政権直前か)。

原作も読んだがドラマはその数倍も面白い。そのキモは、アーカート(名前からしてスコットランド系だな)が時々TVの前の視聴者に向かってカメラ目線で、己の心情を吐露し、現況を解説する演出にあると思う。芝居で「傍白」と言うのがあるけどあれに近いかな。おかげで、アーカートのやってることはホントに汚くて卑怯なのに、どこか憎めなくなっちゃう。というか、彼のハカリゴトを共犯者として手伝ってるような気持ちにさせるのだ。
ちなみに脚本はBBC「高慢と偏見」や「ブリジット・ジョーンズ」の脚本も担当したAndrew Davies。その縁なのか(というかこっちが先だけど)、「高慢と偏見」でリジーの姉・ジェーンを演じたスザンナ・ハーカーが「適度に頭のいい」新聞記者役で出ていたりもする。そしてわたしの目は見逃さない。アーカートの部下役で「ホームズ」シリーズのレストレード警部が出ていることを!
「君がそう思うのは自由だが、わたしの口からは何とも言えないな」(byアーカート)
後編も楽しみです、アーカートさん!
− 「野望の階段」 | 23:41 | comments(2) | trackbacks(1) | - | - |
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コメント
よろしかったらまたDVDに焼きましょうか?>「野望の階段」

「BJD」は楽しいですよ♪ヒュー様のちょいワルぶりとMr.ダーシー、いやコリンのセクシーヴォイスにうっとりです。
続編はあんまりお勧めしませんが、まぁそれなりに楽しめますとだけコメントしておきましょう(笑)
| itoyan@管理人 | 2007/04/08 6:09 PM |

野望の階段、私もなんとなく覚えています!
ただ、そのときはイギリスのドラマなんだか、アメリカのドラマなんだか・・・なんてことは考えていませんでした。
そうか〜イギリスのドラマだったんですね。

ところで今日は渡英前の予習として
「ノッティング・ヒルの恋人」
を借りに行ったのですが、VHSしかなかった・・
(しかも他の映画はほとんどDVDがあるのに!)
で、なくなく諦めて、
「ブリジット・ジョーンズ」
を借りてきました。
これはこれで楽しみです〜。
| CHOBI | 2007/04/06 10:08 PM |

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2016/10/05 8:12 PM
"「一作一本」の基本に戻"ると言ったばかりですが、まあこれはいいでしょう。(笑) 先頃ネットフリックス製作・配信による、アメリカのリメイク版(シーズン1)がフジテレビ深夜で連続放送されましたが、基本的な印象はほとんど、意外なほどオリジナルのイギリス版
死ぬまで海外ドラマ(死ぬ海)