Three Orphans
紆余曲折の末、手元に届いた“Orphans”読了\(^o^)/

Author:Lyle Kessler  Publisher:Samuel French Inc Plays
Published Date:2010.2   Price:¥1,429(Inc.Tax)
Via:Kinokuniya Web Store
公式サイトのあらすじ
フィラデルフィアの廃屋で暮らすトリート(細貝圭)とフィリップ(佐藤祐基)の孤児兄弟は、凶暴な性格の兄トリートが臆病な弟フィリップを外界に出さずに支配し、トリートの稼ぎだけで生活をしていた。そこに、やくざ者のハロルド(加藤虎ノ介)が迷い込んできて、彼もまた孤児だったことから、3人に疑似家族のような日々が訪れる。
ハロルドはかつて自分がされたことを返すかのように、若い二人にさまざま事を教えていく。フィリップの中でトリートの存在は少しずつ薄れていき、やがてトリートは孤独感にさいなまれてしまう。
孤児(オーファン)との共生によって再生する孤児たち(オーファンズ)の物語の向かう先とは・・・。


『オーファンズ』は今回、本邦初上演ではなく、過去に何度も上演されてる有名戯曲。ググれば過去の芝居の感想や、あらすじが山ほど出てくるので、今更わたしが英語で読む必要などどこにもないのですが、まぁ原作付きのドラマは放送前に読むのが常なので、同じようなもんだと思ってください(笑)。
虎ノ介のおかげで(?)、過去にも数冊、英語原文の戯曲を読んでますが、ダントツに読みやすかった。
無教育・無教養な状態で育った人間の会話がメインだからかな?
その分、文法間違い(過去分詞を過去形として使ったり、三単現が抜けてたり)が散見され、そこら辺、マキノ氏、どうやって訳すんだろうって興味があるし、non verval communicationが多い、典型的「海外モノ」な芝居を、日本人が日本語で演じること自体、鑑賞するのが大変楽しみでございます。
野放しに育った兄と弟に、いわくありげな男が加わって疑似家族を形成するまでの三場が一幕。
それから二週間後、男のペースで世間を知り、愛を知った兄弟と、男の結末を描く四場の二幕。
最後のシーンで、兄が泣き叫ぶシーンがあるんだけど、やばいわ。ここで涙腺決壊の自信あるわ…。


兄弟を導く(言い方換えれば洗脳するような)男、ハロルドを虎ノ介が演じるわけですが、めっちゃいい役です。そりゃ、過去に四季の故日下さん、根津甚八に高橋和也等、名優が演じてただけある。
ていうか、役柄的にもっと若けりゃ、凶暴な兄、トリート役が絶対似合うと思うんだわ。それが、「オトナ」なハロルドやるっていうんだから、まぁ、立派に成長しちゃって…と目頭を押さえざるを得ない(笑)。
劇中、この歌を口ずさむシーンが多々あるんですが↓

もしかして、歌声、聞けますかね?(ワクワク)

FYI:
舞台公式サイト
・「マキノノゾミが名作舞台「オーファンズ」を演出
・「細貝圭、加藤虎ノ介がマキノノゾミ(上演台本、演出)と語る、濃密な三人芝居『オーファンズ』の魅力
・「マキノノゾミ×細貝圭×加藤虎ノ介が語る『オーファンズ』の挑戦
− 洋書 | 23:05 | comments(0) | - | - | - |
フランスの王妃なのです
始まりました、『クイーン・メアリー2』。


すっかり忘れてたけど、そうでした。第1シーズン最終回、フランス国王アンリ二世が(王太子によって)死に至り、スコットランド女王の夫、フランソワ二世が即位したんだった。
とは言え、新たな時代、新たなシリーズの幕開けという趣は全くなくて、全くもって前回の続き、ペストの大流行シーンから。
この「前回観てなきゃ分からんだろ」という新規の視聴者を寄せ付けない始まり方が海外ドラマ…。
しかし、メアリーもそうだけど、フランソワもどうしてこう、目先のことだけに突っ走るんだろうねぇ(←ドラマだから)。

第1シーズンの終わり頃に唐突に出てきて、これはきっと今後のカギを握る人物…と思ってたカッスルロイ卿の娘だとか、孤児のパスカルとか、あっけなく死んじゃって、第1回からオイオイ・・ (;´д`)ノ
特にパスカルなんて、第1シーズンであれだけ意味深だった「ペイガン」と関係あったのに、たかが(?)ペストで死んじゃうなんて、何の意味があったんだか…。
史実では、メアリーの母方の実家ギーズ家が宮廷の実権を握り、プロテスタントの迫害を進めるのですが、対抗する形で台頭するコンデ公がドラマに(ちゃんと)出てきて、ちょっとわくわくしてきた。
あと、ちらっと「摂政」という言葉がカトリーヌから発せられてたけど、フランソワ亡き後の「史実」になるのかと思うと、興味深い。

ていうか、わたしは「スコットランドの」メアリー女王を観たいので、早いとこフランソワには死んでほしいのよね(酷)。
TVっ子の独り言 | 23:55 | comments(0) | - | - | - |
各社入り乱れての職探し
季節の変わり目&職ナシ期間恒例の「絶賛大掃除なう」でございます(←だから年末には何もしないw)。
そんな折、超久々に某R社経由にて来 月一ヶ月の単発ハケンが決まりました。
始まるまであと三週間、何をせえっちゅーねん。どっか旅行に行こうかな…。

てか、ホントは「9月中旬から10月末まで」の某A社経由の仕事に
【応募→着電→社内選考】
まで行ったのに、今朝、その選考に落ちたとの連絡が来たわけ。
うん、先週金曜の時点でまだWebに掲載されてたからそんなこったろうと思った!
ここでホントは「何が悪かったんですか?」と聞くべきだろうし、なんか電話の向こうのA社営業もそんな感じで一瞬、間があったんだけど、実はワタクシ、先週の時点で既に二股かけてたんで、落としてくれてラッキー♪なのでした。

並行して、来月のT社経由のシケカン仕事の予定も入って来ていて、うっかりするとダブルブッキングしそうでおかしくなりそう。
とりあえず、A社の仕事が決まらなくて本当に良かった(笑)。
負け犬派遣日記 | 21:38 | comments(0) | - | - | - |
パンケーキが食べたいの!
寝不足+朝食抜き+暑さで体力消耗。

あー、甘いもん、食べたいなー!

せっかく仕事が早く終わるんだし、今日は何が何でも町田でパンケーキ食べるぞ!…と、試験中そればっか考えてた(笑)

…と言うわけで、とあるビルの二階にある「LATTE GRAPHIC」にやって参りました。
日曜の昼時なので、めっちゃ混んでましたが、お一人様なので、カウンター席のグループとグループの間に入れてもらいました(^^)v


↑カフェモカ(¥450)


↑シトラスパンケーキ(¥880)

おお、これこれ。
このふわっふわの生地に、甘いクリーム、そして酸味のあるフルーツ。
正直、アイスはいらない派です。溶けるとパンケーキの生地に浸透して、びしょびしょになるから。

大満足♪
美味しい生活 | 19:15 | comments(0) | - | - | - |
日曜出勤
月〜土も出勤してないけどさ(笑)。

久しぶりにシケカンですが、なぜか今回依頼メールが来なかった不思議。
同業者AYO様の有難い御親告により、乞われてもいないのに志願メールをしれっと出して、何とかゲットした今回のお仕事であります。
この道十年選手のベテランシケカンをナメてもらっちゃ困るのよ(笑)。

今日は大教室に複数科目、しかも終了時間がまちまちというコンタミの恐れがある担当でしたが、主任監督のオジサマが奮闘してくださったおかげで、無事終了(午前はね)。
お金を扱ってる企業の社員が受験生の割に、なんでこうも遅刻が多いんだか…。


初動が遅かったせいか、午前までのシフトしかあてがわれなかったので、あとはゆっくり乗換地点であるまほろ…もとい、町田を散策。
今日は「フェスタまちだ」の日であったか↓


ついでに、我がスワローズが誇る畜生ペンギンこと、つば九郎に会ってきた↓


今日、通常通り午後もシケカンやってたら、小田急の遅延に巻き込まれてたな…↓
燃え上がる屋根、叫ぶ乗客=動揺広がる車両内−小田急線火災
負け犬派遣日記 | 19:00 | comments(0) | - | - | - |
British Holiday
そういえば、三越で「英国展」やってるシーズンなのよね〜(〜18日)。
当分、そっち方面に行く用事はないなぁ…。

という無聊を慰める意味で、昨日横浜で買ってきました↓
CREA Traveller 2017年秋号

カンタベリー
ルイス
ウィンチェスター
ワイト島
トーキー
異境のウェールズ
最新ロンドンは“クラフト”を狙え!

南イングランドと北ウェールズとロンドンというよく分かんないラインナップですが、やはり英国の田舎は良い。
ウィンチェスターとコンウィへはいつか必ず行ってみたい。

その前に、オーソドックスにコッツウォルズだな…。

散財反省記 | 22:14 | comments(0) | - | - | - |
秋の若旦那 in 横浜
毎年恒例の独演会。
今年は無職なので、「残業が〜」とか「間に合わないかも〜」とか「電車遅延が〜」とかいう憂いなく、事前にMM21勤務のAYO様とお茶する余裕付き(笑)。


平日の夜だってのに、ほぼ満席で二階にも入ってる。上方の落語家(=つまりよそもん)で、これだけ集客力を持ってるのって、やっぱすごいことだよねぇ。
本日の番組

「桃太郎」:桂團治郎
軽業」:桂米團治
「鯉盗人」:桂しん吉
「替り目」:桂米團治
-中入り-
「猫の忠信」:桂米團治
わー團治郎さん、1月のブロッサム以来〜。
まずは舞台出演ネタから。そういや、Twitterでもよくつぶやいてるけど、ちょくちょく大阪の舞台に出てるよね(『銀二貫』にも出てたし)。そういう意味では、三人の弟子の中で彼が一番師匠の血をひいてる?(*血縁関係はありません)。
彼の息子役で一緒に出てた子役ちゃんとのエピソードからの「桃太郎」。こまっしゃくれたというより、大人びたケン坊に客席大うけでした。

さて、本日の若旦那。
黒紋付きに薄緑の袴でさわやかに登場。
「桜木町っていい響きですよね。ぱーっと華やかで。でも野毛なんですよね、賑わい座って。桜木町って言ってますけどね」
いや、駅はさんでこっち側は野毛って感覚だけどね。海側がみなとみらいで、山側が野毛。で、最寄駅が桜木町(←ローカルネタ)。
「お伊勢参り」「上方特有のハメモノをふんだんに」というからには「東の旅」シリーズのどれかかな?と思ったら、やはりその中の「軽業」。
これは今回初めて聴きました。というか、若旦那の持ちネタだったとも知らなんだ。
前半は見世物小屋で騙される喜六と清八(というか主に喜六が)、後半は今のサーカスみたいな小屋での軽業で、実際の軽業師の動きを指で示すという、音声だけでは伝わらない面白さ。
サゲは軽業師が失敗して落下しちゃって、口上役にどないなっとんのや〜と言うと、「長口上は大けがの元でございます」。

お次のしん吉さんは師匠、吉朝さんの思い出話から、追善公演の告知↓

うっわー、これ、めっちゃ行きたいヤツ!
けど、平日の夜か〜。夜の半蔵門からウチまで帰ってくるの、やだなぁ…。
その師匠が高座によくかけてたという「鯉盗人」は、料理屋に盗人に入って鯉をさばいてもらったら、めっちゃうまくて、カツあげた五両をお代として払って帰ってきたというマヌケな噺。

中入り前、「替り目」は二か月前に南天さんで聴いた噺だ!ベージュの着物に茶系の羽織のコーディネートが美しい。
南天さんの酔っ払いオヤジはすっとぼけ〜って感じだったけど、若旦那のはどことなく米朝師匠っぽい。よくお父上のモノマネするんだけど、そこをベースに酔っぱらわせたって感じ。
さりげなく、しん吉さんのネタを混ぜて、「さっきの鯉料理は旨かった〜」に大爆笑。
うどん屋さんに「銚子の替り目」って言わせるのは初めて聴いた気がする…。

さて、今日はしっかり「米團治カレー(辛口)」をゲットしました。油断してるとすぐ売り切れるからね〜、ダッシュで買いに行った(笑)。

↑おやつ

大トリはDVDにも収録されてる「猫の忠信」。
何と言っても見どころは、二人の常吉早変わり!
…ではなくて、正体を見破られた狐狸妖怪が本性を現すところであります。
お師匠さんと「ぬくい刺身の仲」だった常吉の正体は、二親を三味線に変えられた猫。
ここで、ぽーんと座ったまま上に跳び上がり、人から猫へ変身する様を見せるんですが…。

若旦那、跳びすぎっ!

運動神経がいいのは知ってるけど、ああ見えてもう58歳ぞ…。
今日、わたし、前から9列目のど真ん中だったせいもあり、ほとんど真正面で若旦那を観てたんだけど、あっけにとられるくらい高く跳び上がって、度胆抜かれたわ。
にぎわい座のお客もここでどよめきが起こって、息をのむ音が聞こえたくらい。
一瞬の間があって、ものすごい拍手の嵐。いやぁ、びっくりした。

落語じゃなくて芝居を観ているような華のある独演会でした。
次に会えるのは、来年正月のブロッサムかぁ…。

キモノ着て行こ。



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−古典芸能 | 22:25 | comments(0) | - | - | - |
アメドラ版英国ドラマ
来月スタートの某連ドラ放送に向けて、目下HDの空き容量を増やすべく、録画済みの番組をガンガン消化しているところでございます。
ところどころ録画ミスしてるわ、最終回録画忘れてるわで散々だったけど、とりあえず観終わったのが、去年?いや一昨年フジでやってた『ハウス・オブ・カード 野望の階段』第1シーズン。


これ、元々はイギリスBBCでやってた『野望の階段』ってドラマのアメリカ版リメイクなんだけど、2話×3部とコンパクトにまとめたイギリス版に比べてめっちゃ長いわっ!
面白いことは面白いんだけど、ちょっと冗長すぎじゃなかろうか。2013年開始の第1シーズンだけでも13話あって、2017年現在シーズン5まで製作とか、もう追っかける気も無くしたわ(笑)。
イギリス版の主役はイアン・リチャードソン(故人)っていう老俳優が演じてたので、先がないんだから早く自分に閣僚やらせろ!っていう焦りがある分、無茶な逆切れ行動も分からなくもなかったけど、アメリカ版の主役はケヴィン・スペイシーなんですよ。
アンタ、まだまだ将来があるでしょうが!ってツッコんでる時点で、わたしにアメリカ版を観る資格はないのかも(笑)。

謀略の限りを尽くして邪魔者を陥れていく夫婦、スクープを追い求める若い女性記者、アルコールに溺れる部下、尻拭いをする秘書、無能な閣僚と登場人物のベースは共通しているけど、わたしがイギリス版で一番好きな第二部って首相となった主人公とそれにいちいちはむかう国王の戦いなんですよね。
そこはどう転んでもアメリカ版じゃできないよねぇ…。

ちなみにその時の国王役が、のちの『刑事フォイル』のクリストファー・フォイル役(=マイケル・キッチン)だと知った時の衝撃よ…。


TVっ子の独り言 | 18:30 | comments(0) | - | - | - |
Touch & Go!


やっと終わったー!\(^o^)/
わたしも昨日今日、キチガイ、いや基地外の住民になったわけじゃないので、幼少時から頭上を飛び交う戦闘機の爆音には慣れてますが、今回は久々に酷かった。
電話もTVも玄関チャイムも聞こえないし、轟音が心の臓にぐさぐさ突き刺さるし、たまに訪れる静寂も次の騒音がいつ来るかと逆にびくつく始末だし…orz
北朝鮮のミサイル発射や核実験等、訓練も致し方ないかなと思わざるを得ない状況だったにせよ、ホントに気がおかしくなりそうでした。
ま、有事の際には厚木基地が危ないらしいので、その時は皆さま、「itoyan、終わったな」とでも思ってください。

iPad Miniにて自室の窓より撮影↓

日々雑感 | 22:20 | comments(0) | - | - | - |
4×4=文六
そういうわけで(前日参照)、読んでみた。
悦ちゃん

著者:獅子文六  出版社:筑摩書房
発売:2015年12月 定価:¥880(+税)
入手経路:地元図書館にて貸出し

*初版:1937年3月  発行元:大日本雄辯會講談社

すごい…。昭和12年の小説なのにめっちゃ笑える!
これ、ドラマを観てようが観てなかろうが、とにかくお勧めしたい!
会話やシチュエーションが面白い小説なら山ほどあるけど、地の文で笑える小説ってなかなかないですよ。なんだろう、落語のやり取りみたいな生きのいい語りが肌になじむというか、言い回しの古さを除けばライトノベルの感覚で読めるというか。
面白いなぁと思ったのが美人を見て「シャンだぜ」っていうのがよく出てくるんですけど、これドイツ語のschön(美しい)のことですよね。
最初何の事だかわかんなかったんだけど、「バックシャン」て言葉を思い出して、ようやく意味を推察できました(これもよく考えたら【back(英語)+schön(ドイツ語)】で変な言葉だな)。
悦ちゃんの言葉遣いも、今っぽい男の子言葉を使ってたり、そうかと思うとナチュラルに山の手言葉でしゃべってたり、子供っぽいのか大人びてるのか分かんなくなるあたりがユニークです。

肝心のストーリーは、悦ちゃんが新しいママを探すというのは同じだけど、出てくる人間が(村岡先生と鏡子さん一家を除いて)ドラマよりサイッテーなヤツばっかです(笑)。
碌さんですら、悦ちゃんを残してカオルさんを追いかけて一人、京都まで出奔する始末。
そのカオルさんは夢月とデキちゃうし、鶴代さんの夫は収監されちゃうし、婆やはぎっくり腰じゃなくて柳家に愛想尽かして出てっちゃうし、ちょっと悦ちゃんの状況が悲惨すぎて、こんなのこのままドラマ化したらただでさえ低い視聴率がどん底まで行っちゃうわ…。
わたしは原作厨だけど、カオルさんにも夢月にもちゃんと視聴者が愛せる部分を見せてくれるこのドラマの改変は、なかなか良いと思います。

悦ちゃんの歌声が子供らしくなくて、マレーネ・ディートリッヒみたいだって言う描写があるんですが、ドラマの悦ちゃんまんまじゃないかー。オーディションのキモはもしや、ここか?(笑)。

FYI:「獅子文六特設ページ
− 日本人著者 | 15:40 | comments(0) | - | - | - |